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やっと梅雨が明けた。計画しては、変更してきていて3度目の正直だ。以前から尾瀬に思いをはせらせていたが、やっと実現できた。今回は、1日目に至仏山に登り、2日目は尾瀬ヶ原、尾瀬沼の散策、3日目は尾瀬から少し離れた武尊山を計画。梅雨明けの猛暑の中、けっこう厳しい山行だったが、3日間の山歩きを楽しんできた。 R1.8.2(金) 至仏山 前日名古屋から夜行高速バスで東京駅へ。独立3列の深いリクライニングシートではあるがぐっすり眠ることは出来ない。朝6時前に東京駅到着。始発の上越新幹線に乗り、上毛高原、レンタカーで尾瀬入りした。 尾瀬に入るには、尾瀬戸倉の駐車場に停めてバスで鳩待峠に入る。一般車は尾瀬戸倉までだ。鳩待峠の登山口に10時過ぎに到着した。10時10分登山口に入った。 |
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鳩待峠 |
尾瀬入口 |
登山口からしばらくは、緩いブナ林を登っていくが、やがて傾斜がきつくなる。木道や階段も随所にあって尾瀬らしい。小至仏山が見えてきた。本峰は小至仏山に隠れて見えない。かなりの汗をかいた。 |
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至仏山登山口 |
小至仏山 |
小司仏山から約35分で本峰至仏山に到着(12:50)。登り始めて2時間30分だった。東に尾瀬を挟んで3年前登った燧ケ岳が、南に名峰赤城山が、やや曇り空ではあるが、展望がいい。20分ほど頂上展望を楽しんで下山した。 |
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小至仏山頂上 |
至仏山頂上 |
頂上にて |
頂上から赤城山方面 |
鳩待峠に3時前に戻ってきた。本日の宿は「至仏山荘」を予約している。頂上から至仏山荘方面(山の鼻)には登山道があるが、登り専用となっていて、鳩待峠から往復し、ここから至仏山荘へさらに1時間下っていくことになる。至仏山荘への到着は、4時前だった。 山荘到着して、間もなくすると大雨が降ってきた。早く到着してよかった。気温がかなり高くなっているので、山沿いでは不安定な気候となっているようだ。夜中まで雨の音が続いていた。 R1.8.3(土) 尾瀬ヶ原・尾瀬沼 本日は、至仏山荘から一ノ瀬まで尾瀬ヶ原、尾瀬沼を約15〜16kmを歩く予定にしていた。6時30分至仏山荘を出発。昨日からの雨の影響もあるのだろう。まだ朝もやが立ち込めている。 |
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至仏山荘 |
朝もやの尾瀬ヶ原 |
尾瀬ヶ原で「テン」と遭遇。反対側から歩いてくる人の気配でこちらに向かってくるではないか。私を見て一瞬とまろうとしたが、 反対側の木道を素早く駆け抜けていった。一か八かカメラを向けたが、たまたまうまく捉えていた。 |
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トラノオ? |
テン が駆け抜けた |
約6kmにわたって木道が続いている。振り向けば、昨日登った至仏山、前には燧ケ岳がそびえる。1時間20ほどで見晴に到着。ここで尾瀬ヶ原とはお別れだ。 |
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振り向くと至仏山 |
前方は燧ケ岳 |
見晴からは、少し起伏のある樹林帯に入っていく。4kmくらい樹林帯を歩くと尾瀬沼に到着した。暑くなってきた。今日もいい天気すぎる。汗びっしょりだ。売店で冷たい飲み物を買う。尾瀬沼の西側を三平下へ向かう。 |
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尾瀬沼(沼尻) |
尾瀬沼(三平下) |
三平下の小屋で食事。少し休憩して、三平峠を越えて一ノ瀬まで約1時間。最後のひと踏ん張り、歩いた。 一ノ瀬からは、大清水までの低公害連絡バスが30分ごとにある。大清水からは、路線バスで尾瀬戸倉まで戻ってきた。尾瀬を一周したことになる。 レンタカーに戻り、本日の宿泊地「宝台樹キャンプ場」を目指した。テント泊としていたので、本日は自炊、前回からスパゲッティにしているが、今回は和風きのこにしてみた。ビールと焼酎で本日の疲れをいやした。 |
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本日のお宿 |
本日の夕食メニュー |
R1.8.4(日) 武尊山 朝5時ごろ起床。睡眠はとったはずであるが、さすがに3日目となると疲労が蓄積されてきている。朝食が喉を通らない。すこし口にはしたが、ほとんど残してしまった。途中で食べればいいと思って残りをザックにしまって、テントを片付け、出かける準備をした。 登山口は、武尊神社だ。上の駐車場は満車ぽいので、下の駐車場に止めて約30分ほど林道を歩く。6時30分出発 |
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武尊神社(登山口) |
いくつか鎖場が |
朝からあまり食べていないので、力が出ない。途中行動食を少し口にした。コースは、けっこうおもしろい。20〜30mほどの鎖場が4か所ある。慎重に登っていく。 |
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頂上が見えてきた |
武尊山頂上 |
11時15分頂上到着。標高差1000m、4時間40分ほど費やした。本日はガスが発生しており、ほとんど展望がなかった。体調もあまりよくないので、少し休憩しただけで下山することにした。お腹は少し空いてきたが、食欲はない。水ばかり口にしていた。 |
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けっこうスリルある |
林道に帰ってきた |
駐車場に戻ってきたのは、14時50分。下山は3時間20分程度。疲れた。キャンプ場の近くの日帰り温泉は16時からだという。予定の新幹線に間に合わないので、あきらめた。着替えだけして上毛高原に戻って、例によって一人打ち上げ。今回の山行を終えた。 2つの百名山と初めての尾瀬、楽しんできた。 年度別登山口へ 山岳名登山口へ 番外編へ トップページへ |