H29.1.21〜1.22 美ヶ原


3年前、Sさん・K君と来た「美ヶ原」へ、今度は山の会12人でやってきた。今回天候には恵まれなかったが、冬山の貴重な体験、そしてグループで来なければ味わえない楽しさ、新しい山仲間との出会い、またまた私の山人生に、思い出が刻まれた。


H29.1.21(土)

電車は少し遅れていたが、10時30分下諏訪駅に、東京から、大阪から、名古屋から全員集合。美ヶ原高原ホテル山本小屋の送迎マイクロバスに乗り込む。11時40分山本小屋到着。昼食をとり、それぞれ希望するスノーシュー、クロカンスキーを装着して13時過ぎに、王ヶ頭に向けてスノーシュー(クロカン)トレッキングに出発。
 
美しの塔


スノーシュートレッキング快適
 
今日は、晴天とは言えないが、風もほとんどなく快適だ。14時25分王ヶ頭に到着。山本小屋から標高差90mほどだから、ほとんどフラットと言ってもいい。記念の写真を収め、王ヶ頭ホテルの休憩室で、コーヒーを飲んで一休み。

 
もうすぐ王ケ頭

 
美ヶ原頂上

「ねころび広場」がある。夏は夜ここに寝転んで星を見ると美しいだろう。冬に寝転ぶ人がいるのか。一人が寝転んだ。次々と寝転んだ。雪の中ではなぜか童心にかえるね。(はしゃぎ過ぎの声も…)山本小屋に戻り、温泉に浸かって冷えた体を温めた。


 
王ヶ頭方面と王ケ頭ホテル

 
ねころび広場で寝転ぶ

H29.1.22(日)

7時からの朝食を済ませ、8時過ぎ茶臼山を目指して出発。今日は全員スノーシューだ。40〜50cmほど踏み込む場所もあってラッセルが必要だ。それよりも寒波が来ているらしく、天候が悪い。時折激しい風が吹き荒れる地吹雪が襲ってくる。

約1時間行ったところで撤退することとなった。頂上まで行っても(イヤ、行けない。)視界はないだろうし、この吹雪の中耐えられなくなってしまった。体感温度は、マイナス10℃〜15℃くらいだろうか。バラクラバ(目だし帽)に吐く息が水滴から氷になっている。

山本小屋に10時30分頃戻ってきた。温泉がありがたかった。冷え切った体を温めてひと眠り。昼食をとり、13時発の送迎バスで下諏訪駅まで送ってもらい解散。

本日の写真なし。手袋外して、カメラを取り出す勇気がなかった。初めてだ。

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