![]() |
|
今回、室町山の会のメンバーとして、「アンナプルナ山麓 コプラリッジトレッキング」に参加させていただいた。7年前、初めてネパールに足を踏み入れて、今回は2回目である。前回は、リーダーのSさんと二人だけで、ゴサインクンドを歩き、マナスルやガネッシュを楽しんだが、今回は8人でのトレッキングだ。 まずは、この人数をまとめていただき、トレッキングのスケジュールからネパール滞在中のトラブル等に適格な判断を仕切っていただいたSさんに感謝の意を表したい。 【絶景のアンナプルナ周辺の山々のこと】 さて、今回はアンナプルナ周辺の山々を巡るトレッキングだったが、ハイライトは、「Poon Hill」からのパノラマビューとコプラリッジからの最接近した迫力ある「アンナプルナサウス」の雄姿だ。 |
|
![]() 標高4000mからアンナプルナサウス |
![]() PoonHillからタウラギリの展望 |
【国際山岳博物館(International Mountain Museum)のこと】 ポカラでは、まず国際山岳博物館を訪れた。ここは日本の多くの支援によって建設されたようだ。喧騒とした街の中で、ちょっと雰囲気の違う空間だった。日本人の登山家のコーナーも設けられていた。マナスル初登頂の今西寿雄さん、エベレスト女性初登頂の田部井淳子さんのコーナーがあり、衣類やザック、寝袋などが展示されていた。 興味を持ったのは、野口健さんがエベレスト等から回収したゴミ(主に酸素ボンベ)の展示だ。野口健さんの講演会を聴いたことがあるが、エベレストや日本では富士山のゴミを積極的に回収している人だ。形として残っていた。大いに賞賛したい。 |
|
![]() 田部井淳子さんのコーナー |
|
![]() 野口健さんの清掃活動 |
![]() 回収された酸素ボンベ |
【ネパールの病院に入院したこと】 私の体調であるが、よりにもよって出国の前日に風邪の兆候が現れた。もちろんここで出国を取りやめるという選択肢はない。前日は成田のホテルに宿泊している。予定通り他のメンバーと同じ行動を取り、4,000mを登ってきたのであるが、登山道でもロッジでも「咳」がまったく止まらず、厳しいトレッキングだったと言わざるを得ない。 10日以上、咳が止まらないこともあり、メンバーからの助言もあってポカラの病院に行った。2年前に今回のメンバーでもあるIさんもお世話になったという「CIWEC HOSPITAL TRAVEL MEDICAL CENTER」だ。 コロナ、インフルエンザの検査も行い、レントゲンも撮って診察を待った。気管支炎ということで、一晩でも入院することを勧められたので従った。入院となると大袈裟ではあるが、1日とはいえ、まさかネパールの病院に入院するとは思わなかった。貴重な体験だ。その日は、夜遅くまで点滴などを受けた。 |
|
![]() 病院受付 |
![]() 点滴を受ける |
【チトワン国立公園のこと】 |
|
![]() クルーズの船着き場 |
![]() ジャングルカー |
【最後に】 今回、私にとって2回目のネパールの旅だったが、ヒマラヤ山脈の一端に触れたことをうれしく思うと同時に、体調がすぐれなかったことで、厳しい旅となったことを残念に思う。 帯同したメンバーに心配をかけ、気遣っていただいたことで、ほぼ予定通りのスケジュールについて行けたと思っている。メンバーの皆さんに感謝です。本当にありがとうございました。 |
|
![]() ![]() ![]() ![]() |