2016年度やわらぎ幼稚園自己評価結果

 

1、本園の教育目標

本園は、やわらぎ(和)の如く、聖徳太子の和の精神を園の心とし、子ども、家庭、園とが手を取り合って、家庭的な雰囲気をつくり、その中で健康で明るく、のびのびと、そしてたくましく、やる気のある子に育つことを目標とする。

山あり、谷あり、自然道ありの豊かな四季に恵まれた自然の宝庫を十分に活用して、丈夫な体力づくりをすると同時に、幼児期から自分のふるさとの美しさや歴史を知り、子どもたちがじぶんたちの太子町を心のふるさととして愛する心を養う。

2、本年度の重点的な目標と計画

・本園の保育の再確認

・園の施設、設備遊具などの安全点検と改善

・子育て支援、家庭支援体制の再構築

・災害時避難訓練の見直し

・小学校との接続期の保育、幼小の連携の在り方と再確認

・教職員の保育の向上

○本園の保育の再確認

・年間の指導計画や週案などの作成の状況

・年度初めに、園長主任、保育士で昨年度の子どもたちの状況を話し合いながら年間の指導計画をたてる。

・幼稚園教育要領をもとに年間計画、月案を作成する。

・毎月初めに各年齢ごとに話し合い、年間の指導計画を基に月案をたてる。

・週案日案については、各クラスの状況、行事などを考慮したうえでクラス担任が

作成する。

・週案、日案については、園長または、主任教諭が確認する。

・特別保育のねらい

・《体操教室》3歳児〜5歳児

 力健体育研究所コーチの指導のもと様々な運動を通じ、幼児の心身の発達を助長し、明るく強い意志と体力を養いたい。

・《スイミング》4歳児、5歳児

 富田林イトマンスイミングスクールにおいて、水中での運動を通して水に慣れ、運動能力や脳の発達を促進する。

《音楽教室》3歳児〜5歳児

幼児期から音楽の美しさを知り、演奏を通じて仲間づくりと協力の大切さを知る子どもに育てたい。

・《声楽》4歳児・5歳児

 きれいな声で歌うことを通じて、歌うことの美しさ聞くことのよろこびを味わえるようなこどもに育てたい。

・《リトミック》

 リズムに合わせて楽しく遊びながら、注意力・集中力・反射神経などの能力の増大をはかりたい。

・《英語であそぼう》

 遊びや絵本の中で、自然に英語に親しむことで異文化体験をし、ごく自然に英会話を身に付けさせたい。

・《造形活動》

 造形活動を通じて安心して心を開き、物事に感動できる子ども、やる気のある子ども、物事にじっくりと根気よく取組み、完成の喜びを知る子どもに育てたい。

 また、自分で考え自分で選ぶ力や想像力を身につけさせたい。

 

・幼児の発達に即した指導の状況

・1人1人を大切にし、個々の子どもの発達に応じた指導。

・家庭との連絡を密にとり、保護者と共に子どもたちの成長を見守る。

・地域のイベント・集会などにも積極的に参加し太子町の良さを子どもたちに伝える。

・ルールのあるゲームなどを通して社会性や協調性を身につける。

・日常の健康観察や、疾病予防などの取り組み、健康診断の実施の状況

・専門医による内科検診(年2回)、眼科検診(年1回)、耳鼻科検診(年1回)、歯科検診(年1回)を実施。

・各クラス担任による視力検査(年長児のみ)

・毎月の体重、身長測定の実施。

・各保育室にプラズマクラスターを設置

・毎月の便りに各クラスの健康状況を掲載する。

・給食後のはみがき指導。

○園の施設、設備遊具などの安全点検と確認

・安全管理

・園庭各遊具の安全点検を毎月担当者を決め行う。

・教職員間で話し合い園内の危険個所の早期発見に心がける。

・園舎内、園外、園庭でのルールを決め園児の遊びの見直し。

・せあかごけぐもの発生する時期は、2週間に1度教職員全員で駆除し危険個所を把握する。

 

○子育て支援、家庭支援体制の再構築

・特別支援教育

・保健センターでの検診事業1歳半検診、3歳半検診、などへの職員派遣を行う。

・保健センター主催の親子教室、うさちゃん、くまさんへの職員派遣を行う。

・あつまれひよこグループ、わんぱくプラザなど未就園児の親子教室を開催。

・臨床心理士による発達相談の実施。

・家庭支援体制

・園長による育児相談の実施。

・子育て通信の作成。

・おはなし大好きなどの保護者の会を設置。

・保護者対象の救命救急講習の開催(2年に1回)

・保護者会主催の親睦会を通して保護者支援。

○災害時避難訓練の見直し

・火災時の対策マニュアルを作成し、通報、消火、避難と連携した訓練を行う。

・地震が発生した場合を想定し、園児の避難・職員の対応などの訓練を行う。

・不審者、侵入者などから園児を守るための防御体制づくり。

・消防士による避難訓練の指導。

 

○小学校との接続期の保育、幼小の連携の在り方と再確認

・幼小の円滑な連携・接続に関する工夫の状況

・教育委員会と連絡をとり、小学校入学のこどもの状況などを話し合い円滑な引き継ぎができるようにする。

・園行事の花まつり、盆踊り、やきいも大会などに小学生を招待する。

・町の美化運動、花いっぱい運動に参加し小学生との交流を深める。

〇教職員の保育の向上

・月に一度、やわらぎ保育園と合同の園内研修を行う。

・他園で行われる研修に参加する。