2001冬 角楢小屋への道

2001/02/08

 今年は例年になく1月始めに雪が沢山降った。そのため、あの吊り橋が心配になり1月20日に角楢小屋に行った。
針生平の小屋は雪の中に埋もれていた。
この日は晴天。大玉山も真っ白に輝いていた。

針生平から大玉山を望む

3時間かけて大石橋に着く。大石橋は夏のあの賑わいはどこへ行ったやら。どっしり雪を抱えて、荒川までも眠っていた。

此処でしばらくの休息の後、この雪をすべて落とし角楢小屋に向かう。
この日の雪は湿って重く、それはそれは大変でした。
今年は五三沢のマタギ達が3名先頭を歩いていただき、かなり楽をさせてもらったのですが、小屋に着く頃はもうクタクタ。

この雪を掘り起こしやっと中に入れた。もう黄昏時でした。
囲炉裏に火をおこし、やっと一息。
持ち込んだビールも酒もとてもおいしかったです。
次の日は大玉沢の吊り橋の雪を落とし、小屋で昼飯を食べ下山しました。
帰りは昨日の足跡がありずいぶん楽に歩けました。初男さんの話では「3月にもう一度落としに来るしかねーべ」。とのこと。
私も仕事のやりくりが着けば又来たいモノだ。
この冬の状況次第では次の冬は吊り橋の雪落としから解放されるかもしれない。
でも冬も又来よーと。
皆さんもどうですか?