ホ08001 ホツマツタヱ ミハタのヤ 第8章 ホ08002 タマがえしハタレうつアヤ ホ08003 オオンカミ アメガシタてる ホ08004 クシヒルに タミもゆたかに ホ08005 フソミソロ フチミモヤソの ホ08006 フタトシを へてもやすらか ホ08007 ミカタチも なをわかやぎて ホ08008 おわします コトシフソヨの ホ08009 サクススを フソヰのススに ホ08010 うゑかえて フシにあたれは ホ08011 ネノクニと サホコノクニの ホ08012 マスヒトが ウチのシラビト ホ08013 コクミらが オヤもをかして ホ08014 コもをかす トガアヤマチも ホ08015 フタメトノ カシコトコロの ホ08016 ひきつりに ゆるせばかゝゑ ホ08017 クニをたす マイナイつかみ ホ08018 マメならず つひにヲロチに ホ08019 なめられて ノリのくつるゝ ホ08020 フシブシに ハタレのモノの ホ08021 うぐめきて サハイのコエの ホ08022 をそろしく ここサワヤマの ホ08023 ハヤキギス ヒなくるつげの ホ08024 タカマには カミはかりして ホ08025 すゝみでる タケミカツチが ホ08026 ソムタケの ヨロにすぐるゝ ホ08027 チカラにも しらぬハタレの ホ08028 いふかさを うつやヒタリの ホ08029 カナサキも こたゑをしらて ホ08030 うかゝゑは アマテラシマス ホ08031 ミコトのり やゝしるまこと ホ08032 ハタレとは アメにもをらず ホ08033 カミならす ヒトのねちけの ホ08034 ときすぐれ こりゑてムツの ホ08035 ハタレなる ニンキヲロチの ホ08036 シムミチや ハルナハハミチ ホ08037 イソラミチ みたるキクミチ ホ08038 イツナミチ ナルカミもとむ ホ08039 アエノミチ みなそのシムを ホ08040 ぬきとりて ワザにもゑつく ホ08041 ヲゴリビの ヒヒにミタビの ホ08042 ナヤミあり いかでをそれん ホ08043 カンチカラ はらいのぞかは ホ08044 をのつから ハハもイソラも ホ08045 よりかゑし ゐるヤもうけす ホ08046 カミのヤは かならずあたる ホ08047 ハタレミの ワザやあらわす ホ08048 フツヌシが テダテをとえは ホ08049 カナサキの オキナこたゑて ホ08050 われもなし イヅクシをもて ホ08051 カンカタチ ナカコすなをに ホ08052 カンチカラ よくものしるは ホ08053 カンとほり ことなふたもつ ホ08054 クシヒルぞ たゝやわらきを ホ08055 テタテなり カミのミココロ ホ08056 うるわしく ミソギツカサを ホ08057 カナサキに フツヌシそゑて ホ08058 ミカツチも イサヲシあわせ ホ08059 うたしむる アマノカゴユミ ホ08060 ハハヤソエ ハタレやぶれと ホ08061 たまひけリ ムツのハタレは ホ08062 ヤマタあり ココチツカサに ホ08063 ナナハカリ むれあつまりて ホ08064 カキやぶり ムラクモをこし ホ08065 ホノホふき ツブテイカツチ ホ08066 クニゆすり タミをゆすりて ホ08067 せめよする アマテルカミは ホ08068 さくなたり ハヤカワのセに ホ08069 ミソギして ハタレやふるの ホ08070 マジナイの タネをもとめて ホ08071 さつけます モロカミうけて ホ08072 これをうつ ハタレシムミチ ホ08073 なすワサに ヤマカワあふれ ホ08074 ウヲロチが ホノホをはきて ホ08075 をどろかす カナサキしばし ホ08076 たちかえリ アメにつぐれば ホ08077 オオンカミ たまふカタスス ホ08078 ワラビナワ カナサキうけて ホ08079 セメクチを モロにさつけて ホ08080 まじなえば ハタレのモノの ホ08081 ワザならず にげんとすれど ホ08082 カミイクサ かちていけとる ホ08083 ハタレマを かわくヒテリに ホ08084 つなぎをき ついにいけとる ホ08085 ハタレカミ ツツガにをきて ホ08086 ミチモノマ シムにあつけて ホ08087 モロかえりけり ホ08088 しかるのち またハヤキジは ホ08089 ヲヲハタレ ネのタテヤマに ホ08090 アらわれて アノにいたれば ホ08091 カミはかり フツヌシやりて ホ08092 これをうつ ときにハタレの ホ08093 イソラカミ ノヤマをかゑて ホ08094 ムラクモや イクヒかがやき ホ08095 をとろかし トゲヤはなせは ホ08096 フツヌシが テにとるときに ホ08097 ユビやぶれ まづはせかえり ホ08098 アメにつぐ キミかんがゑて ホ08099 イソラミチ オコジとフキと ホ08100 たまわれば フツヌシモロと ホ08101 ゆがけして さらにむかひて ホ08102 ヤをもとむ ハタレをもえり ホ08103 ヤにあたり よみかえるかや ホ08104 いたまぬか フツヌシいわく ホ08105 ゆがけあり なんぞいたまん ホ08106 うけよとて ハバヤはなせば ホ08107 ハタレとる ともにわらいて ホ08108 ミヤゲあり カミよりオコゼ ホ08109 たまわれば ハタレよろこび ホ08110 カミいかん わがスキしるや ホ08111 またいわく ナンジもしるや ホ08112 こたゑねば わらつていわく ホ08113 ころすなり ハタレいかつて ホ08114 なにゆえぞ ナンヂほこりて ホ08115 ばくるゆえ イソラうつなり ホ08116 なをいかり イワをけあげて ホ08117 のゝしれば フツヌシヲコゼ ホ08118 なげいるゝ ハタレマうはひ ホ08119 あらそえり ミカタはフキを ホ08120 たきいぶす ハタレむせんて ホ08121 しリそくを をひつめしはる ホ08122 チバタレマ これもヒルネと ホ08123 なをいさみ ヨモよりかこみ ホ08124 イソラカミ ついにしばりて ホ08125 ツツガなす チオのモノマも ホ08126 そのクニの シムにあつけて ホ08127 モロかえりけり ホ08128 またハタレ イヨのヤマより ホ08129 キシヰクニ わたりせむるを ホ08130 トツミヤの つけにモロカミ ホ08131 カミはかり かねてカナテの ホ08132 ミコトのり タケミカツチに ホ08133 フトマカリ たまえばいそぎ ホ08134 かなでんと タカノにいたる ホ08135 ヰツナミチ ヨロのケモノに ホ08136 ばけかかる ミカツチゆけば ホ08137 ハタレカミ すすみていわく ホ08138 さきフタリ われにかえせよ ホ08139 かえさすは カミもとらんぞ ホ08140 ミカツチが わらいていわく ホ08141 わがチカラ ヨロにすぐれて ホ08142 イカツチも ナンジもひしぐ ホ08143 ナワうけよ ハタレいかりて ホ08144 たたかえは ミカツチなくる ホ08145 フトマカリ むれむさほりて ホ08146 ハタレマを うちおひつめて ホ08147 みなくくり ついにイツナも ホ08148 ワラビナワ モモヒトつれに ホ08149 ゆひすへて ココチコモモを ホ08150 つぎしばる ヒヨトリクサの ホ08151 ごとくなり みつからヤマに ホ08152 ひきのほる みなクビしまり ホ08153 まかるモノ ヤマにうつみて ホ08154 いきのこる モモササヤマに ホ08155 ツツガなす カナテからせる ホ08156 アヤマチと モにつつしむを ホ08157 きこしめし ミコのクスヒに ホ08158 とわしむる トミあやまちて ホ08159 ヨロモノマ ひきからしけり ホ08160 またクスヒ それはヒトかや ホ08161 ごとくなり カエコトあれは ホ08162 オオンカミ ツツヤにいたり ホ08163 みたまえは カタチはマサル ホ08164 カホはイヌ そのモトきけは ホ08165 むかしハハ マサルにとつぎ ホ08166 ヨヨをへて みなサルごとく ホ08167 ミコトのり タマかえしせは ホ08168 ヒトならん さきにマサルも ホ08169 オをときて ヒトにうまるぞ ホ08170 ときにモモ ねがわくはカミ ホ08171 ヒトになし たまわれとみな ホ08172 まかりけり ココストのミチ ホ08173 オオンカミ ツワモノヌシと ホ08174 フツヌシと タケミカツチと ホ08175 タマかえし サルサルサワに ホ08176 おこるミチかな ホ08177 またハタレ ツクシのミタリ ホ08178 ナカクニの ハナヤマのノに ホ08179 トモあつむ ときにアマテル ホ08180 ミコトノリ ウケモチのマコ ホ08181 カタマロに クニみてかえれ ホ08182 カタマロが いたれはハタレ ホ08183 いろかえて さきみたれたる ホ08184 キクミチの ここサワゆくや ホ08185 ひめをどり ムラクモタヒや ホ08186 ホタルヒの わらひあざけり ホ08187 イカリビの アヲタマはけば ホ08188 すゝみゑず カタマロかえリ ホ08189 もふすとき しばしかんがゑ ホ08190 ミコトのり これキクならん ホ08191 キツネとは キはネよりなる ホ08192 ツサをへて ネにきてすめる ホ08193 ネツミをは アブラにあげて ホ08194 いとふへし