服装 オーロンTシャツ   フリースズボン  綿靴下  スニーカー  帽子    バンダナ タオル

装備 ザック  400g   カッパ(エントラント) 550g   クロロ下着160g  化繊シャツ300g
        ツェルト450g   ラテ220g  予備電池4本100g    手袋 80g
(2220g)

食料  弁当1つ 400g  バナナ5本1150g  アンパン2個280g  メロンパン110g
     デカメロン1個 200g   チョコサンドロール120g  黒棒200g  
     カロリーメイトメイト160g   キャンディー100g  キャンディー100g   
     水500cc 550g 
    
(3370g)
総計 5590g
ランニング登山ではなく、快適登山であるから荷物が重い。ランニング登山なら1500g位にすべきであるが、私はスピードでなく快適に、安全に、最悪不調になっても三日は生き残れる装備を持って出かける。
ワンディーハイク 猿倉〜白馬〜五竜〜鹿島鑓〜種池〜扇沢水平距離37Km
                                            1994.10.2  56歳
1994.10.2
猿倉〜白馬 不帰キレット〜唐松岳〜五竜岳〜キレット小屋〜鹿島槍岳〜冷池〜種池〜扇沢

2:00→ 4:30 →7:07→ ...........8:30→.......10:40 →.......12:30 → ....13:30 → .....14:30 →.........18:00


所要時間16/コースタイム25時間20分   休憩時間も含む
短縮率64%(鹿島槍〜扇沢を除けば58%)
体調は寝不足でいまいちであった

猿倉に車で送って貰い2時に出発する。そして車を扇沢に回送していただく。その気があれば
鹿島鑓の頂上で会えれば良いなと云って別れる。そしたら頑張って鹿島鑓まで迎えに来ていてくれる。申し訳ないがそれが扇沢への下りの足手まといになる。
ガッシャブルム8035mを無酸素で登頂した二ヵ月後であり、筋肉の高所衰退の影響かスピードが上がらない。
白馬の大雪渓では豪雨で雪渓が洗われた氷の滑り台化したのにはまり<、石をバイル代わりににしてヤット脱出する。
白馬槍で明るくなりペースは上がるが、五竜小屋で水を飲みすぎ血糖値が下がりスピードががた落ちになる。よれよれで五竜岳を越える。やや調子を戻し鹿島槍の北峰頂上で出迎えの車の回送者と合流し、大休止する。西股沢の紅葉は最高で目を楽しませてくれた。
以後は回送者のペースで薄暗くなりかけた扇沢にラテを点けずにやっと着く。長い一日であった。
ランニング登山の著者である下嶋氏は、同じコースを12時間:20分で走っている。ランニングパンツに荷物は1500gと完全に山岳マラソンである。時に氏は32歳であった。