H25.12.30 両神山


せっかく行くなら、もうひとつ。ということで、計画したのが「両神山」だ。12/28〜12/29の雲取山とセットで登ってきた。こちらは、山の会会長のSさんと若手のFさんの3人での山行だ。たいへんだったが、貴重な体験ができて、今年の締めにふさわしい山行だった。

両神山に登るには、いくつかのルートがあるが、メインの日向大谷からのルートでなく、会長Sさんのご推薦で白井差からのルートを選択。このルートほとんど「山中さん」の私有地だそうで、入山前に予約をして環境整備料として、1000円必要だ。名前のとおり「山の中」の一軒家の「山中さん」が、出てきて、5分程度コースの諸注意を聞く。元埼玉県警山岳警備隊の隊長を務めていたとのこと。

8時過ぎ、登山開始。

 
オオドリ河原

 
ラッセル

林道を10分ほど歩く。登山道を少し歩いた大又と呼ばれる祠の前でアイゼンを装着する。しばらく沢沿いに登る。昇竜ノ滝が凍っている。いくつかの木橋を渡って、沢から離れてきたところ、オオドリ河原で小休止。この辺りまでは、まだ順調だった。

ここからが大変。のぞき岩をまいてジグザクの登山道あたりから、ラッセルだ。山中さんが言ってた。24日に雪が降って、誰も入ってないと。踏み跡がない。3人で交代しながらのラッセルだ。

頂上到着12時5分。頂上まで、4時間を費やした。無雪期コースタイムは2時間30分のコースだ。頂上には日向大谷から登ってきた人達が数組いたので、お互いに頂上写真を撮る。

 
両神山山頂


山頂から浅間山

 

頂上から雲取山

 
 
頂上から八ヶ岳方面

登りに時間を費やしたので、昼食も簡単に済ませて下山することにした。登ってきた自分たちのトレースを戻ればいい。ところがちょっとハプニング。先頭を行く私がショートカットして、下りたところに自分たちのトレースがない。動物たちのトレースにだまされた。

SさんのGPSでコースを確認していただき、自分たちのトレースに戻って事なきを得た。ショートカットもほどほどに。

白井差の登山口に、14時30分到着。下山は1時間40分だった。
「生きて帰ったら1000円いただく。」と言われていた環境整備料1000円を払って両神山を後にした。そして、国民宿舎両神荘の日帰り入浴で暖まって帰路に就いた。

両神山で2013年の山登りを締めた。今年も山の会会長Sさんによくご指導いただいた。来年はどんな山が待っているだろうか。どんな姿をみせてくれるだろうか。楽しみで仕方ない。


 
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