1950年代後半から80年代にかけての米ソの宇宙開発計画史を、有人宇宙飛行を中心として年表にまとめてみました。
アメリカ合衆国 |
月/日 |
年 |
月/日 |
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海軍バンガードロケット打ち上げ 失敗 |
12/06 |
1957 |
10/04 | スプートニク1号/世界初の人工衛星 |
11/03 | スプートニク2号/「ライカ犬」が乗る | |||
エクスプローラー1号/U.S.A.最初の人工衛星 フォン・ブラウンら陸軍チームによる |
01/31 |
1958 | 05/ | スプートニク3号打ち上げ |
NASA(アメリカ航空宇宙局)設立 |
10/01 | |||
1959 | ||||
1960 | 08/ | スプートニク5号/犬2頭乗せ無事回収 | ||
マーキュリー2号打ち上げ チンパンジー(ハムくん)乗船 |
01/ | 1961 | 04/12 | ヴォストーク1号/ユーリ・ガガーリンが世界初の有人宇宙飛行に成功 2時間弱の飛行で地球を一周する |
マーキュリー3号<フリーダム7>/アラン・シェパードがU.S.A.初の有人宇宙飛行に成功。飛行時間15分28秒。 | 05/05 | |||
ケネディ大統領の演説「この10年期の末までに、人間を月に着陸させ、無事に地球に帰還させるべきだと信じる」 | 05/25 | |||
マーキュリー4号<リバティベル7>/ガス・グリソム、アメリカで2番目の「弾道飛行」に成功。飛行時間15分37秒。 | 07/21 | 08/06 | ヴォストーク2号/ゲルマン・チトフ、ほぼ丸1日地球を回り続ける | |
マーキュリー5号<フレンドシップ7>/ジョン・グレン、地球を3周。飛行時間4時間56分。 | 02/20 | 1962 | ||
マーキュリー7号<オーロラ7>/スコット・カーペンター、地球を3周、飛行時間4時間56分。 | 05/24 | |||
マーキュリー8号<シグマ7>/ウォルター・シラー、地球を6周。飛行時間9時間13分。 | 10/03 | 11/ | ヴォストーク3号、4号/2機は最短で5キロの距離まで接近する編隊飛行 | |
マーキュリー9号<フェイス7>/ゴードン・クーパー、地球を22周、飛行時間34時間20分。 | 05/16 | 1963 | 06/14 | ヴォストーク5号/地球を82周、宇宙滞在時間119時間 |
06/16 | ヴォストーク6号/ワレンチナ・テレシコワ、世界初の女性宇宙飛行士となる | |||
1964 | 10/12 | ヴォスホート1号/史上初の3人乗り宇宙船。地球を16周、飛行時間24時間17分。 | ||
ジェミニ3号/ジェミニ計画初の有人宇宙飛行。地球周回軌道を3周。飛行時間4時間53分。 バージル・グリソム、ジョン・ヤング | 03/23 | 1965 | 03/18 | ヴォスホート2号/レオーノフ、史上初の船外活動(約10分間)。 |
ジェミニ4号/ジェームズ・マクディビット、エドワード・ホワイト。アメリカ初の船外活動。 | 06/03 | |||
ジェミニ5号/ゴードン・クーパー、チャールズ・コンラッド 。 | 08/21 | |||
ジェミニ7号/フランク・ボーマン、ジム・ラベル。地球を206周、飛行時間330時間35分。 | 12/04 | |||
ジェミニ6-A号/ウォルター・シラー、トマス・スタフォード。ジェミニ6-A号と7号が最短30cmまで近づいて史上初のランデブーに成功 | 12/15 | |||
ジェミニ8号/ニール・アームストロング、デイビッド・スコット。無人の衛星アジェナ8号と史上初のドッキングに成功。 | 03/16 | 1966 | ||
ジェミニ9-A号/トマス・スタフォード、ユージン・サーナン | 06/03 | |||
ジェミニ10号/ジョン・ヤング、マイケル・コリンズ | 07/18 | |||
ジェミニ11号/チャールズ・コンラッド、リチャード・ゴードン | 09/12 | |||
ジェミニ12号/ジム・ラベル、バズ・オルドリン | 11/11 | |||
アポロ1号/発射台のアポロ宇宙船に火災が起こり、3人の宇宙飛行士(バージル・グリソム、エドワード・ホワイト、ロジャー・チャフィー)が死亡。 | 01/27 | 1967 | 04/23 | ソユーズ1号/ウラジミール・コマロフ、帰還時に事故で死亡。 |
