名古屋の山の会８人で、乗鞍岳と秘境「五色ヶ原の森」に行ってきた。五色ヶ原の森は、ガイド付きでなければ入山できない。乗鞍岳の麓、高山と平湯温泉の間にあって、以前から気になっていたところだ。自然のままで人の手が加えられていない秘境だ。お天気とメンバーに恵まれて、素晴らしい山行を楽しんだ。 H29.8.26(土)　乗鞍岳 ７時３０分名古屋駅集合。車２台に分乗して、東海北陸道経由ほうのき平駐車場へ向かう。１０時４０分ほうのき平到着。ここからはマイカー規制されているので、１０時５５分の登山バスに乗り込む。１１時４０分畳平到着。 準備を整えてゆっくり歩き始めた。天気はいいけど風が強い。４０分ほどで肩の小屋到着。ちょうどお昼となったので、昼食にした。
肩の小屋付近から乗鞍岳	肩の小屋で一息入れる
１３時過ぎ肩の小屋出発。頂上まではここから５０分だ。岩がごろごろしていて少し歩きにくいが、３０００ｍを超える山で一番登りやすい山だろう。 １３時５５分頂上到着。南に御嶽山を仰ぎ、北に「槍・穂高」を擁する北アルプスの山々が遠望できる。
乗鞍岳頂上　向こうに見えるのは御嶽山	槍ヶ岳をバックに「山が好きＴシャツ」で
２０分ほど頂上からの展望を楽しみ、下山した。再び登山バスに乗ってほうのき平に帰ってきた。本日は、ほうのき平にある宿（ジョイフル朴ノ木）に泊まるので、まったく車で移動する必要もなく、朝ほうのき平に駐車したままで宿に入ることができた。
H29.8.27(日)　五色ヶ原の森 さて、今回のメインは「五色ヶ原の森」だ。朝食を済ませて、８時１５分出発。車で約１０分の所に案内センターがあり、ここからがスタートとなる。９時からの入山予定だったが、１０分ほど早くスタートとなった。ガイドさんの説明を聞きながらゆっくりと森の中に入っていく。 この森には妖精が住んでいるらしい。だれも妖精に会えないそうだが、ごみを捨てたり、木を折ったりする人には絶対現れないようだ。自然を愛するきれいな心を持っていれば現れるとのこと。まだまだだなあ。
五色ヶ原の森入口	自然のまま
黄蘖之水場
約１時間４０分歩いて、目的地の久手御越滝に到着。高さ４０ｍの滝でさらに上の滝を入れると５４ｍになるらしい。水しぶきを浴びるほどの近さで、迫ってくる。主流の滝と岩を伝ってくる流れとが、絶妙のバランスで美しい。
久手御越滝１	久手御越滝２
帰路もガイドさんの説明を聞きながら１２時過ぎ、入山口に帰ってきた。今回、３時間のコースに参加したが、本来は１日コースで２コース設定されている。ゆっくりと広葉樹林・針葉樹林、沢、滝、草花の自然に触れるのもいいものだ。今度は１日コースで来てみたいと思う。
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