A/B Box & Tuner Out を設計してみた

ひとまず Rev.1の出力すべて(Tuner Out と A/B)に1Mの抵抗をカマしたものを知人に渡したところ、見事クリックノイズが消えたそうです。

Rev.2

新しく再設計してみました。今回は回路図が結構いい加減(間違えているというわけではなく、丁寧に書いていないという意味)です。

A/B Box & Tuner Out(Ver.2)

上の画像の大きいサイズ

回路図補足: 右側下のジャックの51抵抗に繋がる配線は右側スイッチ中央の端子のみに結線します。

前回の設計の問題点だったチューナーアウト時にA/B Outが完全にミュート状態にならない問題と直射日光下でLEDが見づらくなる問題に対処し、スイッチのクリックノイズ対策として出力側のジャックに1 M の抵抗を追加しました。

あと、前回の試作品はMXRサイズより一回り大きいSize AA(66x121x39mm)を使いましたが、L字プラグが挿しづらいとのご意見を頂いたのでSize B(94x119x34mm)で作成することにしました。

自宅に持ち帰ってテストしたところ、やはり yamj の環境では DS-1 が無くてもクリックノイズはまったく発生しません。使っているギターによって状況が変わるということでしょうか。下記の知人のギター、アースがちゃんと落ちてるかアヤシイと言っていたのでそれが関係しているかも。

しかし、出力側のミュートが出来ていないという欠陥を抱えている以上、Rev.1は失敗作です。既に Rev.2用のパーツは注文済みなので、挽回を図りたいところ。

回路に致命的なミスを発見。チューナーアウトをOnにした状態でもA/Bの出力が生きているため、チューナーアウトOnで完全なミュートが出来ていません。また自分の環境では起こらなかったスイッチ切り替え時のクリックノイズが発生してしまうとのこと。回路図を作成しなおしました。下記Rev.2を参照。

うちの環境でクリックノイズが発生しなかったのは、BOSS DS-1をこの箱の前に繋いでいたためと思われます(DS-1 のバッファによってクリックノイズが起こりにくい状況にあった?)。確認方法がマズかったですね。

ちょちょいと作って動作確認。元々の設計が良かったのかスイッチのおかげか、クリックノイズはまったく発生しません。素晴らしい。知人に渡して動作確認をお願いしました(完成品の写真を取り忘れた...)。満足頂ければそのままお買い上げして頂く予定。スイッチはフジソク8Y3011、ジャックはSwitchcraft、配線材はBelden8503で正味4000円といったところです。

Rev.1(失敗作)

A/B Box & TunerOut

上の画像の大きいサイズ

図中の LED 表記についての補足: 正方形に直接配線が繋がっている方がアノード、棒線一本に配線が繋がっている方がカソードです。また、LEDのカソード側の抵抗に4.7kを指定していますが、これだと少し暗いです。2.0kくらいで良いと思います。

A/B 2系統のラインセレクターにチューナーアウトを付けたものを設計、自作してみました。実は A/B ボックスの回路を二つ繋げただけです。ノイズ対策のため未使用の入力は GND に落ちるようになっています。機械式スイッチの精度によっては踏んだ時にクリックノイズが混入する場合がありますので、なるべく精度の高いスイッチを選ぶようにしましょう。今まで使ったものではフジソク製のスイッチが一番良かったです。

注意するべき点は入力のステレオジャックの端子を間違わないようにすることです。上の図だと左上の Instrument のジャックですが、上からそれぞれ Ring,Tip,Sleeve となっています。


公開: 2008-08-20 09:25:17 +0900
更新: 2008-08-31 12:14:57 +0900