六甲山(H22.4.29)

芦屋の駅を降りると六甲山からの快い風、晴天に恵まれ登山日和、さあ登るぞ ! 

(六甲颪に颯爽と 蒼天翔ける日輪の 青春の覇気うるわしく)

六甲最高峰に登ってきた。タイガースファンの山好きが、六甲山に登ったことがないとなると話にならない。前から登りたいと思っていた。今月上旬甲子園に試合を観に行ったときS君と翌日登る予定だったが、朝から小雨のため断念した。今回は、飛騨(名古屋で阪神ファンの集う飲み処)の仲間Mさん、Nさんと小生3人で行くことに話がまとまった。

朝6時50分、名古屋駅「銀の時計」前集合。ほとんど同時に3人が集合。新幹線で新大阪経由JR芦屋駅へ。登山口は阪急芦屋川であるが、新大阪からはJR芦屋のほうが時間的に早い。阪急芦屋川駅は、これから登る登山客でごった返していた。

準備を整えて9時前に登り始めた。しばらく住宅街を歩くが、やがて登山道らしくなっていく。登山口から20分ほど登ると高座の滝に到着する。滝の前で休憩。炭火で肴を焼いて朝からやっている

(飲んでいる)方々も。日本は平和な国ですねぇ。

      
     高座の滝                  ロックガーデン
 

ここから本格的な急登となっている。ロックガーデンと呼ばれる岩場にさしかかる。それほど難しい岩場ではない。多くの人が登っているおかげで、足場はしっかりしている。高度もここでけっこうかせぐことができる。

このあたりからNさんの足がちょっと具合悪くなったが、休み休み、だましだまし登る。Nさん

83kgの巨体を標高941mまで持ち上げるのだから無理もない。小生56kg、30kgの砂袋を背負ってのハンディ戦だよ、とか言いながら、何とか第一関門突破。

ロックガーデンを過ぎても、しばらく登りは続くが、やがて風吹岩に到着。(10:15)ここからは、なだらかな道だ。やや勾配がある坂を上りきると雨ヶ峠に到着する。(11:05) ここで、約10分の休憩。雨ヶ峠を越えると今度はしばらく下りの道となる。住吉谷まで下って、また登り返す。このあたりは、この時期紫色の山桜が咲いている。昨日の雨で木々の緑が一段と映え、その中で異色の山桜が目立っていた。

Nさん足をかばいながら、一軒茶屋に到着。頂上まではここから5分だ。頂上には、12時30分過ぎに到着した。ほぼ標準時間で登ることができた。頂上からは、ポートアイランド、神戸の街を見下ろすことができる。頂上で記念撮影、昼食をとって下山。


        頂上から神戸の街                         記念撮影

下山道は、有馬温泉へ通じる「魚屋道(ととやみち)」だ。江戸時代からあり、浜の海産物を有馬に運んだ道だそうだ。ほとんど普通に歩ける道で、約1時間で有馬温泉に到着。(13:30)

有馬温泉は、日本最古の温泉と言われているそうだ。公衆日帰り温泉の「金の湯」で汗を流し、バス停前の土産物屋さんで打ち上げ。梅田行きのバスに乗って、大阪〜新大阪〜名古屋と帰ってきた。

関西では手ごろに登れる人気の山だ。天気もよく、多くの登山者があった。登りのロックガーデンも楽しめるし、瀬戸内海と六甲山にはさまれた神戸の街々を見下ろすことができる。好きな山の一つに加わった。

(阪神タイガースも最高峰をめざす!)


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