2018.03.05初版
質量には3通りある
質量は同一物体(同一天体)でも3通りある。
(質量1) 重力場発生質量(重力場を発生するときの質量)
・ ニュートリノ輻射を伴なう恒星は、無輻射よりも輻射が重力場を打ち消すので、重力場発生質量が見掛上は小さくなる。星が生まれてから進化して赤色巨星になると見掛けの重力場発生質量は小さくなる。また脈動変光星ではその質量が大きくなったり小さくなったり変化する。さらに星が大爆発を起こす新星では重力場発生質量が見掛上なくなって他の天体を引き寄せることができなくなる。
・ 超高密度天体(中性子星等)では、ニュートリノ衝突が表面近くだけで内部には浸透しないと考えられるので、重力場発生質量が見掛上は小さくなる。
(質量2) 重力感知質量(重力場の中で、重力(力)を起こす質量)
(質量3) 慣性質量(重力場の中で、慣性力を起こす質量)
(質量2)と(質量3)は、同じ重力場の中で、同じ要因(ニュートリノの運動量、質点)によるものであり、既に実験で等しいことが確認済みである。
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