Whisper Lite Internationale 600 Stove

(燃料:ガソリン・灯油)

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製品名: Whisper Lite Internationale 600 Stove

メーカー名: MSR (Mountain Safety Reserch)

入手ルートと価格: REIから個人輸入。ボトル、送料込みで、約13,000円。国内価格はボトル込みで15,225円。

コメント: 液体燃料を使うセパレート型のストーブとしては、定番のストーブです。

使える燃料は、ホワイトガソリン、自動車用ガソリン、灯油なので、世界中どこへ行っても、燃料にはあまり困らないと思います。

このストーブは、火力の調整がほとんど出来ないといわれていましたが、2004年モデルからボンプ部分が変わり、火力の微調整が可能になりました。
とはいってもガスストーブほどの弱火には出来ませんし、バルブとバーナーが離れているため、バルブを調整してもしばらくたたないとに火力は変わりません。

プレヒートも必要なので、コールマンのストーブより使うのが面倒ということになりますが、その面倒くささが良かったりするわけです。

点火時のプレヒートは普通ホワイトガソリンを少しだけ出してから行いますが、結構大きな炎が上がります。

このプレヒートが「怖い」という人は、100円ショップで売っているチューブ入りの点火剤を使っても良いと思います。
点火剤を使ってプレヒートする場合でも、点火剤に火を着けてから、ほんの少しバルブを緩め、ジェネレーターにガソリンを送っておくことを忘れないように。

右の写真がバルブを絞った状態。
というより全閉状態からほんの気持ち開いた状態。

ガスストーブのようなトロ火というわけにはいきません。

このようなバーナー形状のストーブは、燃焼音が小さいのが特徴です。
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左の写真は、バルブを1/2回転位開いた状態。
上下の写真を比べると、確かに調整できている。

微調整はかなりクリティカルなので、使い込んで慣れてください。

液体燃料が使用できるセパレート型のガソリンストーブは、スノーピークのギガストーブWG、オプチマスのNOVA、SIGGのファイヤージェット、同じMSRのドラゴンフライ、シマーライト、XGK、コールマンのアペックスIIなど、結構種類があります。

プレヒートが要らないものや短くて済むもの、菜種油まで燃料として使えるもの、微妙な火力調整が出来るものなど、それぞれ特徴があります。バーナーの形状により、燃焼音の大きさもかなり違いますので、購入前に使っている人に意見を聞いて、自分の使用目的に合っているものを選んでください。


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