MEISTER


AMALIE + YACCO のフォーミュレーション・コンセプト

MEISTER とは、ドイツ語で「巨匠、達人、圧倒する力を持つ者」を意味します。

それは、OILそのものの性格を現す「だけ」ではなく、



● MEISTERを生み出した 各製造会社の研究スタッフ、

● そして、このオイルを「本物」と認めて取り扱われている 整備関係者、

● 最後に、数あるオイルの中からMEISTERをセレクトされた ユーザーの方々。



この3者、すべて 「プロフェッショナル(匠)」 指向を日々追求する、

本格派の集団の総称として、 ネーミングされています。

ご存知の通り、AMALIEは、ベースオイル精製技術に定評があります。

そしてYACCOは、ベースと添加剤(コンポーネント)の融合技術に卓越した技術を発揮します。

この両者の特徴をもって「完成度の高いOIL」を構想してきました。

そして、最終的に導きだした OIL の実践目標として、

我々は 「超・潤滑」 をテーマとした OIL開発にたどりつきました。

MEISTERは、従来のコンプレックス・エステルだけで構成しません。   

   数種類の特殊コンプレックス・エステルをブレンディングして、構成を基礎より組み立てなおしています。

また添加剤も必要分のみをセレクトしますので、結果としてかなり 「強いOIL」 に仕上がっています。

そして、厳格な製造設計のもと、後に良い条件が出現すればレベルアップを施しますので、

市販されている一般的な100%化学合成オイルや、

通常の100%エステルオイルの性能を 遥かに凌駕する性能を生み出しています。

MEISTERは、芸術の理念をOILによって具現化させた、 「永遠に完成形が存在しないOIL」 です。

最終的に、その時代での「究極の追求」を目指して落ち着くよりも、

状況や環境に応じて、フレキシブルに性能その他全般に総合的な見直しをはかり、

常にブラッシュアップされていく、「進化の探求」を基本としたオイル、

そして、「 勝負において負けないOIL = 実戦型OIL 」を指標としています。




絶対性能を持った特徴

耐フリクションロスと、耐熱安定性の両者をハイレベルで実現した、 メカニカル・パーツとしてのオイル/フルード



◆MEISTERは熱が加わった場合でも、最適な分子構成量(500〜800) をキープします。

これが不十分であれば熱ダレの原因になりますので、平均分子量の均一化を図りました。

そして分子構成そのものも、最もベストバランスの取れた状態で完成しています。

(このテーマはAMALIEの製造を参考にしています。)



◆上記のコンセプトは、実は添加剤技術にも有効で、どの油温帯にあっても最も効力を発揮し、

理想的な性能を打ち出せるように、完全調整を最初から施しています。

条件によれば極端な場合、一般的な合成ベース油も使用しませんし、余分な添加剤も配合しません。

(このテーマはYACCOの研究技術を参考にしています。)

