R1.7.13(土) 御嶽山

なかなか梅雨が明けなくて、悶々としているのはだれか。それは私です。計画しては、中止が続いていた。天気予報で少しの晴れ間を見つけたので御嶽山に登ってきた。御嶽山は大噴火の前に一度登っている。大噴火の後、昨年噴火レベルが1に下がって、頂上まで登れるようになっている。今回は、トレーニングもかねて、慰霊の意味で登ってきた。

朝6時すぎ、自宅を車で出かけた。今回は頂上まで一番近いロープウェイを使うことにした。ロープウェイ鹿の瀬まで、自宅から約3時間。登山口の飯森高原を9時50分頃出発。


御岳ロープウェイ

 
 
登山口

久しぶりの山行で、けっこうしんどい。約1時間して八合目女人堂に到着。御嶽山は古より登られていて、霊山としても有名。多くの石碑が建てられている。時折晴れ間が除くが、いまいちの天候だ。

 
八合目女人堂

 
女人堂付近石碑

石室山荘付近から頂上を仰ぐことができた。蒸し暑くて汗が吹き出すが、気温は低いのでとまると寒い。もうひと頑張り、と奮い立たせるが、足が思うようには動かない。やはりトレーニング不足か。急登ではあるが、歳のせいかも。さすがに3000m付近まで来ると空気も薄くなっているし。

 
 
石室山荘付近から頂上

 
覚明堂

頂上付近は、噴火で降ってきたと思われる石がゴロゴロとしている。頂上付近には、シェルターが設置されていた。

 
頂上まであと少し

 
頂上付近のシェルター

13時30分頂上到着。登山口から3時間40分を要した。雲が多くかかっていて、展望は良くないが、雲の隙間から下界を見下ろすことができる。頂上の奥社は、噴火でかなり被害を受けたのだろう、建て替えられていた。

 
頂上にて

 
頂上からの展望

 
頂上から二ノ池方面

 
頂上奥社

今回山小屋泊まりのつもりで出かけたのだが、頂上下山のころから小雨が降ってきたし、翌日大雨の予報が出ていたので、下山することにした。下山時間は1時間50分程度だったか。少し遅くなったが、自宅に戻り、結局日帰り「御嶽山」となった。

「ドキュメント御嶽山大噴火」という本が出ている。当時の様子が生々しいが、まさにここで遭難されたのだなあと思うと痛々しい。山好き同士の方のご冥福をお祈りします。

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