丁番ドリル

便利な補助工具たちに戻る

chouban


製品名: 丁番ドリル EDH-1.5S他

メーカー名: TOP(EDH-1.5S)、RELIFE(ドリル径1.9mm 木ネジ2.7mm~3.1mm)

入手方法など: ネットショップ、ホームセンターにて購入

コメント: 丁番など取付位置をずらしたくないねじ止めの下穴あけ用のドリル。
説明が難しいが、先端がテーパーになった鞘の中に細いドリルが組み込まれた先端工具で、丁番の取付穴に鞘の先端を当て、回転させながら細いドリルを繰り出すという仕組み。名前は「丁番ドリル」となってはいるが、もちろんキャスターや棚受け金物、平金物など様々な金物の取付に利用できる。

この工具の便利なところは、穴の位置をいちいち測ってマーキングしておく必要がないということ。
そもそもかなり多くの金物はmmではなくインチで設計されていて、製品図に書かれている寸法とは違っていることも少なくない。せっかく穴位置を描いておいても「あれ?」と悩まなくて済むわけだ。
丁番ドリルを使えば、金物の配置を決め、そのまま下穴をあけて行けばよいという単純な動作でOK。

maro が最初に買ったのは TOP の下穴の径1.5mmのもの。やや細目のもの。

テーパー状のスリーブが短く、ドリルにはかなり遊びがある。
普通の穴あけのようにドリル回転前からいきなり「ギュッ」と押し付けてしまうと、穴の中心から結構ずれてしまうこともあるので、ドリルを回転させてから押し付けるほうが良いようだ。
パッケージの「使用方法」にも「・・・ドリルを回転させながら押しつけてください。・・・」となっている。

その後もう少し太いねネジ用にと買い増ししたのが、RELIFE のドリル径1.9mmのもの。
こちらはスリーブが長く、ぶれにくいようだ。

c_dril1 パッケージ
左側が RELIFE の製品、右側が TOP の製品
左側が RELIFE の製品、右側が TOP の製品
TOP のものは、交換用のドリルが1本付いてくる。
c_dril2
c_cdril_z 先端部
左側が RELIFE の製品、右側が TOP の製品
RELIFE は4サイズで一番細いもの。スリーブ径が細いが、先端部が3mm強あり、センタリングしやすい。
TOP のものは2サイズでドリル径が太いもの。構造上(スプリングが露出しているため)スリーブ径は太いが先端が細く、金物の穴が大きいとうまくセンタリングできない。(それで違う製品を買う必要必要性を感じたというわけ。)
TOPのもの
丁番の穴に合わせて、直角に穴をあける。
押し込めばスプリングが圧縮され、中に入っているドリルが出てくる。
chouban02
chouban03 同じくTOPのもの
丁番取り付け面。
最大で約1cm出てくる。

言うまでもないが、目的に合ったものを選ぶことが大事だが、部品を持ち込んで合わせて選ぶこともできず、失敗の繰り返しとなる。
今回はとりあえず1回買い替え(買い増し)で済んだだけ良かったと思おう。

この先端工具も、なるべく直角に穴あけするように注意しよう。


便利な補助工具たちに戻る


このホームページに掲載された文章、画像などの著作権は"maro"にあります。 転載、複写などをされる場合は、あらかじめご連絡いただきますようお願いいたします。
また当サイトへリンクされる場合はご一報ください。