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フーリエ係数の性質
- ここでは、周期関数の波形と係数の関係について解説します。
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- ここで、実際にフーリエ係数 an
, bn を操作して、それらを重ね合わせた関数 x(t) がどのように変化するか、
- 観察してみましょう。
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- 図には3つの波形が表示されています。
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- 上の波形は、次数が9次までの
cos と sin の総和 x(t) を表しています。
- 中央は cos のみ、下は sin のみの総和に対応しています。
- 言うまでもなく、中央と下の波形を合わせると上の波形に一致します。
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- 一方、下の棒グラフは、フーリエ係数 an
, bn の値を表しています。
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- 左が cos 成分のa0 〜 a9 、右半分は sin 成分のb0 〜 b9 を表しています。
- +や−の四角の部分をクリックすると、それらの値が調整できるようになっています。
- 例えば、係数a0 の+をクリックして下さい。
- cos の0次成分、すなわち直流値(平均値)が少しずつ増えてゆきます。
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- 逆に−をクリックすると、減少します。
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- また、左の関数のボタンを繰り返しクリックすると、周期関数の位相がずれてゆきます。
- 位相の変化により、係数 an
, bn がどのように
変化するか、観察して下さい。
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