ホ16001 ホツマツタヱ ミハタのソム 第16章 ホ16002 はらみつつしむヲビのアヤ ホ16003 フソヰスス モモヱフソヤホ ホ16004 トシサミト カシマノミヤの ホ16005 ヒトリヒメ オノコなければ ホ16006 カシマキミ カトリノミヤに ホ16007 ゆきいたる フツヌシむかえ ホ16008 トコトをえ いりますのちに ホ16009 ものかたり しろすことくに ホ16010 ヒヒメあり ツギコなけれぼ ホ16011 カスガトノ アマノコヤネは ホ16012 ヨにひいで カスガノカミと ホ16013 ナをたまふ ワレねがわくは ホ16014 カンツキミ ハシかけなして ホ16015 たまわんや フツヌシこたえ ホ16016 わがヲヰの ワカヒコさきに ホ16017 オシカにて さかむかひして ホ16018 あひそめり それよりイマに ホ16019 むつまじく イマそのキミの ホ16020 コとなさば ワレももふける ホ16021 コのことく ナカをなさんと ホ16022 ヒタカミえ シカにこたえて ホ16023 かえりきき ともにのほりて ホ16024 ナカクニの カスガにいたり ホ16025 そのチチの ココトムスヒに ホ16026 こひうけて タカマにのほり ホ16027 モロトモに これうかゝえは ホ16028 ミコトのり ミユルシうけて ホ16029 をがむのち フタキミかえる ホ16030 モトツクニ ココトムスビは ホ16031 うらなひて ヨキヒにちなみ ホ16032 とゝのゑて ことほきをえて ホ16033 むつましく コヤネはアメに ホ16034 つかえます いつしかヒメも ホ16035 はらむよし アメにつくれは ホ16036 ミコトのり コモリにこれを ホ16037 とはしむる ヒメキミあひて ホ16038 ミタネうむ ミハタをこえは ホ16039 こもりだも ミメのイロセに ホ16040 ならひきと ヒメはかえして ホ16041 いといなや イロセにとはゝ ホ16042 アチもまた ヨソにとわんと ホ16043 をもふなり ココロまよえは ホ16044 オシヱこふ ここにコモリの ホ16045 ミタネフミ アメツチいまだ ホ16046 わかさるに ウイのヒトイキ ホ16047 マドカにて ミツにアブラの ホ16048 メオわかれ オまつのほりて ホ16049 アメとなり メはのちくたり ホ16050 クニドロの ハニミツわけて ホ16051 ハニはヤマ ミヅはウミなリ ホ16052 オのウツホ カゼとうこきて ホ16053 ホとはける オセのムナモト ホ16054 ヒとまろめ アちかくめくり ホ16055 オにくばる イモのミナモト ホ16056 ツチとこる ハニちかきゆえ ホ16057 メにくはり ウツホカセホと ホ16058 ミツハニの ヰツましわりて ホ16059 ヒトとなる のちはイモオセ ホ16060 とつぎうむ オはハにむかひ ホ16061 とつくとき かりのシシナミ ホ16062 ホネアブラ メはアにむかひ ホ16063 ましわりの ヨガネのニチが ホ16064 チワタなす チチのカリナミ ホ16065 タマシマえ しはするときに ホ16066 ちなみあひ ヒルはニウエに ホ16067 ひたのほり ヨルはシウエに ホ16068 みぎくたり アスフタメクリ ホ16069 みめくりて ミソカにはミソ ホ16070 ミソヒふみ ミカたりゆるむ ホ16071 たらむとて ハハのつゝしみ ホ16072 オのイキす ヨロミチムヤソ ホ16073 メのイキす ヨロミチモヤム ホ16074 ミタネゑて ハハにますイキ ホ16075 ミモムソの アスはナモフソ ホ16076 ミカチヤソ ミソカヨロヤモ ホ16077 ミソヤカに ヨロミチムヤソ ホ16078 モトとまし フヨロムチヤモ ホ16079 ヨソムタビ ましとゝまりて ホ16080 みめくりは フツキののちの ホ16081 ミカはしり しわさらにきる ホ16082 きさらとて ハハのつゝしみ ホ16083 ムソヨカは ムソヨめぐりて ホ16084 きわまりて みめくりすべて ホ16085 チヤソなり ついにタネなる ホ16086 ヲノコロの エナのヘソのオ ホ16087 カワクルマ ややシシをもり ホ16088 メくりへる アスムソミタビ ホ16089 つぎムソフ ほそりめくりて ホ16090 ミツキには ミソコとなれは ホ16091 ミカやすむ ミトリハナなり ホ16092 ヤヨいさむ ヤヨもつゝしみ ホ16093 ヨツキには