2020.9.5(土)〜9.7(月) 月山・大朝日岳

9/4名古屋から仙台行きの夜行高速バスで出かけた。学生みたいだが、夜行バスは起きると現地に着いているので一日が有効に使える。前日から行ってホテルに宿泊する方法もあるが、現地までに1日要する。
今回は、リベンジの「月山」と東北の盟主のうちの一つ「大朝日岳」に登ってきた。


2020.9.5(土) 月山

前日名古屋を出発した高速バスは、約9時間で仙台に着いた。ここからまた山形までバスで移動。仙台・山形間はバスの方が便利だ。山形駅で予約していたレンタカーで月山スキー場へ。10時過ぎ到着。

早速リフト乗り場へ直行。4年前のリベンジだ。とりあえず頂上を目指すことにした。


月山ペアリフト

 
 
月山登山口

さすがに月山、白装束の方に出会った。古くからの信仰の山であることが窺える。最近足の調子が悪い。頂上までもう少しのところで足をつってしまった。こむら返りだ。しばし休んで頂上へ。登山口から約2時間だった。頂上には「月山神社」が鎮座している。


白装束の人も

 
月山頂上

頂上に着いた頃はガスがかかっていたが、下山中に回復した。ふり返るとなだらかな山容が目に入ってきた。


頂上にて

 
月山をふり返る

月山は、花の百名山でもある。いろんな花が咲いていた。


ミヤマリンドウ

 
ミヤマガラシ

下山して、翌日登る「大朝日岳」のふもとの古寺鉱泉にある「朝日連峰案内センター」に向かう。今年完成したばかりの真新しい大江町営の宿泊施設だ。料金もリーズナブルで満足。


6月にできたばかりの「朝日連峰案内センター」に宿泊
 
きれいです

2020.9.6(日) 大朝日岳

朝食を済ませ、7時20分に出発した。本日は頂上避難小屋泊りだ。同室の2人は日帰りとのことで4時頃出発したようだ。日帰りする人が多いようだが、最近の私にとってはかなり厳しい。しかしその分避難小屋だからシュラフや自炊道具・食料も持って登らなくてはならない。ザックはかなりの重さになる。

古寺山10:30到着。中間地点だ。ただひたすら本日は登るだけ。小朝日岳はまき道を選択した。13:40大朝日岳頂上避難小屋に到着。早速寝る場所を確保して、空身で頂上に登った。避難小屋から10分程度だ。百名山88座目登頂。

避難小屋は本日5人だけだった。隣り合わせた京都から来ていたご夫婦と話が咲いた。やはりこの山にわざわざ遠くから来ている人は百名山の登頂を目指している人だ。この1か月ほどずっと車で京都から来て百名山を登っているとのこと。5年ほどで90座を超えていると。
 

本日のお宿大朝日岳頂上避難小屋

 
大朝日岳頂上にて

 
本日の夕食

 
2020.9.7(月)

朝5時起床。ご来光を拝むため外に出た。5:17東の空から本日最初の光が輝いた。大朝日岳からの朝日だ。ご来光はいつ見ても神々しいと思うのは私だけではないだろう。

やや北に目を向けると、雲海の上に「月山」「鳥海山」が目に入る。素晴らしい光景だ。これは頂上付近に泊まらなければ見られない光景だ。


大朝日岳からの朝日(ご来光)

 
鳥海山(左)&月山(右)&雲海

朝食を済ませ、6時20分下山開始。本日も天気はいいので視界が良い。登山道から大朝日岳をふり返る。堂々とした山容である。下山は小朝日岳にも立ち寄った。このルートは、湧き水が3か所あって水の心配がいらないのがいい。古寺山を経由朝日連峰案内センターに戻ってきたのは11時頃だった。


大朝日岳をふり返る

 
小朝日岳(左)&大朝日岳(右)

下山後、日帰り入浴湯ったり館で汗を流し、山形空港に向かった。
今年はコロナ禍の中、山登りもなかなか思うようにはいかない。南アルプスを4座計画していたが、山小屋がほとんど営業していなくて、実際には南アルプスには入れない。登れる山が限られている。とりあえず先月の「飯豊山」に続き、東北の難関の山2座をクリアした。

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