あるのは、潤滑に絶対必要な強いベースオイルと、それに見合った最少の添加剤のみです。



低分子超潤滑ポリマー  



◆MEISTER独自の特殊添加剤として、最も高性能な 低分子ポリマー を採用。

一般的な分子量の10分の1へ低減する事で、熱による添加剤自身の消耗を抑えます。

また、自己分散型の低分子原料は、従来の高分子型ポリマーよりも分子個体が小さいため、 OILの粘度落ち(低下)を抑制。

パワーロスを起こす事なくエンジン負荷をかなり軽減することができ、 寿命を延ばす事が可能となります。



◆つまり容易にOILが破壊されません。

MEISTERは粘度低下率が一般的な100%合成油よりも相対的に低い為、

高温に強く、 オイル・フィーリングがかなり長時間維持されます。

流体摩擦の無い、粘性抵抗を抑えた究極のオイル・ワークにより、

快適なマシン・レスポンスと、究極的的なエンジン内部の潤滑状態を実践します。






MEISTERでは、全てのオイルにおいて低分子超潤滑ポリマーを使用しています。

最近、高性能オイルの領域において、ポリマーの使用について否定されることが多いようですが、

確かに一般的にポリマーは、エンジンオイルなどでスラッジの原因となる悪さをする物も 多いのが実際ですが、

それは実は、高分子ポリマーと言う世界 の話です。

MEISTERで言うポリマーとは 「低分子特殊ポリマー」 であり、

逆に低分子ポリマーは、その弾力性がダンパーの役目をする為、 摩擦係数を下げる効果があります。

ここに、MEISTERが目標とする狙いがあるのですが、単純に比較しても、全燃料からのエネルギー効率は、実際には40%程度しかありません。

また、その内の 実に12%は、「摩擦による損失」で失われているのが現状です。

それほどのロスを発生させている最大の要因は、「機械的な摩擦損失」なのです。

そのフリクション・ロスを、如何に低減できるのか、そこがポイントだと思うのです。

その部分に徹底的にフォーカスして生み出されたMOTOR OILが、MEISTERです。

トライボロジーを極めた私達が自信を持ってお勧めする OIL です。



商品紹介


[ ENGINE OIL]

MEISTERのENGINE OIL には、3種類のバリエーションを用意しました。

・ 特殊エステルに、シンセティック・ベースを加味した化学合成オイル  900 FX

・ 極力、余分な添加剤を用いずに調合技術に注力して創り込んだ、パワー系オイル 1000 EPX

・ 潤滑性を重視し、耐熱性とのバランスを追求した、超合成オイル 3000 AX  


いずれもユーザーの様々なドライビング・シーンにフル対応できるよう、使用条件を設けていない為、

特に競技用、エンジンタイプ別 などのディバイダー設定はなし。

勿論、二輪・四輪ともに使用可能です。  



[ GEAR OIL ]

GEARオイルの製造開発は、かなり試行錯誤しています。

エンジンオイル・シリーズで構築してきたノウハウを、そのままGEAR開発にも運用してきたのですが、

エンジンで必要とされる潤滑性以上に、ミッション内部で求められる性能に、

とてもデリケートな バランスが要求されました。

100%合成GEARの製作展開で、満足できるパフォーマンスを確立できたものの、

更に別レベルの性能 を必要としています。

よって、当社が導き出した結論は、ベースオイル素材の転換による性能UPです。

これは、従来概念にこだわらず、発想の転換により進化(深化)できる事はないか、

と探求した結果、生み出されたGEARオイルです。

コンペティションで必要とされるGEARオイルの耐久性は、必ずしも100%合成オイルでなくとも、

良い結果を導き出せる、という1つのパターンを、商品化によってご提供する事になります。



[ ATF ]

MEISTERをマーケットに出す際に、販売店、専門店に調査を行いました。

「今、必要としているオイルは何ですか?」

ヒアリングを行った結果、共通している認識は、”最強のATF” という事でした。

後発メーカーで、お客様に認めて頂く為には、絶対的な高性能の証明が必要になります。

よって、試行錯誤の上、ミネラルATFを開発し、特性別に処方を合わせていき、

現在までにタイプ別で、合計6バリエーションを設計しました。

その中より最も パフォーマンス性 に優れた VER. 2 を、市販化しています。

ファースト・プロダクツ という意味合いより、ATF-GX専用のロゴとデザインペールを使用。

GXは、”GROBAL”を意味します。






商品一覧


[ MOTER OILS ]
3000 AX
1000 EPX  
900 FX
800 MX


[ GEAR OIL ]
01 LS GEAR  


[ ATF ]
ATF-GX  ATF-GX 100   




3000 AX

3000 AX

SAE:10W-40
API:SM-CF
VER .2.1  (Type β)