クはチとたがふ ホ08195 クはキウの ヲのホをいとふ ホ08196 ハチカミの オガメがフスべ ホ08197 ひしがんと ミコトをうけて ホ08198 カタマロが モロにおしえて ホ08199 ノにいたる ハタレミタリが ホ08200 さきみだれ いくゑかわりて ホ08201 をどろかす カタマロなげる ホ08202 アゲネスミ キクタミうばひ ホ08203 むさほるを モロカミつよく ホ08204 たたかえば ゆづりにぐるを ホ08205 をひつめて チタリとらゑて ホ08206 きらんとす ふつくなけきて ホ08207 ヤツカレラ かえりもふでん ホ08208 アメタミと イノチをこえば ホ08209 カタマロが みなときゆるし ホ08210 ワラナワを さわになわせて ホ08211 ハシカミと メガをいふせば ホ08212 みたるゝを さらにたたかひ ホ08213 をひつめて ふつくとらゑて ホ08214 さきためし ついにをひつめ ホ08215 ミハタレを しはるワラビに ホ08216 キクツネを ミサトのアミを ホ08217 ノにはりて みなをひいれて ホ08218 タマつなぎ キクツネすへて ホ08219 ミソミヨロ ミタリはツツガ ホ08220 モロかえりけり ホ08221 またハタレ ヒスミヒタカミ ホ08222 カクヤマと フタイワウラに ホ08223 つぐツゲの クシのハひけば ホ08224 モロカミは タカマにはかり ホ08225 ミユキとぞ ねがゑはカミの ホ08226 ミユキなる テクルマのうち ホ08227 セヲリツメ アメのミカケに ホ08228 アキツメは ヒのミカゲさす ホ08229 イフキヌシ クマヌクスヒと ホ08230 マテにあり シロクロコマに ホ08231 モロそひて ヤマタにいたり ホ08232 キジとべば ハルナハハミチ ホ08233 ノもヤマも かえてムラクモ ホ08234 ホノホふく トゲヤのアラレ ホ08235 ナルカミに ミカタかえれば ホ08236 オオンカミ かねてサツサに ホ08237 ウタみつけ たくればたしむ ホ08238 ハタレマを サツサツヅウタ ホ08239 さすらでも ハタレもハなげ ホ08240 ミツたらず かかんなすかも ホ08241 テタテつき かれノンデンも ホ08242 ゲにきかす ヒツキとワレは ホ08243 アワもてらすさ ホ08244 モロうたう ハタレいかりて ホ08245 ヤのアラレ カミのタミメに ホ08246 ヤもたたず いやたけいかり ホ08247 ホバナふく カミミツハメを ホ08248 まねくとき ホノホきゆれば ホ08249 ムナさわき にげんとするを ホ08250 タチカラオ ハタレハルナに ホ08251 とびかかり チカラあらそひ ホ08252 をししばる ハタレマもみな ホ08253 とりしばり まえにひきすゑ ホ08254 たれあくる キミヤサカニの ホ08255 まかるタマ セヲリメマフツ ホ08256 ヤタカガミ アキツクサナキ ホ08257 ヤエツルキ ときにイフキト ホ08258 ゆえをとふ ハルナこたえて ホ08259 ヤツカレに ネのマスヒトが ホ08260 おしえけり イサヲシならは ホ08261 クニツカミ これソサノオの ホ08262 ミコトなり ときにイフキド ホ08263 マフツなら かんがみんとて ホ08264 ミカガミに うつせばふつく ホ08265 ツハサあり イフキドいわく ホ08266 このハタレ ヌエアシもちぞ ホ08267 バケワザに たぶらかすモノ ホ08268 みなきらん ときにクスヒが ホ08269 クマノカミ まねけばカラス ホ08270 ヤツきたる ここにハタレの ホ08271 チをしぼり ちかひとどめて ホ08272 ウシホあび カゲうつすとき ホ08273 ムマすたり ヒトなるはみな ホ08274 タミとなる さきのツツガの ホ08275 ムハタレも ハルナがモノマ ホ08276 ヰチタリと クニあつけヨチ ホ08277 みなめして チをそゝぐとき ホ08278 キクミタリ すぐにキツネの ホ08279 カゲあれは ナもミツキツネ ホ08280 ミソミヨロ タマたちせんを ホ08281 カタがこふ モロゆるさねは ホ08282 カタのカミ ナナタビちかふ ホ08283 のりこちに やゝゆるさるゝ ホ08284 ミコトのり ミノヒコがコと ホ08285 モロキツネ ウケのミタマを ホ08286 まもらせよ もしもたがわば ホ08287 すみやかに タマだちなせよ ホ08288 このゆえに ながくナンチに ホ08289 つけるなり アマツミコトの ホ08290 をもむきを つげてアニヒコ ホ08291 ここにとめ ナカはヤマシロ ホ08292 ハナヤマの ヲトはヒガシの ホ08293 アスカノヘ キツネもミツに ホ08294 わけゆきて タハタのトリを ホ08295 をわしむる ウケノミタマと ホ08296 ウケモチも カダのカミなり ホ08297 シムミチも ヰソラヰヅナも ホ08298 チをぬきて ヲシテにちかひ ホ08299 シホあびて うつすカガミに ホ08300 なをさると ヲロチとミヅチ ホ08301 カゲあれば そゝいではげぬ ホ08302 モモミソは ずでにころすを ホ08303 ミコトのり きらはミのホに ホ08304 なやまんぞ ヒトなるまでは ホ08305 たすけをき ヒトサガしれば ホ08306 カミのタネ ミネにあつけて ホ08307 そのオシテ ハタレマコチト ホ08308 タミコヨロ うつむタカノの ホ08309 タマガワぞこれ ホ08310 チワヤより アメゑのミチが ホ08311 オンカミに コトかたらんと ホ08312 よばらしむ キミイフキドに ホ08313 しづめしむ イフキドヌシは ホ08314 ミユキコシ ハタレがとわく ホ08315 カンガミが こたえてカミの ホ08316 ヤツコなり またとふヤツコ ホ08317 コシはなに いわくナンチを ホ08318 ヤコとせん ゆえにのるなり ホ08319 またハタレ ナンヂワカバエ ホ08320 ハチみする ヤツコとせんと ホ08321 なりめくる ハタタカミなり ホ08322 イフキトは ウツロヰまねき ホ08323 これをけす ムラクモををひ ホ08324 くらませは シナトをまねき ホ08325 ふきはらふ ホノホをはきて ホ08326 ムロやけは タツタメまねき ホ08327 これをけす ハタレむせんで ホ08328 コのハして ツブテアラレに ホ08329 タミせめる ミカタひれきて ホ08330 カグいれて うちこぼさせは ホ08331 ハタレマの うはひはむマに ホ08332 とりしばる ハタレもひれし ホ08333 まはすばゐ みてをとろけば ホ08334 かんがゑて ホラカヰふかせ ホ08335 マヒレけし カグむさぼらせ ホ08336 これをうつ ハタレツチもて ホ08337 カミをうつ カミはニギテに ホ08338 うつツチの やれてトヘらの ホ08339 ハウチワや こゝにハタレが ホ08340 ムナさわぎ にぐるをつかむ ホ08341 タチカラオ ついにワラビの ホ08342 ナワしばり ナンヂヤツコと ホ08343 なすべきや なるやといえど ホ08344 ものいわず きらんとすれば ホ08345 イフキヌシ とゝめてこれも ホ08346 ちかいなす ヒマスのモノマ ホ08347 アヰヌカゲ ホノホものがれ ホ08348 チワやふる カミのメクミと ホ08349 チチおがむ すべてナナます ホ08350 ココチみな ヒトなるノリの ホ08351 ミカガミを セヲリツヒメの ホ08352 もちいでて のちのハタレの ホ08353 ヒトとなる マフツのカガミ ホ08354 みるために フタミのイワと ホ08355 なつけます ヨヨアラシホの ホ08356 アオアヒに ひたせどさびぬ ホ08357 カンカガミ いまながらえり ホ08358 タカノには バケモノいでて ホ08359 イフキヌシ ミヤをたつれば ホ08360 しつまるに オシテたまわる ホ08361 タカノカミ またカナサキは ホ08362 すみよろし カミのオシテと ホ08363 ミハのソオ たまふツクシの ホ08364 タミすべて ゆいおさむへし ホ08365 わがかはり またフツヌシは ホ08366 カグヤマを つかさとれとて ホ08367 カトリカミ タケミカツチは ホ08368 ナルカミに タケモノヌシの ホ08369 カフツチと さきのクニエに ホ08370 ゆリしつむ カナイシツチも ホ08371 たまふなり ツハモノヌシが ホ08372 タマかえし きよきマコトの ホ08373 はなふりて ミチにアもなし ホ08374 シキアガタ アナシウオカミ ホ08375 オツテそえ すゑてウツシヒ ホ08376 カンオチぞ ヰチチかゑらむ ホ08377 タマかえし おこすトのネオ ホ08378 むすぶフミ ココトムスビの ホ08379 ナにすゑて カスガトノとぞ ホ08380 たふとませ キミカナサキに ホ08381 のたまふは ヨロモノきれど ホ08382 タマかえし ミタレヲとけば ホ08383 カミとなる ココチカスガと ホ08384 サトのナも オキナがモリも ホ08385 たまわれは カトリがイモト ホ08386 アサカヒメ ココトムスビの ホ08387 ツマとして うむカスガマロ ホ08388 ワカヒコぞこれ