アポロ7号/ アポロ計画初の有人宇宙飛行。船長ウォルター・シラー、ドン・エイゼル、ウォルター・カニンガム。飛行時間260時間8分。地球を回る軌道でアポロ宇宙船のテストを行う。シラーは、マーキュリー計画、ジェミニ計画、アポロ計画の3つの宇宙計画すべてで宇宙飛行を経験した唯一の宇宙飛行士。 | 10/11 | 1968 | 10/26 | ソユーズ3号/無人の2号とランデブー。 |
アポロ8号/船長フランク・ボーマン、ジム・ラベル、ウィリアム・アンダース。人類史上初の有人月周回(10回)を達成。つまり、初めて月の裏側を見たということ。 | 12/21 | |||
アポロ9号/船長ジェームズ・マクディビッド、デビッド・スコット、ラッセル・シュワイガート。地球軌道上で月着陸船のテストを行う。 | 03/03 | 1969 | 01/14 | ソユーズ4号/5号とドッキングして飛行士の移乗に成功。 |
アポロ10号/船長トーマス・スタフォード、ジョン・ヤング、ユージン・サーナン。月着陸船で月面から約15kmまで接近。 | 05/18 | 01/15 | ソユーズ5号/4号とドッキング。フルノフとエリセーエフが船外活動をして4号に乗り移る。 | |
アポロ11号/船長ニール・アームストロング、マイケル・コリンズ、バズ・オルドリン。史上初の月着陸。21kgの月の石を持ち帰る。 | 07/16 | 10/11 | ソユーズ6号/7号(10/12打ち上げ),8号(10/13打ち上げ)と何回も3船ランデブー。 | |
アポロ12号/船長チャールズ・コンラッド、リチャード・ゴードン、アラン・ビーン。2度目の月着陸。 | 11/14 | |||
アポロ13号/ 船長ジム・ラベル、ジョン・スワイガート、フレッド・ヘイズ。機械船の酸素タンクの爆発事故により月着陸を中止、奇跡的に地球に帰還。 | 04/11 | 1970 | 06/01 | ソユーズ9号/史上初の有人夜間打上げ |
アポロ14号/船長アラン・シェパード、スチュアート・ルーサ、エドガー・ミッチェル。アラン・シェパードは、マーキュリー計画でアメリカ人初の宇宙飛行をした人。 | 01/31 | 1971 | 04/19 | サリュート1号/最初の宇宙ステーション |
アポロ15号/船長デビッド・スコット、アルフレッド・ウォードン、ジェームズ・アーウィン。初めて月面移動車使用。 | 07/26 | 04/23 | ソユーズ10号/宇宙ステーション・サリュート1号とドッキングしたが、飛行士の移乗は行わず。 | |
06/06 | ソユーズ11号/宇宙ステーション・サリュート1号とドッキングして、3飛行士はサリュートへ移乗した。24日間にわたり宇宙に滞在したが、帰還の途中、事故で飛行士は死亡。 | |||
アポロ16号/ 船長ジョン・ヤング、トーマス・マッティングリー、チャールズ・デューク。ジョン・ヤングは10号に続いてのアポロ搭乗。 | 04/16 | 1972 | ||
アポロ17号/船長ユージン・サーナン、ロナルド・エヴァンス、ハリソン・シュミット。最後の月着陸。 | 12/07 | |||
スカイラブ計画/U.S.A.最初の宇宙ステーション。3回にわたり、計171日の滞在。 | 1973 | 04/03 | サリュート2号 | |
1974 | 06 | サリュート3号/ソユーズ14号の宇宙飛行士が14日間滞在。 | ||
12 | サリュート4号/ソユーズ17号(1975/01打ち上げ),18号(1975/05)のそれぞれ2人の宇宙飛行士が滞在。 | |||
アポロ−ソユーズ計画/アポロ宇宙船とソユーズ宇宙船のドッキングと宇宙飛行士の相互移乗。 | 07 | 1975 | 07 | アポロ−ソユーズ計画/アポロ宇宙船とソユーズ宇宙船のドッキングと宇宙飛行士の相互移乗。 |
1976 | 06 | サリュート5号/ | ||
1977 | 09 | サリュート6号/ドッキングポートを2つ備える。1982/07までにソユーズ16機がドッキング、9カ国33人の宇宙飛行士が滞在。 | ||
スペースシャトル計画/スペースシャトル・コロンビアの初飛行。 | 04/12 | 1981 | ||
1982 | 04 | サリュート7号 | ||
1986 | 02 | ミール/本格的な宇宙ステーション。基幹モジュールの打ち上げ。サリュート7号とドッキング。その後1996年までに各モジュールが順次追加。 |
04/05/05