オイル自身にチューニングを施した、限界追求型ハイエンド・オイル。

処方設計の見直しにトライ&エラーを繰り返し、 摩擦調整と油膜シールという相反する課題をクリアー。

結果、フリクション・ロスの減少と、耐熱安定性の確保を ハイレベルで両立させる事に成功。

特殊エステル 数種類のブレンディングによって実現した進化系オイルです。

あなたが「これ!」と思っているオイルと、一度比べてみて下さい。


AX : ATTACK を意味します。

1000 EPX

1000 EPX

SAE: 5W-30 / 10W-50 / 10W-60
API:SM-CF

通常の100%化学合成オイルのワンランク上を目指し、

特に耐熱強化に重点を置いた ハイスペック・エンジンオイル。

余分な添加剤を用いず、せん断安定性を重視した結果、

滑らかさとトルク感の両立を実現した本格派シリーズ。

10W-50は、世界レベルの二輪ライダーに絶賛されています。


EPX : Extraordinary Performance を意味します。

900 FX

900 FX


SAE:10W-40、5W-40
API:SM-CF

100%化学合成オイルの性能を一から見直し、本来の合成油が持つ 耐熱性と酸化安定性、

低温流動性を更にバージョンアップさせた シンセティック・ベース+アルファの、ハイレベル 100%合成オイル。

非常に高い粘度指数を持ち、特殊合成ベースを加味する事により、 熱安定性とパフォーマンスに優れた実力を発揮。

更に STEP2として、特殊合成ベース2 を融合。 従来の次元を超えた、性能バランスの良いフル・シンセティックOILです。

大変コストパフォーマンスにすぐれ、マイスターを気軽に知っていただけるオイルです。


FX : FUSION を意味します。

800 MX

800 MX

SAE:0W-20
API:SM-CF
荷姿  20L

特にエコ・エンジン搭載車輌用に威力を発揮する低粘度オイル。

100%シンセティック素材を用いて、 類マレな「耐久性」とエンジン負荷の低減を実現する「潤滑性」の、 両方の特徴を兼ね備えた超上級OIL。

ロングライフ特性が優秀で、エンジンのレスポンスを向上させます。


MX : MAX を意味します。

01 LS GEAR

01 LS GEAR

SAE:75W-90、80W-140
API:GL-5

【 SEMI-SYNTHETIC 】 

20L ペール 販売グループ共同開発シリーズ 

完全100%化学合成 GEARオイルの性能を超える事を目的に開発。

ミネラル・ベースの潤滑性によるスムーズなシフトフィーリングと、

化学合成ベースオイルの類まれな耐久性のある強い油膜を 高次元で ブレンドした特別仕様。

セミ・シンセティックGEARでありながら、双方の特徴をあますことなく 発揮し、

従来の100%化学合成オイルの使用を前提としたコンセプトを 一蹴します。

ATF-GX

ATF-GX

VER .2.1  (Type β) 【SYNTHETIC 100% +α】

20Lペール 

新旧邦洋の車種、AT/CVT 兼用の、化学合成の特殊 フルード。

(日産エクストロイドCVTには使えません。)

添加剤 ”GXコア”の作用により、対シャダー性能と摩擦係数の 微妙調整を施し、

全油温帯にて作用する特別な改良処方を行って います。

結果、CVTにも使用可能。熱安定性にかなり強く、

従来ATFで解消 できない様々な局面を、かなり高い確率で改善させます。

ダイレクト・コントロールに長け、気持ちのよい加速フィーリングを生み出し ます。


    <使用店> カーディーラー、整備認証工場、外車専門ショップ など


※過走行車(1度もオイル交換せず)や前回フルード交換の時期・距離等が不明なお車には、お使いにならないでください。

ATF-GX 100

ATF-GX 100

VER .4  (Type δ)  【100% SYN】

20Lペール 

ATF-GXの、特別強化バージョン。ATF-GXの、特別強化バージョン。

より熱安定性に強く、せん断安定性を強化したATF より熱安定性に強く、せん断安定性を強化したATF

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