P・K・O LIVE TOUR ブラックゲマゲマ団決起集会

at 神楽坂ツインスター on 2002.06.16


「てひひひ〜、美紗っス〜。今日はP・K・OのLive Reportをおとどけするっスよ〜!」
「あの・・・美紗さん。」
「何スかー?紫亜ちゃん。」
「今日は男性限定の日だから私たちは入れないんですよ。」
「はぅー、せっかく来たのにそりゃ無いっス〜!」

という訳で、ここの管理者が自分で書くことになりました(をい)。

さてLive Report本編に入りますね。2002年6月16日早朝。梅雨時の6月。今日も朝から雨が降っていました。 私は東北新幹線、埼京線、地下鉄有楽町線を乗り継いで、 会場である神楽坂ツインスターに着いたのは8:40。整理券を受け取ったのはその1時間40分後でした。 この辺は当日の日記を御覧下さい。その後都内を適当に移動し、再び会場に戻ってきました。 中に入れたのは開場時刻よりも1時間も早い、13:30頃でした。整理券番号(10:00まで来た人は抽選、それ以降は 来た順)は47番と、「でじこのへや2」(現「でじこさん」) の公録で200番台だったことを考えると、かなり早い番号!私はステージに向かって右端に立つことにしました。 ここなら、控え室とステージを結ぶ通路がすぐ側にあります。そこまでの距離は1〜2m!ステージ全体もよく見える位置です。 開演までは『ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット』などブロッコリーのプロモーションビデオが上映されてました。

開演予定時刻から少し遅れて客電が消え、すぐ3人が登場。『ONLY☆YOU〜君を守りたい〜』 (限定CD「Welcome to X'mas」収録)でLiveは始まりました!!ステージ上には、右からリク=ハイゼンベルク役の 鳥海浩輔さん(以下、鳥ちゃん)、クウ=エアハルト役のサエキトモさん(以下、トモちん)、 カイ=シュヴァイツァー役の鈴木千尋さん(以下、ちーちゃん)の順。ちーちゃんの頭は モジャモジャになっているかと思いきや、フツーの髪型でした。ちなみに3人ともサングラス着用。 1月のデ・ジ・キャラット祭り以来、久し振りの彼ら3人のステージです。ところで、私はこの曲をあまりよく知りません(殴)。 前述のデ・ジ・キャラット祭りでも披露されてたとはいえ、CD持ってないんですよ・・・。 それに私、Di Gi Charat関係のチケット購入してのLiveはこれが初めてだったりします。 故に歌詞や振り付けがわからなくて戸惑いましたが、それが問題にならないくらい1曲目から楽しめました! 続けてすぐ『Knighthood〜世界で一番の夢を〜』(「Black Generation」収録)。 「お前とブラック」のOP曲としてOAされていますが Liveで披露されるのはこれがまだ2度目ということもあり、観客の動きは見事にバラバラ(笑)。それでも凄い熱気でしたね。 新曲ながら既に広く知れ渡っているからでしょう。そして最初のMC。さすがに彼らのことを知らない人はいませんから、 挨拶は無し。観客全員が男性ということもあり、MCでものっけから飛ばしてました。
鳥ちゃん「今日はお前ら、先っぽ濡らして帰れよー!!
さすが鳥海氏、もうトップギアに入ってます(汗)。
トモちん「男ばっかりだから気遣わなくていいね。」
に続いて、ちーちゃんまで「先っぽ」発言連発(爆)。すっかりちーちゃんのキャラが変わってます。 でもいいのかな、こんなことLive Reportに書いて・・・。大丈夫ですよね、こんなとこ誰も見てないし。 さらに鳥ちゃんの
「今日ここにいるのは先っぽある奴ばっかりだよな。」
の発言に、全員の目線がトモちんに(笑)。ここで観客は「アニキ!アニキ!」のコール。それに対してトモちんは
「アニキって言うなー!」(←お約束)

