YMの雪祭り
(2007年)
世界的暖冬の今年
雪を楽しみに里帰りをした娘家族ですが、雪が少なく残念そうにしていました。
しかし、自然を相手に楽しむことに長けている娘婿が中心となり、
4歳と1歳の双子をうまく遊ばせながら、昼はお人形用のかまくらと雪灯篭の制作、
夜は撮影会と、小雪の北海道もしっかりと満喫した様子。
私どもは、孫達がやってくるというので、庭の片隅をゲレンデにと雪を集め、
いつもなら不満の多い雪かきも、おおいに楽しむことができました。
昨年はそりさえも怖がっていた4歳の孫が、
今年はスキーを履き転んでもゲラゲラ笑い楽しんでおりました。
一年一年の成長の確かさをありがたく思います。
かまくらの中でろうそくを見つめている子供
もともと室内ではつるし雛を見つめている子供でしたが、
かまくらの中に入れて撮って見ると味わいが出てきました。
(2006年 YMの雪祭り)
生まれも育ちも愛知県の私は、
北海道に住むと聞いた時冬は厳しくつらいものであると思っていました。
だから春を待つ気持ちが素晴らしく、来た春に大きな喜びを感じるんだと、
思い込んでおりました。
北に住む不安をそういった気持ちで紛らわしていたのでしょう。
ところが、実際住み着いてみると、
そのような考えは大きな間違いであることに気が付きました。
雪の積もった木々は。真っ白な満開の花が咲いているかのようです。
気温が下がるとその雪たちがキラキラひかり始めるではありませんか。
広広した真っ白な畑。それはそれは壮大です。
春待つことが楽しいのではなくて、冬そのものが素晴らしいのです。
今年の元日歩くスキーで、家の付近を回ってみました。
誰も通っていない雪の上を私のスキーが踏みつけていく。
こんなことを味わえるのはここ!!!!
だからと、冬の恵みに感謝してしまいました。