このペダル、エリック・ジョンソンやデイヴィッド・ギルモアが使用しているChandlerの4ノブタイプの評判が良いのですが、自分は3ノブタイプを気に入って使っています。どこが気に入っているかというと、このペダルのDriveノブを上げてセンターやフロントPU で弾くと潰れ気味の、ヘタなディストーションよりも根性の座ったエグい音が出せるところです。
「んなもん、4ノブでもおんなじだろ」と仰る方がいるかもしれませんが、4ノブはハイとローの2コントロール、3ノブはEQノブ(ローパスフィルタ)1つだけ。自分好みの高域を押さえたセッティングにすると必然的にローがブリブリに出るセッティングにせざるを得ないのですが、これが前述の潰れ気味の良い音になるんです。4ノブなら潰れ気味なローを調節できますが、そうするとただのキレイなオーバードライブサウンドになってしまう。調節出来る機能がある以上、耳障りな音は極力排除したくなるものです。それが出来ないのが素晴らしい!
ただこのTube Driver、ひとつ気に食わないことがあります。それは、Driveノブを9時方向まで下げると音量が途端に小さくなること。10時まで上げるとオーバードライブとしては十分過ぎるくらい歪んでくれるので、音量はそのままに歪みを落とすということが非常に難しいのです。よってブースター的な使い方は難しい。ちなみにDriveノブを最小にすると、音が出なくなります。
なお4ノブバージョンの新品は Butler Audio のウェブサイトからオーダー出来ます。バイアス調整機能付きの5-knob もあるんですね。知らなかったです。
最近気付いたのですが、Driveノブを10時方向にセットした場合ギターのボリュームでクリーンからクランチ、オーバードライブまで自由自在に操れます。4ノブ版も同様にボリュームの追従性は非常に良いです。
2008年以降暫く使用していなかったTube Driverですが、真空管を交換してみました。
4ノブバージョンを入手しました。3ノブ版よりもふた周りほど大きく、高さはペダルをかかと側へ踏み込んだクライベイビーよりも高い。デカ過ぎです。
上で挙げた3ノブ版の不満点はそのまま、さらにトーンコントロールが増えたせいでセッティングがしづらい(=細かいセッティングが可能)という、3ノブ版と比べるとちょっと扱いづらい、といった印象です。
音は3ノブ版よりもほんの少し多めに歪み、さすが100V駆動だけあってパワー感はすごいです。ノブはクリック感があってツマミが勝手に回らないようになっています。
参考にしようと思いEric Johnsonの映像を見てみたのですが、上手いんだけどあんまり好きになれない音楽だなぁということを再認識。そしてTube Driverってやっぱリード向きのペダルなんじゃないかと思いました。
ついでにGilmourishでDavid Gilmourのセッティングを見てみたところ、以下の自分用セッティングとそっくり。
David GilmourはブリッジPUをメインで使用しているせいか、Loをかなり多め(3時方向)でセッティングしてますが、それ以外は殆ど自分と同じです。バッキングでTube Driverを使う場合はやはりこのDrive9時、Level2時が一番しっくりきます。