4代目愛車 ダイハツ・YRV

 さて、1代目「トヨタ・コルサ(AT)」、2代目「ニッサン・パルサー(AT)」、3代目「ダイハツ・ロッキー(MT)」
と、乗り継いできた私。コルサとパルサーが「ごくフツーのクルマ」だっただけに、3代目ロッキーのインパ
クトは強く、「これは長くつきあっていけそうだ」と考えていた。
 が、しかし、この「長くつきあっていく」という言葉の意味を完全に取り違えてしまっていたようだ。
 ロッキーは、確かに良いクルマであった。あの大きさで本格的なクロカンの要素を持ち合わせ、荒れ地
だろうがどこだろうが悠々と進んでいくたくましさには感心した。しかし、日常的な使いやすさを考えると、
「?」であった。後部座席に人を乗せるとき、後部座席の狭さ(乗車定員は、なんと4人!)、そして何より
も、2ドアであることが致命的だった。後ろの荷室も狭い。独身のうちはこれでも何ら問題ないが、将来の
ことも考えると、そこそこの車内空間は必要だと感じた。「長くつきあっていけるクルマ」とは、やはりそこそ
このコンパクトなボディーで、なおかつスペースユーティリティーが高く、使いやすいクルマ、である、という
ことに、今頃になって気が付いたのである(^^;)

 ということで、名残惜しい気もしたが、ロッキーを手放すことになった。結局、私はロッキーの、クロカン車
としての素晴らしい性能を活かしきることができなかった。でも、手放す段階での走行キロの少なさ、外装
やエンジン等の状態の良さを考えると、まだまだ現役で活躍してくれるはずである。きっとどこかで、余生を
送ってくれるだろうと願いつつ、ロッキーにお別れ(T T)
  

 YRV購入経緯

 ロッキーに代わるクルマを探す際、当然ながら、「車内空間に『ある程度』ゆとりがあるクルマ」ということ
を第1条件に挙げた。『ある程度』というのは、あまりにも車内空間にこだわると、キリがなくなるからである。
当初、「ホンダ・ストリーム」「トヨタ・スパシオ」「ダイハツ・アトレー7」など、7人乗りのクルマも考えたが、価
格の面、駐車スペースの件(当然車体が大きくなるわけで…)、そして何よりも、最近やたらと7人乗りのクル
マがはやっており、「人と同じじゃつまらない」という私自身の性格もあり、早々と却下。あと、当然ながら
「4ドア」「コンパクトなボディー」も条件に挙げた。その結果、

 「スズキ・エリオ」 「トヨタ・ファンカーゴ」 「トヨタ・ラウム」 「ホンダ・フィット」 「ダイハツ・パイザー」
 「ダイハツ・YRV」

あたりが候補に挙がった。

 検討中に、突如、もう一つ大事な条件を思い出した。「MT」であること。
私は、免許を取得して以来、1代目、2代目と、約8年間ずっとATのお世話になってきた。しかし、たま
たまロッキーで久しぶりにMTに乗り始めたとたん、何故かMTの面白さに取り憑かれてしまい、今では
ATのクルマはクルマではないと勝手に思いこんでいる。ATにさんざん慣れておきながら、突然MTに切
り替えたという、変わり種なのであります(^^;) そうそう、MTだよ、今売れ筋の「フィット」にMT仕様はある
のかな………ない。えっ、ファンカーゴにも、ラウムにも、MT仕様がないじゃないか!(怒)
 と、いうことで、候補車は一気に、「エリオ」「パイザー」「YRV」の3つに絞られました。

