飯豊連峰保全シンポジューム
(連携で伝えよう飯豊の自然)

シンポジューム開催日:2008/2/23
HPアップ:2017/11/23(随分遅れました)


* 環境省東北地方環境事務所(仙台市)から件名の依頼を受け、恥ずかしくもなく受諾したのでした。
 今回使用した写真は露出不足で、鮮明でなかったのを理由に掲載を渋っていました。そのうち時間と共にアップをし損ねていたのです。
この度、明るさとコントラストを調整して載せてみました。既に気の抜けたビールと同じです。宜しかったらご覧ください。


環境省東北地方環境事務所の2007年度の催しで、2008年2月23日に実施しました。

会場は小国町の「おぐに開発総合センター」の講堂で行われました。
そのおり、私に基調講演依頼があり、僭越ながら講演をしました。
主催者からの依頼は「毎年朝日連峰登山道整備に大勢のボランティアを如何にして集められるか?」ということで1時間の持ち時間でお願いします。とのことでした。

   
 会場の案内板  パワーポイントでの説明
   
   
 角楢小屋改築説明 パネルディスカッション 

 私達が毎年夏に実施している朝日連峰小国口登山道整備や、老朽化した角楢小屋改築の経緯などを話しました。
角楢小屋改築は、豪雪地帯の掘っ立て式山小屋が、長年の積雪や風雨に寄り倒壊寸前になってしまったので、山仲間で資金を出し合い、勤労奉仕で木材や資材を担ぎ上げ、大工の棟梁に潮来市から来ていただき組み上げたことを、写真を映しながら説明しました。
改築に際しては徳網地区の所有者や地区民の了解の元にしたことや、小国町にもお願いしたが希望が届かず、結局我々が実施したことを話しました。
草刈はボランティアという考えではなく、自分たちが山遊びの一環としてして楽しんでいることが、皆さんからボランティアと評価されているという持論を話させていただきました。
それにしても毎年20数名の参加者があり、私は元より登山道管理人の初男さんは感謝しても感謝しても、し切れないことも話しました。
参加して下さる皆さんありがとうございます。

 講演の後にパネルディスカッションをいたしました。パネラーは4名です。私の隣の席は新潟県関川村の村長さん。長いこと飯豊連峰の保全に尽力されている方です。
終盤で聴講者からの質問を受けました。質問はやはり大人数が参加して下さる募集のコツについてが多かったです。
参加者に一人ひとりアンケートを取ってはいませんので、それぞれの参加理由は分かりませんが、朝日連峰のブナ林や登山コースに魅力があるのだと思います。と。
それに私や中心になる仲間たちのおもてなしもあるかなぁ? 一番は初男さんの心からのお礼の気持ちだろうね。

1時間の講演と1時間のパネルディスカッションはあっと言う間に終わった感じです。
場馴れしていないので、オドオドして終わってしまった」 というのが実感です。
私は今までこのような時にはスライドで「はい次。はい次」というようにしていましたが、今回はパワーポイントをにわか勉強し、見栄を張ってしてみました。

シンポジューム終了後は宿のある五味沢地区へ移動
 
 定宿の樋倉地区の農家民宿 ふもと へ行き、この夜は初男さんとの懇親を深める。
何時に寝たか記憶に無い。
 翌日は徳網の道路除雪終点まで状況見学。
ご覧のような状況で、降雪で前が見えない。積雪は2m位でしょうか。
早々にUターン。
あとはひたすら雪の無い茨城をめざし車を走らせました。

   
 OさんとTさん  山さんとTさん