このミうるうも ホ16094 つゝしみよ ヰツキはモトの ホ16095 ひとめくり いはふヨロムチ ホ16096 ヤモヨソム ハラヲビのヰモ ホ16097 つゝしみよ アモトにまねく ホ16098 アラミタマ つきはニコタマ ホ16099 タラのヒと ミツましわりて ホ16100 ココロいき なりてミツかふ ホ16101 ツユあふれ ムツキいたれば ホ16102 かわくゆえ ホソのオクダニ ホ16103 チシルかふ ナツキチヲにて ホ16104 ヰイロハニ これクラワタと ホ16105 あふみなす こゝもつゝしみ ホ16106 ヤツキにて ソフハナリハの ホ16107 ハなるとき ハハのつゝしみ ホ16108 これなるぞ チチはチテトの ホ16109 オシテなり コツキミメコヱ ホ16110 そなわリて トツキくらいし ホ16111 ソフフキは ツキみちうまる ホ16112 ミタネこれなリ ホ16113 をりしもに ヒメのなげきは ホ16114 コをおもふ カセのトモシヒ ホ16115 タマコつむ やすきヒもなく ホ16116 ミツをこひ あるはスをこひ ホ16117 ムナさわき ツラにのほせは ホ16118 ヱタひゑて ヒメモスなやみ ホ16119 ミケたべす ムネのいたみや ホ16120 メのくらみ たまによきヒは ホ16121 マメひらふ このイタワリも ホ16122 つゝしみて よきとしのべど ホ16123 イマわがミ いきすヒトトキ ホ16124 ヨソジほど たらぬヤモフの ホ16125 かなしさよ コモリはヒメの ホ16126 イキスみて チハラをなでて ホ16127 エミスカヲ イキスたらぬは ホ16128 ヒメミコよ これトノキミの ホ16129 トコかたリ われヒメミコを ホ16130 まふけらん タチカラはこを ホ16131 まねかんな わがよろこひの ホ16132 カドひらき シカはもふけの ホ16133 ムネのハナ ミなるオノコは ホ16134 ヒのミタマ まつこもりくの ホ16135 ミハシラに ムカヒタにゐて ホ16136 メをまねき オまつめくりて ホ16137 メをつゝむ メがせばもりて ホ16138 はゑいつる ハナクキはシヂ ホ16139 オのハシメ オノコうむなリ ホ16140 メノコには メのメよりうく ホ16141 ツキミタマ ミヤをうるほし ホ16142 そむきいて のちうくるヒの ホ16143 まじわりは メまづめぐりて ホ16144 オをつゝむ オはシヂならず ホ16145 タマシマが うちにつぼみて ホ16146 メのハシメ メノコうむなり ホ16147 メはツキの をそくめくれは ホ16148 ヒヒのまし ミオヨソナづつ ホ16149 フソコカは ヨロチムソミの ホ16150 ミソカには ヒトツもどりて ホ16151 ミソヒより ミソミカまても ホ16152 ミカのうち ヒにソコもとり ホ16153 ミソヨカも ヒトモトリして ホ16154 さつめへり ミソヰカよリそ ホ16155 ヒヒのまし ミモヨソナづつ ホ16156 ヨソカには モトましともに ホ16157 フヨロムチ ミオナソフにて ホ16158 ミチきわむ ヱナのめくりも ホ16159 なそらえて やがてうまれん ホ16160 オオンカミ コソムツキます ホ16161 このコヤネ モモツキませり ホ16162 タチカラオ ミソムツキます ホ16163 サルタヒコ ソムトシをれど ホ16164 これはまれ オノコはトシに ホ16165 メはとつき イキスよければ ホ16166 うむもやすきぞ ホ16167 またのとひ タミはコさわに ホ16168 カミトノの コなきはいかん ホ16169 コモリまた セヲリツヒメの ホ16170 つゝしみに タミのなすワザ ホ16171 ミをくだき はたらくとても ホ16172 ココロむく アブラさかんに ホ16173 コをうるぞ クニカミなどは ホ16174 タミのため ココロつくして ホ16175 アブラヘリ コタネまれなり ホ16176 タカキミは シモがうらやみ ホ16177 かなはねは ヲキテをうらみ ホ16178 キミそいる これもアタなリ ホ16179 ウチミヤの アヲメのイブリ ホ16180 ケをさます そはのコトシロ ホ16181 まめなれは これをサムメが ホ16182 うらむなり キミがめくみも ホ16183 つひわすれ うらみねたむの ホ16184 ニハサクラ さかずはしれよ ホ16185 ヨロタミの うらめんメドの ホ16186 ヨロサクラ アメにうゑてぞ ホ16187 