続いての曲は『LOVE ピョコラ様』(「でじこのサウンドガーデン」収録)。これも「お前とブラック」のEDでOAされている、 ファンにはお馴染みの曲です。「デ・ジ・キャラットなんて目じゃない〜」とこれを書きながらつい口ずさんでしまうくらい(笑)。 次のMCでは、2階を見上げて
トモちん「そっから落ちないようにね〜。新聞載るから(笑)。新聞にP・K・Oって書かれると恥ずかしい。」
ちーちゃん「社会現象になるね。」
と仰ってました。 本当に人多かったです。コスプレしてる人はいませんでした(寧ろしないでほしい)。 とにかくケガしないようにとのことでしたが・・・負傷者ここに1人いますって(泣)! 人口密度の高い会場では観客の動きが脅威になります。体重が自分の2倍はあろうかという人が突撃してくるのですから。 私はそれを喰らい、左肩を傷めました。Live終了からだいぶ経ちましたが、まだ痛いです(泣)。加えて、会場で先行販売されている 新作「Black Generation」の話も。私はこの時点ではまだ買ってなかったんですよね。ほかの観客も事前に買った人よりも これから買うって人のほうが多かったです。そしてその中からソロ曲を1曲ずつ・・・ということで 鳥ちゃんの『Red Emotion』、ちーちゃんの『ブルーハート』、トモちんの『黄昏のTreasure Hunter』が 3曲続けて披露されました。3人ともステージパフォーマンス、客の盛り上げ方が上手いですね。 私も乗せられてしまいます。しかも前述のとおりステージが近いものだから手を伸ばせば彼らに届きそうな程の至近距離!

再び3人揃い、恒例─と言ってもまだ2回目─の抽選会!今回のツアーでは観客に予め整理券とは別に抽選会用の 番号入りの紙が渡されていました。彼らのサイン入りグッズが直接手渡しで 貰えるのですが、当選するのはたったの7人。確率低すぎます。 当然私は何も貰えませんでした。抽選会のあとは『Knockin' on your Heart』(「P・K・O」収録)からLiveが再開。 中盤ということもあり、それまでの曲と異なりミディアムテンポの曲を歌います。 やっと私のフルコーラス知ってる曲です・・・。続けてそのまま再びソロ・コーナーへ。 ちーちゃんの『ふたりのDistance』、トモちんの『Believe Me』(共に「We are THE ONE!」収録)と 初期の頃の曲が披露されます。ちーちゃんの「楽しんでますかー!」の問いかけに、みんなが声を張り上げて応えます。 この流れでいったら鳥ちゃんは絶対『Foxy Blood』で来るかと思いきや・・・ 『東京ルンバマンボ』(「White Fantasy」収録)でした(爆笑)!! 何故これがDi Gi Charatの楽曲でしかもクリスマスCDに収録されているのか全くの謎ですが、 それだけにファンの間では最も人気の高い曲。 この名曲(?)をフルコーラス聴くことが出来るとは・・・別の意味で涙を禁じ得ません。今日ここに来て良かったです! しかも鳥ちゃんはバラの花を持っていて、曲の途中でそれを投げます。私は取れませんでした。 会場全体で『東京ルンバマンボ』を熱唱したあとは、また3人揃ってMC。先ほど鳥ちゃんが投げたバラの花について
トモちん「さっき楽屋で、バラの花の(茎の)先尖らせて投げたとき刺さるようにしようとか、 あと棘もそのままでいいいやとか言ってたよね。どうせ男しかいないからいいやとか言って。」
と鳥ちゃんの秘密を暴露(笑)。それに対し
鳥ちゃん「棘も小さいのまでちゃんと取ったよ!」
と反論。観客からは、「もっと投げてー!」の声や、「腕章!」「サングラス!」など彼らの身に付けているもので 欲しいものをアピール。私はというと・・・「財布!」(殴)。そして話は8日に行われた名古屋公演の話題へ。 そこで未発表曲が披露され、それはLive専用の曲であることが3人の口から告げられました。そしてその未発表曲が いよいよここでも披露されるわけですが、その前に観客との掛け合いの部分についてのレクチャーがありました。 それは歌詞の中の「P・K・O sparking」「P・K・O shooting」「P・K・O shining」をみんなにも言ってほしいということでした。 肝心のタイトルは『ラン・アンド・ガン(表記未定)』!タイトルが伝えられたところでイントロが流れ、未知の曲がスタート! この曲もやはりテンポの速い、かなり熱くなれる曲。殆どの人が初めて耳にした曲なのに会場は異常な程熱狂しました。 Live専用と言われていたのも頷けますが、やはりCD化希望です! 「P・K・O sparking」「P・K・O shooting」「P・K・O shining」の掛け合いも、観客全員でシャウト! 私は意識が飛ぶまで叫び、そして跳ねました!!この曲に関して3人は
鳥ちゃん「レコーディングもしてないんだけど、今回のLiveで歌いたいってお願いして、演ることになったんだよね。」
トモちん「CD化される予定は一切ありません。Live専用です!」
ちーちゃん「(腕を振り上げて)Live専用ー!!
トモちん「(ちーちゃんに)それおかしいだろ!Live専用だって言ってるのに何だよその反応! この流れで言ったらお前ら(観客)も"イェーイ"じゃねえだろ!」
さすがちーちゃんと言うべきか・・・。
トモちん「でもこれCDになったら、(帯のところに)"待望の"とか書かれるんだろうね。」
鳥ちゃん「"Liveでしか聴けなかった名曲が"とかね。もっと聴きたい人は横浜アリーナに・・・。」
とそのまま10月の横浜アリーナでのLiveと、7月12日に発売される劇場版「Di Gi Charat 星の旅」の告知をする彼ら。そして・・・ 『ラン・アンド・ガン』で最高潮を迎えたLiveも、時間が押し迫っていることを告げられます。 勿論観客は不満。私もこのまま終わってほしくはありません。もっともっと彼らの情熱に包まれたいと望んでいましたが、 最後の曲へ。ペンライトを用意するように指示があり、ラストナンバー『La...La...Forever』(「P・K・O」収録) でLiveは一旦幕を閉じることとなりました。

