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BOSS SD-1 "OD-1 & Clark Gainster" mod
BOSS SD-1を微妙にClark Amplification Gainster化してみました。完全にGainster化してしまうと歪み方がイマイチな上、トーンが効き過ぎてしまうためOD-1の定数を参考に更に自分で改造しました。
今回の改造内容をおおまかに説明すると
- OD-1とGainsterを参考にSD-1のトーン回路を除去
- Gainster方式のトーン回路を追加
- OD-1の定数を部分的に残しつつ、微妙にGainster化
となります。
注意事項
- 機材の改造はご自身の責任でお願い致します。
- 本文書の改造内容はOD-1やGainsterの定数を参考に、独自にアレンジしたものです。
必要なパーツ
- 0.1uFフィルムコンデンサ x 1 (C2用)
- 1k抵抗 x 1 (R6用)
- 10k抵抗 x 1 (R7用) 少々アクロバティックな取り付け方をしますので、抵抗の足が短いと届きません。
- 22k抵抗 x 1 (R9用)
- 1M抵抗 x 2 (R2, R4用)
- 10k Bカーブ可変抵抗(トーン用) オリジナルのノブを付けるには軸の直径6mm、ローレット(ツマミを取り付ける軸にギザギザが入っているタイプ)を選んで下さい。
以下はそのままでもいいかなー?というところです。特にオペアンプは元々載っているNJM4558DDで十分です。
- LF353N x 1 (Gainster初期型に載っているオペアンプ。NJM072が載ってる個体もあるそうな)
- 0.1uFフィルムコンデンサ x 3 (C1, C8, C9用)
- 1uFフィルムコンデンサ(または1uF無極性電解コンデンサ) x 2 (C7, C10用)
部品取り外しと交換
- C2, C3, C4, C5, C6, R2, R4, R5, R6, R7, R8, R9を外します。C3(0.047uF)、C4(0.018uF)、R9(10k)は後で使います。
- 5, 8, 11の配線を基板から外し、トーンポットを外します。
- 部品を取り付けていきます。C3、R7は後述。
- C2 -> 0.1uF
- C4 -> 抵抗の足などでショートしておく
- C5 -> 0.047uF(C3から外したもの)
- C6 -> 0.018uF(C4から外したもの)
- 出回っているGainsterの回路図では0.0022uF(2n2F = 2.2nF)となっていますが、SD-1ベースでこの定数にすると全然良くありませんでした。よってOD-1の定数にしてあります。0.01uF以下ではSD-1のトーンを上げた時のようなイヤな帯域が強調され、0.022uF以上では後述のおいしい高域部分がフィルタされてしまいます。ここは0.018uF一択です。
- R2 -> 1M
- R4 -> 1M
- R5 -> 10k(R9から外したもの)
- R6 -> 1k
- R8 -> オープン(何も繋がない)
- R9 -> 22k
少々ややこしい部品の取り付け
- R7のオペアンプに近い方の穴から8番(トーンポットへの配線が繋がっていた穴)へ、10k抵抗を取り付けます。他の部品の足に触れないよう注意して下さい。
- C3の基板外側の穴と11番の穴へ配線材で接続します。
- 10k Bカーブポットの1番端子と2番端子を、抵抗の足などでショートします。2番端子には併せて15cm程度の配線をハンダ付けします。
- 10k Bカーブポットの3番端子に15cm程度の配線をハンダ付けします。
- 10k Bカーブポット2番端子の配線をR8の基板内側の穴と接続します。
- 10k Bカーブポット3番端子の配線をC3の基板内側の穴と接続します。
- 10k Bカーブポットを筐体トーン用の穴に取り付ける。
可変抵抗器の端子番号ですが、ツマミを取り付ける軸を上向き、端子を自分に向けて置いた場合に左から1番、2番、3番となります。
これで完成です。
使い方
基本はトーンを高域側へ全開にして使います。うるさく感じる場合は少しトーンを絞ります。トーンはプレゼンスの調整と思って頂くと良いかと思います。
ミッドレンジはストックよりもだいぶ控えめで、耳障りなハイミッドのジョリジョリ感が無くなり、元のトーン回路(の直前)でカットされていた「この辺りが欲しいなあ」と思っていた、かなり上の帯域が出るようになりました。ストックのSD-1、そして手持ちのOD-1(#8800)では絶対に出ない倍音感がたまりません。modifyじゃなくて完全に別物になってしまいましたが、素晴らしいです。
新しく追加したGainster式トーン回路ですが、Gainsterでは25k Bカーブとなっているので当初SD-1のトーンポット(20k Wカーブ)を流用したのですが、今回は2段目の増幅でGainsterよりも高域をフィルタリングしているため、ツマミ12時方向でも相当こもってしまい使い辛かったです。10kで十分かと思います。C6をGainsterの定数で作る場合は20k or 25kくらいが妥当だと思います。
公開: 2012-01-07T01:25:55+09:00
追記: 2012-01-21T03:38:20+09:00