2022.10.2(日)〜10.3(月) 御嶽山

あれから8年。そう多くの犠牲者があった大噴火から8年経った。慰霊と紅葉とトレーニングのために登ってきた。御嶽山は5回目の登頂だ。王滝からの登山道はまだ通行止めの箇所があるので、今回も黒沢口登山道を選択。天気がいいので、今回はご来光を期待して、山小屋へ泊まることとし、ゆっくりと登ってきた。


2022.10.2(日) 1日目

名古屋発7時のしなの1号で出かけた。木曽福島からロープウェイの鹿瀬駅までバスに乗る。ロープウェイを乗り継いで、飯森高原へ。10時25分御嶽神社にお参りした後登り始めた。


御岳ロープウェイ(ふもと)

 
 
ふもとから御嶽山を見上げる

女人堂までの樹林帯は、紅葉していて美しい。約1時間10分で女人堂に到着。最近やや登攀力が落ちているが、だいたいコースタイムで登ることができた。少し休憩を取って頂上を目指した。


八合目付近の紅葉

 
 
八合目女人堂

二ノ池方面への分岐に13時40分、女人堂から1時間45分程度か。やはり体力の低下を感じる。頂上に到着したのは、14時過ぎだった。


二ノ池分岐から頂上方面

 
 
御嶽山頂上

本日は天気がいいので、展望がいい。正面に乗鞍岳、その向こうに穂高連峰が見えている。槍の穂先も確認することができる。南東方向に八ヶ岳、南アルプスの山々も遠望できた。

 

頂上から一ノ池・二ノ池

 
 
乗鞍岳・穂高連峰

本日は、石室山荘を予約している。下山中に石室山荘にヘリコプターが来ているところだった。負傷者の救助だった。

2022.10.3(月) 2日目

ご来光を拝むために5時過ぎには起床した。東の空が徐々に明るくなってくる。雲海の上に姿を現す南アルプスの山々から最初の光が輝いた。ここで、昨日から同室だった白装束の御嶽講の方が、ほら貝を吹いてくれた。ご来光に向かってのほら貝の音は、感動的だ。

本日は、下山して帰宅するだけである。食事を済ませて7時に出発した。9時過ぎには、下山したが、11時45分までバスがない。時間を潰すのがたいへんだった。

 

ご来光

 
 
御嶽講の方のほら貝

慰霊と紅葉とトレーニング、充分満足できる山旅だった。

     
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