をろがめど ねたむイソラの ホ16188 カナツヱに コタネうたれて ホ16189 ながれゆく あるはカタハと ホ16190 なるイソラ ねたむそのイキ ホ16191 ヒヨロミチ むれてウロコの ホ16192 ヲロチなす タマシマのヒマ ホ16193 うかゝひて コツボにいりて ホ16194 ハラミコを かみくだくゆえ ホ16195 タネならず カタワうむなり ホ16196 まつしきは をよばぬトミを ホ16197 うらやみて うらみのアダに ホ16198 タネほろぶ ヒトをねためは ホ16199 ヒにミタビ ホノホくらひて ホ16200 ミもやする ねたむねたまる ホ16201 みなトカぞ たとえははべる ホ16202 アヲメたち ヰイロのハナぞ ホ16203 そのキミの ココロあをきは ホ16204 アヲにめで キなるはハナの ホ16205 キをめでし アカキはハナの ホ16206 アカにめで シロキはハナの ホ16207 シロにめで クロキはハナの ホ16208 クロにめづ をなじココロに ホ16209 あいもとむ キミのココロと ホ16210 わがハナと あふやあわぬや ホ16211 あえしらず てれはうらむな ホ16212 あげらるも ヱもべもよらず ホ16213 もとむなり てれはめすとも ホ16214 いくたびも たそれてのちは ホ16215 うらみなし つゝしみはこれ ホ16216 モロヒメら まさにしるべし ホ16217 いろのハナ ヒトタビめでて ホ16218 はやちれば チリとすてられ ホ16219 よそのハナ めすときはその ホ16220 ハナさかり つらつらをもえ ホ16221 みのハナも ヒトもうつれば ホ16222 ちるハナぞ タレさしうらむ ホ16223 ヒトもなし もしあやまれは ホ16224 タネたちて ミトガメあれど ホ16225 そのヒトは ただタチもたす ホ16226 ツヱうたす ヒトうちころす ホ16227 ゆえもなし メはヒトミチに ホ16228 をもえとも ねたみわつらふ ホ16229 ムネのホが ヲロチとなリて ホ16230 コタネかむ サワリのぞかん ホ16231 ヨツギフミ つゝしむアヤの ホ16232 ハナとハナ うてばちるなり ホ16233 もろともに つねにつゝしみ ホ16234 なわすれそこれ ホ16235 ハラミコを とひうるための ホ16236 タビヤドリ アルヒヒメカミ ホ16237 またのとひ をしえのヲビは ホ16238 ワザありや コモリこたえて ホ16239 タマキネの オツヱのヲビは ホ16240 ミミのハに シナわきまえて ホ16241 クニおさむ ヲビはヰワミの ホ16242 カタメなり オはシタあわせ ホ16243 メはウエぞ はらみのヲビは ホ16244 カツラキの ヨツギヤシロに ホ16245 ミタネのる ときにアメよリ ホ16246 ニイトリの ヒトハをつれば ホ16247 アマツノリ これはイフキの ホ16248 なるモミヂ ばけてカツラキ ホ16249 イトリヤマ ハネさきみれば ホ16250 フソヨスヂ カヅそなわれど ホ16251 つねあらず モロとりみれば ホ16252 ソヰにさけ ヒタカミにツル ホ16253 たてまつる ハネさきみれば ホ16254 フソヨなり かれモロハネを ホ16255 よりただし オツルをタテに ホ16256 メをヨコに ケフのホソヌノ ホ16257 をりもつて ヨソヤそなわる ホ16258 ミハラヲヒ ハハコイザナミ ホ16259 ながはらみ コソムツキして ホ16260 うみたまふ アマテルカミぞ ホ16261 ハタレマの さはれどヲビに ホ16262 とゝのひて ヨソヤそなわる ホ16263 そのためし てれはヒメキミ ホ16264 さわらねど イキスヒタチと ホ16265 なるヲビぞ ときにミカツチ ホ16266 いふかしく イキスヒタチと ホ16267 なるヲビの ワザにイキスは ホ16268 いづこえか ときにコモリの ホ16269 こたえには ムカシトヨケの ホ16270 のたまふは アメよりさつく ホ16271 ケフのヲビ アメにのとりて ホ16272 チチのタケ くらふるヲビに ホ16273 ハハのイキ ヒタチとなるは ホ16274 いたくなり アメよりいだき ホ16275 ハにあみて つらなりそたつ ホ16276 コのタメシ チチのメクミは ホ16277 いたゝくア ハハのイツクシ ホ16278 のするハに アマテルカミも ホ16279 わすれじと イトフソヨスヂ ホ16280 よりあわせ メオハフタエの ホ16281 ミハとなす このミハめして ホ16282 アサことに アメツチまつり ホ16283 タラチネに つかふミココロ ホ16284 そのキミも これともふせば ホ16285 ミカツチも よろこびケフの ホ16286 ノノをらん いわくハフタエ ホ16287 あらさるか こたえてひらく ホ16288 タカラトノ うちよりいづる ホ16289 ハフタエは キミのタマモノ ホ16290 フタハあり なすゆえしらず ホ16291 アメのハを きるもをそれて ホ16292 くちんとす イマさいわいの ホ16293 オシヱうる ヒメはコヤネの ホ16294 タケしるや しれりヒトタケ ホ16295 フタミキぞ かねきくうえの ホ16296 オンタケと うまれあひたる ホ16297 ミメクミと モロのたまえは ホ16298 イメがミに いとありがたと ホ16299 ゑみすとき チチよろこびて ホ16300 ハブタヱを ミタケのヲビと ホ16301 なしたまふ ハラヲビなせは ホ16302 ミのイキス ヒタチとなりて ホ16303 ヒメのとひ うむときいかん ホ16304 コモリまた これはカツテが ホ16305 よくしれり ワレかえるのち ホ16306 くにすべし アルヒミトノに ホ16307 みあえして コモリをまねき ホ16308 ものかたり わがうまれつき ホ16309 ミのタケも ヒタケムタあり ホ16310 チカラワザ ヤタのヒトらの ホ16311 ヨロビキの イワをもなげて ホ16312 ウツロイも ひしげはたまふ ホ16313 フタツルギ イマふしみれは ホ16314 オキナガミ さかるコモリと ホ16315 くらぶれば ワレはアカゴの ホ16316 ミチうけて ヒトなるかえの ホ16317 イシツツを すゝめうやまふ ホ16318 ときコモリ をとろきワレは ホ16319 ミチのヲト コヤネのオヤも ホ16320 わがオヤと カエモノうけず ホ16321 ミカツチは なをはぢすゝむ ホ16322 コモリみて ツルギををがみ ホ16323 いたゝけば ミカツチえみて ホ16324 クラなして マツリたえんを ホ16325 ヒメありて ヨツギミチきく ホ16326 コはタカラ イキすもしれは ホ16327 イキスミヤ コヤネとヒメと ホ16328 こゝにおき ワレはのちヤに ホ16329 フツヌシと ヒタチヲビなし ホ16330 あつけんと かたりトコトも ホ16331 とゝのひて コモリはアメに ホ16332 かえリけり のちにカトリの ホ16333 ミヤにゆき かたりてともに ホ16334 ヒタカミに つくれはキミも ホ16335 よろこびて ケフのホソヌノ ホ16336 をらしむる タカマノハラの ホ16337 カリミヤに ヲビたまわれば ホ16338 モロカミも ヒタチノミヤと ホ16339 モノノへが めでてつくれる ホ16340 カシマミヤ コヤネとヒメと ホ16341 イキスミヤ ヒメはモロメの ホ16342 はらむとき イキスいつしみ ホ16343 をしゑます やめるはクスリ ホ16344 これをうく カトリとカシマ ホ16345 イキスミヤ たまふヒタチの ホ16346 ヲビのナも ヰハタヲビとぞ ホ16347 タケヤタは ヤソヨロオノコ ホ16348 オンタケぞ はらみのうちの ホ16349 あそひには マメをひろえよ ホ16350 まめなるぞ もしもソフコを ホ16351 うむハハは ツキのクライそ ホ16352 ヒトハラに ミツコをうめは ホ16353 ミヒカリの サイワヒあると ホ16354 アメにつぐ あまねくふれて ホ16355 ホツマクニ おさまるのちに ホ16356 フツヌシの カトリのミチを ホ16357 ことごとく コヤネにさづけ ホ16358 かくれます カシマのミチの ホ16359 ヲクもみな コヤネにさつく ホ16360 カスガトノ タマかえしなす ホ16361 ヲクノリも コヤネにさつく ホ16362 このゆえに ヨモのマツリも ホ16363 をのつから ヒトリにつけて ホ16364 カシマカミ ヒメうむときに ホ16365 ハハがナを こえどなつけず ホ16366 まれヒトリ ヒメはヒメなり ホ16367 またうまは まぎれんために ホ16368 イミナせん まづヒメカミと ホ16369 ばかりいふ ゆえにコヤネも ホ16370 ヨヨノリと ハツはヒメキミ ホ16371 つきのナも タエナをくノリ ホ16372 つゝしみの ヒタチヲビこそ ホ16373 いともかしこし