09冬角楢小屋

09/02


マグネシュームのカンジキ

 この冬は暖冬。
角楢小屋界隈も例外ではなかった。
いつもの半分くらいの積雪でした。

今回は試みがありました。
茨城県古河市にマグネシューム製品を研究、製作している熱心な町工場があります。
そこの社長さんの仕事振りが新聞に載りました。その記事を読んで私はメールしました。
マグネシュームは軽くて丈夫だというので(私はマグネシュームを全然知らなかった。ストロボくらいでした)登山用具に使えないかと。

早速返信があり「既にスノーシューの試作品が有るので使いなさい」と。
下の写真左がそれです。本体だけだったので、関さんに頼み「かんじき風」に紐を着けて貰いました。
使ってみると実に軽いのです。装着しているのを忘れそうでした。
元々スノーシュー用に製作した物のようなので、カンジキとしては踵の方の形に改良の余地は有ります。
試作品なのでこれから改良を加えて、完璧成品にしてみたいですね。完成の暁には皆さんも多いに御利用下さい。

マグネシュームかんじき(株宮本製作所製) クロモジ関さん製のかんじき

角楢小屋へ

 例年どおり徳網集落まではそれぞれ車で入る。
いつもは道路の両側が雪の壁で遠目がきかないのだが、今年は荒川の岸辺まで観渡すことが出来る。
向こう岸には雪で化粧した徳網山が美しい。
車回しに駐車していざ出発。

車止めに集合(真ん中の飛び出した荷物は鮭の寒風干し) 白布平のブナ林 白布の吊り橋

角楢の吊り橋 鈴木さんの道作り 今年の小屋