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OVARIAN CANCER 情報

卵巣巣がん 新療法に期待 読売 6/25
本田麻由美さんの 報告によると、米国臨床腫瘍学会(ASCO)で、「ベストオブASCO」に選ばれた、日本発の「卵巣がんの新療法に関する研究」で、画期的な治療成果が認められた。
標準治療は、パクリタキセルとカルボプラチンという2種類の抗がん剤を3週ごとに投与する方法だ。
 これに対して  ↓

パクリタキセルを毎週投与(カルボプラチンは標準治療と同じ)する方法を比較・・変形ウィークリー?

その結果、治療後から再発までの期間(中央値)は、標準治療が17・2か月に対し新療法は28・0か月。生存期間は解析途中だが、2年生存率が標準77・7%に対し新療法83・6%。
凄い結果ですね。ここのホームページにもこの臨床に参加されている人が居ますね。
詳しくは
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/gantowatashi/20080622-OYT8T00253.htm

癌(がん)化学療法前の絶食が正常細胞を副作用から守る  日経 いきいき健康 2008.4
癌(がん)化学療法の前に絶食することで、強い薬剤による細胞毒性副作用から患者を保護し、悪性細胞だけを攻撃する効果が得られることが示されたと、米南カリフォルニア大学ノリスNorris癌センターがマウス実験の結果を報告している。
「抗がん剤治療の前に、絶食させたマウスと、そうでないマウスを比較した結果、絶食したマウスは死亡したものが圧倒的に少なく、体重の回復も早かった。 
詳細は
h付けてttp://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20080410hj001hj

喫煙は、Mucinous卵巣がんの危険性を増します CancerConsultants 2007/1
Gynecologic Oncologyで最近発表される記事によると、喫煙はかなり、mucinousな卵巣がんを発達させる危険を増します。しかし、禁煙を止めれば元に戻る。
卵巣がんは、婦人科のガンで最も致命的なタイプです。ガンが広がる前に発見・治療されるならば回復率が高いけれども、多くの場合は、ガンが卵巣以外にまで広がるまで、発見されません。
喫煙は、卵巣ガン以外では危険性のものであると考えられます;しかし、喫煙と卵巣がんの間の関係は、まだ確立されませんでした。オーストラリアからの研究者は、6,000人以上の女性で卵巣がんと喫煙の関係を調査しました。
その結果
喫煙者は、喫煙未経験者と比較してmucinous卵巣がんで2倍の危険率がありました。
他のガンでの差は有りませんでした。
20〜30年の禁煙をすることで、標準に戻りました。
mucinous type (type of cell from which the cancer originated)..

アバスチンは卵巣癌に有効 Cancer Consultants 2006/7
アバスチン(ベバシズマブ)は血管内皮増殖因子(VEGF)に対する組み換えヒトモノクローナル抗体である。
VEGFには、腫瘍の血管新生における重要な作用があるとされているため、VEGFの活性を抑制することにより抗腫瘍効果が得られると考えられる。多くの腫瘍に効果的であるとの報告があるが、卵巣がんのエビデスンは少なかった。
カリフォルニア大学アーバイン校の研究者らは、再発性進行卵巣癌患者32人をアバスチン単剤(n=23)または他剤との併用で治療した結果について報告している。
アバスチンを単剤をマンスリーで投与したら奏効率は16%であった。(奏効率は「その存在しているガンが、レントゲン写真や、CT、超音波検査などの画像診断上の面積で1/2以下の大きさに縮小し、その縮小状態が4週間以上継続すること)
生存期間中央値は7ヶ月であった。(生存期間中央値はその治療を始めて50%の人が生存していた期間)
アバスチンは複数のレジメンで奏効が得られなかった卵巣癌患者に対し非常に有益であったと結論している。
単剤よりも併用することにより奏功率が高くなるとの報告が他にある。

ジェムザール Gemzarが卵巣癌に承認される FDA 2006/8
2006年7月16日にFDAは、白金剤をベースとする治療が完了してから6ヵ月以上経過後に再発した進行性卵巣癌患者に対する治療法として、ゲムシタビン(ジェムザール、イーライリリー社)とカルボプラチンの併用療法を承認しました。
白金剤をベースとする第1選択治療法後、6ヵ月以上経過後に卵巣癌が再発した患者356人を組み入れました。
臨床試験責任医師の評価によれば、ゲムシタビンとカルボプラチンの併用療法では全奏効率が有意に改善しましたが超音波検査および身体検査の所見を除外した奏効率の独立評価は、有意には改善しませんでした

卵巣がんの治療のための更新されたガイドライン             2006/5
国立Comprehensive Cancer Network(20の主要なガンセンターの同盟)は、それが卵巣がんの治療のためのそのガイドラインを更新したと発表しました。
完全緩解の後、化学療法を止めた6ヵ月以上経ってから再発した場合。抗癌剤治療のオプションとして。
★Gemzar(gemcitabine・・ジェムザール)/Paraplatin(カルボプラチン)
★Paraplatin/タキソール(パクリタキセル)が追加されました

再発する卵巣がんのための処置オプションのリストは、
Arimidex(anastrozole、
Avastin(bevacizumab・アベスティン)
Camptosar(ironotecan)
Ifex(イホスファミド)とFemara(letrozole)に広げられました。

