H25.5.25 大日ヶ岳

奥美濃の名峰「大日ヶ岳」に登ってきた。「大日ヶ岳」の山名の由来は、「717年に、泰澄上人(白山を開山)が大日如来を山頂に祀り開山したと伝えられている。」(Wikipedia)ことからだそうだ。山頂には、大日如来の像などが祀られている。5月最後の休日、梅雨入り前の新緑の山歩きを楽しんできた。

いつものようにK君と上小田井駅で待ち合わせて、6時過ぎに出発。東海北陸自動車道ひるがのSAスマートICから出て、登山口は近く、アクセスがいい。20台ほど駐車スペースがあるがほぼ満車状態だ。

7時50分登り始めた。登り始めはだらだらの登りとなっているが、しばらくすると急登となる。しかしそれも僅かの間で、緩い登りが続く。ぶなの木が茂る新緑の登山道を快適に歩く。一ぷく平には、ちょうど9時に到着。ここまでのコースタイムは1時間30分となっているが、1時間10分程度で来ている。


登山口

 

一ぷく平で一服

 
一ぷく平からもほとんど緩やかな道となっているが、頂上手前標高1550m付近にある展望台を超えた辺りから、登山道は雪解けの水で、小川と化している箇所がある。一部雪の上を歩くところもあり、またぬかるんでいる箇所も多かった。登山道から北方面白山が見え隠れする。

最後のぬかるんだ急登を登りきると、頂上が現れる。まだ、30分ほど時間がかかると思っていたところに、突如頂上が現れたといった感だ。頂上到着10時25分。登り始めて2時間35分だった。

登山道から白山

 
頂上標識

頂上到着の頃、ちょうどガスが出てきていて、ちょっと展望はいまいちの感があったが、時折見せる白い山「白山」の雄大な姿を望むことができた。荒島岳からの白山よりも、距離的にも近いので、間近に迫ってくる威圧感を感じる。

頂上には、大日如来の像や石碑などがあり、この山も古くから登られていた信仰の山であることを伺わせている。

頂上は広く、多くの人が昼食をとっていた。我々も約1時間昼食タイムをとって山頂からの眺めを楽しんだ。



頂上から白山を望む


大日如来の像


頂上付近


大日ヶ岳を振り返る

 
下山は、登ってきた道を下ることとなるが、展望台から振り返ると、登るときガスで見えなかった「大日ヶ岳」の山容を望むことができた。

下山は、13時35分だった。(下山の所要時間2時間10分) 下山後近くの温泉、「牧歌の湯」(ひるがの高原「牧歌の里」の中にある)に浸かって汗を流し、本日の山旅を終了。


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