比叡山(H22.3.22)

3連休の最後の日、昨日の春の嵐も止んで、天気予報通り穏やかな日となったので比叡山に登ってきた。7時前に自宅を出発し、新幹線で一路京都へ。地下鉄、京阪電車、叡山鉄道を乗り継いで「修学院」で下車。(9:20

修学院駅から白川通りを少し北へ歩くと修学院離宮への道があり、川沿いに離宮の柵を左に見ながら進むと、雲母坂(きららざか)登山口がある。「雲母」と書いて「きらら」と読む。由来を今度調べてみようと考えながらいっぷく。


       これから登る比叡山                       修学院離宮近くの音羽川

登山口からは、いきなりちょっとした坂が連続する。途中、京都の街を見下ろす眺めが開けるところがあり、カメラに収めながら登っていく。「トレイル周回コース」となっているらしく、ほとんど荷物なしで走って登る人、下る人もいた。結構年配の人たちだ。そうして登っているうちにケーブル比叡駅近くの見晴台に到着。(11:00

そこから、人工スキー場を経由して、15分程度で北に開けた展望台へでる。ここからは、奥比叡から北山に連なる山々の眺望がよい。持ってきたおにぎりで昼食にした。(11:1511:35)お彼岸ではあるが、山の上は少し寒さを感じる。

そこから、比叡山山頂駐車場を経由して、頂上へ向かう。駐車場からは琵琶湖が眼下に広がる。ここから5分程度のところに頂上がある。「えっ、ここが頂上?」と疑いたくなる頂上だが、三角点が埋められている。(11:50

頂上から阿弥陀堂への山道を下った。車やケーブルで来た観光客に交じって、阿弥陀堂と根本中堂では、中に入って拝観させてもらった。合掌。心が清められる。幼少のころ来た覚えはあるが、初めてと同様である。

「比叡山延暦寺」を後にして、滋賀県側坂本方面へ下っていった。(12:35)ケーブルカーのない時代は、みんな通ったであろう道を下山。JR比叡山駅に着いたのは1345分だった。京都に戻り、待ち合わせていたN君と京都タワーの展望室で登ってきた比叡山を見上げながら、のどの渇きを潤わした。

比叡山は、歴史的に名高く全国に知られている山である。そして、京都の街と琵琶湖の両方向の眺めを楽しませてくれる。またひとつ山の思い出が加えられた。

 
         比叡山山頂三角点                      下山道の隙間から琵琶湖


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