高用量化学療法 + 幹細胞移植が再発性、又は、難治性の卵巣ガンに有望との研究結果  2006/3
International Journal of Gynecologic Oncology 誌に最近掲載された研究結果によれば、3 種類の高用量化学療法と自家幹細胞移植との組み合わせが、標準的な治療が奏効しなくなったケースの卵巣ガンに対する治療法として有望であると考えられる。
標準的な治療が奏効しなくなった卵巣ガンの患者に、3 種類の高用量化学療法で治療を受け、続いて幹細胞移植を受けた。高用量化学療法の副作用を造血幹細胞移植をすることで、白血球を上げる。
治療結果は
*検出可能なガンの完全な消失が 36% の患者さんで得られた。
*検出可能なガンの部分的な消失が 14% の患者さんで得られた。
*病気の安定化が、29% の患者さんで得られた。
*進行なし生存期間の中央値は 7 ヶ月間であった。
*全体的な生存期間の中央値は 18 ヶ月間であった。
*主要な副作用は、口内炎で、44% の患者さんで起きた。

卵巣がんの腹膜内化学療法は有効を確認。ほぼ1.5年までに生き残りを改善します。CancerConsultants 1/9
最近ニューイングランドジャーナルオヴメディシンで発表される記事によると、静脈内化学療法に加えて腹膜(腹部の)腔に直接行われる化学療法は、ステージIII卵巣がん患者で、余命をほぼ1.5年長くしました。
毎年アメリカでは、25000の卵巣がんが新たに診断されます。外科的手術と放射線、化学療法が行われます。
卵巣がんは腹膜空洞の範囲内で一般に蔓延します。全身に行き渡る静脈への抗がん剤の点滴よりも、直接患部の腹腔内へ化学療法が効果があるのではと推測されました。415人のIII期の卵巣がん患者に腹膜内化学療法と静脈内化学療法と比較してIII相の試験を完了しました。
1.タキソール+シスプラの静脈注射
2.タキソール135mg/mr静脈注射に続き二日後にシスプラチン100mg/mr腹腔内投与、さらに八日後にタキソール60mg/mrを腹腔内投与のマンスリーを6クール。
その結果、生き残りの中心値は、腹膜内化学療法の65.6ヵ月に対して、静脈内化学療法だけで待遇される患者の49.7ヵ月であった。腹腔内投与の方が、およそ16ヵ月改善されました。副作用は少しきついが、治療一年後では差異はなかった。



お茶消費は、卵巣がんの危険性を減らすかもしれません。  Ovarian Cancer News  12/25/2005
お茶をほとんど飲まない女性と比較して、1日でカップ2以上杯のお茶を飲む女性には、卵巣がんになる危険率は46%低い可能性がある。これらの成績は、米国医師会(JAMA)ジャーナルで発表されました。
卵巣がんは、全ての婦人科のガンで最も高い死亡率を持ちます。米国癌学会によると、それはアメリカ出身の女性の中のガン死の第4の主要な原因です。
卵巣がんの原因が十分に理解されないので、研究者はこの病気になる可能性を増減する要因を確認するために働き続けます。
お茶消費と卵巣がんの危険性の関係を評価するために、スウェーデンの研究者は、40と76才の間で、61,057人の女性を調査しました。お茶消費に関する情報は、67の食品と飲料の摂取について尋ねたアンケートから集められました。15年のフォローアップの結果。お茶の摂取量に癌に罹る率を減ずることが判明しました。
★61,057人中、301人の女性は、卵巣がんになりました。
★1日でカップ1杯未満のお茶を飲んだ女性の間で、18%減りました。
★1日でカップ1杯のお茶を飲んだ女性の中の24%
★1日でカップ2以上杯のお茶を飲んだ女性の中の46%。

研究者は、お茶消費が卵巣がんの危険性を減らすかもしれないと結論します。

再発性の卵巣ガンの治療用として、週一回の topotecan が有効であるとの研究結果 。Ovarian Cancer News  11/9/2005
第2相臨床試験(ニューヨークで持たれる第23の年次Chemotherapy財団Symposiumで示される)の結果は、化学療法薬topotecanによる毎週の処置が再発する卵巣がん患者のために効果的なことを示唆します。
Topotecanは、一般に、卵巣がんを治療するのに用いられる化学療法薬です。しかし、副作用を最小にして、効果のある治療法は確立していない。いくつかの治療法が試されている。
topotecan の毎週の療法を評価するために、イスラエルの研究者は、第2相臨床試験を行いました。 研究は45人の患者を登録しました。そして、その人の大多数はステージIIIか、IVです、以前から治療を受けている人でした。およそ60%の患者はプラチナ製剤反応、そして、40%はプラチナ耐性ガンがありました。
研究の結果は、毎週のtopotecanが制癌性に効果がありました。

★35.5%の患者は、がんの縮小が見られました
★ガンの進行までの期間(中央値)は、4.3 ヶ月間であった。
★1年後の生き残りは、76%でした。
★2年後の生き残りは、50%でした。
★報告される高度の副作用が、実質的にありませんでした
★プラチナに敏感でプラチナ耐性患者にも効果的でした
全 29件  [編集]
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