水 場 案 内 板

2018/6/4
2018/6/15


   
 彫りたてホヤホヤ    出来上がった案内板
     
新旧の道標仮設置     

朝日連峰小国口登山道の水場案内板

製作 

 20年くらい前に設置した「蛇引きの清水」の案内板が老朽化してしまいました。
新しいものに交換しようかと数年前から考えていたのですが億劫にしていました。
先日から欅材の手ごろな板を加工し始めました。

既設は漢字表記ですが、今回はひらがな表記としました。
「蛇引きの清水」の蛇の字を嫌がる人が居ます。蛇と湿気は縁が有るという感覚の人が結構おられます。実際に湿気のある所にはカエルや虫が居て、それを餌にしている蛇も居るかもしれません。マムシは岩場とか尾根上で時々出会いますが、蛇は草地が多いように私は思っていますが…
私なりに考えたつもりの図案は「」を強調しました。字体はシンプルに行書風。分かり易いを第一に。

彫り上がったらエナメルで文字を塗ります。既設もそうしてあるのですが、板は腐食しても文字部は大丈夫です。
文字以外の板面は防腐剤を塗って腐食を遅らせようかと。時々防腐剤を塗布して頂けば30年くらいは長持ちするかもしれません。既設は塗らずに20年ですから。
この標識が腐食して交換する時代には私はあの世の人。次の世代にお任せしましょう。


塗り上がった

 マスキングテープを外した。これで出来上がりです。
あとは現地に設置するだけになりました。
今回はブナの木にぶら下げるのではなく、1.7mの柱を2本立ててそれに架けます。
現地は木の根や石ころが邪魔をして、柱穴を掘るのに苦労することでしょう。50センチ位は掘る必要があります。スコップでは掘れないと思うので、鉄の棒か大きなバールを持ち上げましょう。
資材を背負い上げ、設置完了には2日くらいかかるかもしれません。一人仕事でボチボチやりましょう。仲間も高齢化で激減しているので、一人気ままにゆっくりやります。
かくいう私もここ一と月くらい病院のお世話になっています。初めてですが「末端神経顔面麻痺」という病気です。左半面の神経がマヒして、顔が右半分しか動かないのです。食事も右の歯で噛む不自由な生活でした。大分回復傾向にありもう一歩です。
そんな訳でこの標識板設置はボチボチやって、体の具合を見てみましょう。初男さんからも「無理はするな」と厳重注意を受けています。