「一富士二鷹三茄子」は、縁起の良い夢として知られているが、「徳川家康が駿河の国の高いものの順にあげたもので、鷹は鳥ではなく、富士山の近くにある愛鷹山(あしたかやま)のこと、茄子は初物(はつもの・その年の最初の収穫品)の値段の高さをいう」という説がある。 今年もいいことありますように、富士山の展望地「愛鷹山越前岳」へ登ってきた。名鉄観光の日帰りトレッキングツアーへの参加だ。キャンセル待ちで25名の限定ツアーに入ることができた。ツアーは自分の思うコースを計画できないことなどから、積極的に利用したいとは思わないが、今回は、料金もリーズナブル(名古屋から7,800円)でもあるし、ガイドの行動、案内等もみてみたいと思い参加してみた。 7時20分名鉄バスセンターを出発。天気も上々だ。東名高速道浜名湖近くから、小さく富士山が見える。静岡近辺から大きく見え始めた。しかし、富士山は、登山口十里木高原に近づくにつれて雲で姿を隠し始めた。
登り始めて約2時間、愛鷹山最高峰越前岳に到着。(13時30分) 頂上からの富士山方向は木々が邪魔して眺められない。もっとも今日は、雲で覆われていて、残念ながら木々がなくても見られなかったが。南方向、下界に駿河湾が広がっている。日が太平洋に反射されて眩しい。東の伊豆半島方面から西の静岡方面までの展望が素晴らしい。気温はかなり低くなっていたが、天気も良く、風がないのでそれほどの寒さを感じなかった。 今回、富士山を展望するのが目的だったが、残念ながら最初に少しだけ顔を出しただけで、最後まで遠慮してたようだ。美男・美女がくると富士山は顔を隠すらしい。(ガイドの話) また来るから、その時はよろしく。平成24年の初登山でした。 |