 試乗で即決

 「ダイハツ・パイザー」は、検討中の頃もすでに「生産中止」の噂が流れていて(案の上、YRVを購入してすぐ
「生産中止決定」の正式情報を入手した)、マイナー好みの私の心をくすぐったが、デザインがイマイチ平凡。
「スズキ・エリオ」は、車内がとても広く、そのうえ内装がとてもしゃれていて、なかなか好感が持てた。(価格が
やや高めなのが気になったが)どうやら、YRVかエリオのどちらかだな…と考え始めた頃、ダイハツの販売店を
訪ね、YRVを試乗してみた。この試乗車はターボのATであり、購入予定車と単純に比較することはできなかっ
たものの「これだっ!」と、直感で即決した。加えて、YRVは走りに重点を置いているということで、どうせMTに
乗るなら、走りのよいクルマの方がよかろう、ということも決定理由。



 確かに、よく回るエンジンだ

 私が購入したのは、YRV パルコL 1300cc 2WD(FF) NA(自然吸気)  もちろんマニュアル車である


 3月26日、納車された。さっそく乗ってみたが、「確かによく回るエンジン」だ!
 エンジンが気持ちよく吹け上がる。変速もスムーズにいくし、1300ccながらトルクも十分。ターボ仕様も
出ているが、普通に走る限り、このNA仕様で十分だろう。足回りも、3代目のロッキーと比べれば格段に
しなやかで、かと言って軟弱でもない。



 ↑ エンジンは、確かに小さい。でも本当によく回る。



  ↑ 車内の様子。MTシフトレバーは軽くて、位置も適切で、なかなか操作性が良い


  
     ↑ メーター周辺がなかなか凝った作りになっている                     



 ↑ 荷室は、そこそこの広さがあり、またリヤシートを倒して広くすることも

    可能。日常生活での使用にはこれで十分。

 ふれこみの通り、走り味はとても良く、期待通りのクルマである。運転していて気持ちがいい。
 唯一難点を挙げるとすれば、カーナビを取り付けるには、設置場所を決めるのに悩んでしまうだろう、という点。
純正オプションのカーナビは、2DINのオーディオスペースに、一体式のものをハメ込む形となり、それはそれで
よいのだが、いかんせん位置が低すぎる(中央エアコン吹き出し口の下)。方向音痴の私は、ロッキーの時もカー
ナビのお世話になり、一瞬とはいえ走行中に画面をチラチラ見ることも多く、この位置ではちょっと危険(と、試乗車
を運転している時に感じた)。かと言って、ダッシュボードはディンプル状に仕上がっており(このおかげで高級感が
あるのだが)、モニタースタンドの両面テープが付きにくいという噂。ビスで止めれば問題ないが、新車なので穴を
開けたくないし。仮にダッシュボード上に設置できたとしても、ダッシュボード自体が盛り上がっているので、逆に
高すぎて視界を遮りそう。ま、神奈川県内ならば、カーナビなしでも大体走れるほど道が分かるようになったので、
今のところカーナビは必要ないと判断。今回は付けなかった。

 ところで、このクルマ、今のところはCMもやっているし(何故かムーヴと合同でコマーシャルをやっている。広告費の
節約か?)、ロッキーと違って、たま〜に見かけるので「マイナー車」の部類には入らないと思いますが…
 あまりにも売れなかったダイハツ・パイザーが、とうとう生産中止が間近に迫り、アトレー7もいまいちパッとしない、
ダイハツの普通車(軽自動車以外)の頼みの綱はYRVのみ、という状況になりつつあります。
 で、このYRV、私のYRVが新車登録された2002年3月は、私のものも含めて、全国で769台が新車登録された
ようであります。この数字、決して多いとは言えませんね…
 このクルマ、正直言って、もう少し売れてもおかしくないと思うのですが…ダイハツは、ストーリア、テリオスの2車を
トヨタにOEMで横取り(?)され、すっかりお株を奪われ(もともと系列下だから当たり前か?)、しまいにはこのYRVも
トヨタ
でOEM販売されるのでは?という噂も流れたが、ダイハツは「YRVだけは、よそには渡さない!」という姿勢の
ようであり
ます。
 いずれにせよ、このクルマも、数年後には「マイナー車」の仲間入りをする可能性が大いにあります(^o^)

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