第12章 順序回路(その3)
本章では、順序回路の締めくくりとして、静止レジスタと
シフトレジスタについて解説します。
これらは、前章で述べたフリップフロップを複数用いて
構成したものです。
目次
12.1 静止レジスタ
12.2 シフトレジスタ
12.3 最後に
12.1 静止レジスタ
静止レジスタは、高速に読み書きできる記憶回路を
フリップフロップ(FF)を用いて構成したものです。
これらは、コンピュータの中央演算ユニット(CPU)等で、
演算に使用するデータや演算結果を一時的に保存する
ために用いられます。
静止レジスタの回路を以下に示します。
それぞれ nビットの入力と出力があり、書き込みパルスで
データ入力が、読み出しパルスでデータ出力が行われます。
このレジスタの原理は、RS-FFの動作を思い起こせば容易に
理解できると思います。
なお、この回路例では、レジスタの内容をクリアするリセット
入力もあります。
この他、多くのディジタル回路で、D-FFを用いた静止レジスタが
多く用いられています。その構成については参考書等で調べて下さい。

12.2 シフトレジスタ
12.3 最後に
以上で、この論理回路1(全12章)の解説を終了します。
なお,後半の10章以降の内容については,以下に示す「論理回路2」でより詳しく
説明していますので,そちらを参照して下さい.
論理回路2
ここでは,特別な専門知識がなくても理解できるよう、できるだけ理解しやすい解説を
心がけたつもりですが,多少なりとも参考になれば幸いです.
また、”はじめに”の項で述べましたように、この「論理回路1」および「論理回路2」の発展形として,
最も簡単なコンピュータのCPU(中央演算装置)を試作するコンテンツを用意しました.
シンプルなCPUを作ってみよう
これらのコンテンツが多少の刺激になり,次々に興味が沸き,
より高度な内容に挑戦されることを願って止みません.
井澤裕司(e-mail; yizawa.cs@gmail.com)
論理回路1のトップページに戻る