■2016年12月

以前、日本画で描いた自分の作品の図案を箔絵にしてみた。

9月からとりかかり、4回めの12月にようやく完成。

母の着物の八掛だった絹地に低粘着シートを貼り、下絵に重ね、ライトデスクにのせて、細い油性ペンで図案をトレース(※)。
※布の色が濃い場合は、白い別布に貼ってトレースし、本布に貼り直す。

すべての描線どおりに、シートだけカッターで切る(布を切らないよう注意)。

箔を貼る部分のシートをはがして糊を塗り、箔を貼り、余分な箔を落とし、再びシートの蓋を戻す。
これを繰り返すことで、隣り合った部分にはみ出る心配なく、さまざまな色の箔を貼ることができる。

単色で単調なら、ちぎった箔や砂子で変化をつける。

初心者なのに、無謀にも図案が細かすぎ、どんぐりの実や帽子、葉のふちの細い裏側など、ひとつひとつ蓋をはがしたり戻したり、手間がかかったが、うちにあった額に入れてみたら、ぴったりでよかった。

額装のマットだけ、オンラインストアでオーダー。切り口に面金処理を指定。