当然のようにアンコール。しかし私一人「ピョコラ様!」コール(爆)。首領・ピョコラ様こと 林原めぐみさんがもしかしたらゲスト出演するかも?と期待していましたが、来るわけがありません。 やはり淡い希望は捨ててしまったほうが無難ですね。会場が暗くなって数分後、再び大歓声の中彼らが戻ってきます。 アンコール1曲目は『ONLY☆YOU〜君を守りたい〜』。お馴染みとなった、ちーちゃんのファルセットも最高に 決まってました。続けて『We are THE ONE!』(「We are THE ONE!」収録)!P・K・Oといえばこの曲、というくらい 代表曲で、私にとってもP・K・Oの中では1、2を争う程好きな曲。この曲が盛り上がらないはずがありません。 文字通り"We are THE ONE"、会場全体のエネルギーがひとつになりました。 『ラン・アンド・ガン』も披露され、私は声が枯れるまで叫び、足が攣るまで跳ねました!! 掲示板に書いたとおり、Live前日の夜は一睡もできませんでした。つまり徹夜でLiveに臨んだわけで、 不眠の私の体は限界に達していました。だがしかし!全ての体力を使い果たして帰れなくなる虞があってでも彼らへのコールを 止めようとはしませんでした。何故なら、ブラックゲマゲマ団を応援する者の一人だから。 最後の『ラン・アンド・ガン』で延べ15曲のLiveは大盛況のうちに全て終了。 3人がLiveを終えて引っ込むとき、私の側を通りかかったちーちゃんと互いに手が触れました!嬉しい〜! 酸欠状態に陥ったのか、その後のことは覚えちゃいません。確か観客の何人かが終わった後うきゅー三唱か何かをやっていたような 気がするのですが、覚えちゃいません。

冒頭で述べたようにチケット購入してのLiveは初めてでしたから、こんなに長い時間生歌を聴くことができたのは 新鮮で爽快でした。3人ともメチャメチャかっこいいですし、歌もステージパフォーマンスも完璧! FIFAなんかよりもずっと熱狂的で、遥かに感動的なLiveでした。 私にとっては歴史に残るLiveになったと言っても過言ではありませんね。 CDドラマそにょ7に「ブラックゲマゲマ団は永遠に不滅」という言葉が出てきましたが、 それどころかこれからもっともっと成長する───それを確信できるLiveでした。 彼らのLiveは滅多に観られるものではありませんが、数少ない機会を上手く活かして、また行きたいです! いや、絶対行く!近いところでやってくれたら

Live終了後は出口で記念品のクリアファイルとポスターを受け取り、物販コーナーで「Black Generation」と 悪のリストバンドを購入し、家路に就きました。無事に帰れたかどうかは当日の日記を御覧下さい。

ただ!Live自体は言うこと無しの完璧な出来だったのですが、 主催者の対応の悪さが響いて、それがLiveの評価を下げてしまったことは非常に残念です。まあ、それは別のお話。 ここでは割礼割愛します。


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