談山神社&飛鳥を歩く 2024.11.30

 
紅葉を求めて今年は奈良県の談山神社を訪れた。紅葉百選にも選ばれている名刹だ。メンバーは名古屋の山の会11人だ。私は、前日別の山の会で京都に宿泊していたので、京都から奈良入り、はしごとなった。桜井から飛鳥へ縦走し、飛鳥の古墳も回って錦秋の奈良を楽しんできた。

奈良桜井駅に集合。談山神社行きのバスに乗り込む。臨時のバスが2台出ていて多くの観光客だ。今が見ごろとあって、みごとな紅葉だ。神社の中にも入ることができる。中からの眺めは、まるで額縁に描かれた絵画のようだ。
 
縦走路


談山神社境内


神社内から紅葉

 



談山神社を後にして、万葉展望台方面へ。万葉展望台へちょうど12時ごろ到着。昼食にした。ここからの展望は、正面に金剛山、葛城山を展望でき、大和平野を見下ろすことができる。昨年歩いた大和三山の畝傍山がすぐ下に見下ろすことができた。

 

万葉展望台にて

 

万葉展望台から畝傍山方面

 
さらに、山道を進み、明日香村へ。まずは岡寺だ。663年の創建とのことだから、1360年もの歴史のある寺だ。厄除けのお寺だそうだ。本日は近鉄飛鳥駅まで歩くこととしている。

次の目的地は石舞台古墳だ。一度訪れてみたかったところだ。6世紀後半に政権を握っていた蘇我馬子の葉かではないかといわれている。かなりの重さの意思を積み上げて造られている。

岡寺


石舞台古墳

次に高松塚古墳に進んだ。実際の古墳は一般公開されていないため、高松塚壁画会館を訪れた。古墳は昭和47年に発見されたが、私が大学に入学した歳で、ニュースで大きく報道されたことをしっかり覚えている。会館内には模写された壁画が展示されている。

 

高松塚壁画館

 

壁画の模写

今回の山行は、紅葉が主であるが、せっかくだから飛鳥の里を歩くことも選んだ。教科書で学んでも頭に残らないが、やはり行って観て、体感するとしっかり頭に入る。楽しい。

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