奥井雅美 spring tour 2006 "God Speed"

at Shibuya O-East on 2006.03.12


奥井雅美さん(以下、まっくん)のLIVEは、何年振りかパッと思い出せないくらい 久し振りでした。CDやラジオはチェックしてて、 昨年の公録でのミニLIVEにも参加しましたが LIVEは公演数が減ってしまったこともあり暫く行ってませんでした。 前日は京都でJ1観戦、この日も午前中は開港したばかりの神戸空港にいて (この辺は当日の日記を御覧ください) そこから会場に向かいました。私が着く頃には既に開場してました。

私のチケットの整理番号はB組の270番台。 A組が400、B組が300用意されてるらしく、それを考えるとステージからかなり後方。 でも以前も2階席のいちばん後ろの列でしたから、そういうのは別に気にしてません。 実際に私はいちばん後ろの壁際へ。ここなら荷物置いても邪魔になりませんし。 開演前に嬉しいハプニング。LIVEの諸注意を、何とまっくんが担当! 開演前から退屈させずに観客を惹き付けてくれるのはすごく良いことです。

さてほぼ定刻に会場は暗くなり、1曲目は最新アルバムのオープニング曲でもある 『wild cat』。続けて『SUBLIMINAL』も披露。 やっぱり生で歌うまっくんはかっこいい・・・。 「日本一男前な女性アーティスト」は何年経っても健在でした。 そして最初のMCへ。
「ようこそ、奥井雅美でございます!今日は(後ろの)メンバーじゃないですが(曲も) 新旧織り交ぜた構成になってます。」
というコメントから早速バックバンドのメンバー紹介。ここで特大のサプライズ。 サポートベーシストが満園庄太郎さんなんですよ! 満園さんといえばflowerやTWINZERでの活動を知ってる私にとっては 彼がまっくんと競演するなんて夢のような出来事でした。

「先ずはこの懐かしい曲からいきたいと思います」
というMCの後、初期の代表曲『輪舞-revolution-』に続きました。 そしてアニメ「これが私の御主人様」のOP曲『TRUST』と、 ファン以外にもお馴染みの曲とあって観客は序盤から大盛り上がりでした。 まっくんのヴォーカルもバックの演奏に劣ることなく パワー全開で飛ばしていきました。

LIVE中盤では大きな見せ場は2つ(LIVEから帰った直後からもう記憶が飛んでしまったので要点だけ書きます)。 新作アニメ「RAY THE ANIMATION」のOPにまっくんが、そしてEDに近江知永さんが起用されるとの発表がありました。 会場ではまっくんのOP曲に合わせて「RAY THE ANIMATION」のプロモ映像が公開されました。 それに引き続いて5月10日発売の新曲『zero-G-』へ。歪んだギターの音色がかっこいい曲で、 ニューアルバム収録の『Paradise Lost』を彷彿とさせました。 なお近江知永さんのED曲『夕凪』(まっくん作詞作曲プロデュース)も同時発売だそうです。

もうひとつの見せ場、それはゲストコーナー。 まっくんの誕生日LIVEには過去にも松村香澄さんや林原めぐみさんがゲスト出演していましたが、 今回のゲストは栗林みな実さん!かつて林原さんとまっくんが競演したとき披露されたという『Get along』を 振り付けも再現しつつ歌ってくれました。さらにもう1曲、みな実さんお気に入りの『MASK』も。 2曲でみな実さんの出番は終わりましたがアニソン好きにとってはこれ以上ないくらい強烈なコラボレーションでした。

これまででも十分にまっくんのステージの熱さが堪能できる時間でしたが、この後はファンにはお馴染みの タオル曲&扇子曲。扇子曲ってのが私は初めてでしたが、曲に合わせてファンが扇子を振る曲だそうで、 曲前にまっくんによる講習会が開かれました。タイトルは『燃えよ!Generation』。まっくんは
「これが出来たときはもっとかっこいい曲になると思ってただろうけど こういうの(扇子曲)になるとは思わなかったよね」
と、作曲者のMACARONI☆さんのほうを向いて。扇子のあとはタオルも、という流れかどうかは知りませんが 『Never die』も披露されました。そして最後は最新アルバムからの『Paradise Lost』

アンコールで再び登場したまっくん。1曲目はステージ中央に置かれた椅子に座り、コンガをセット。 ところがなかなか演奏始まらず。
「これを挟むポジションがあるんですよ。場所が悪いとずり落ちちゃう」
ということで暫し調整の後、アルバム『DEVOTION』収録曲『空に架ける橋』のアコースティックバージョンが 披露されました。ラスト1曲はこれしかない、というくらいLIVEの最後の曲として定着した『SHUFFLE』

数年振りながら素晴らしいLIVEを体験したにも関わらず、その素晴らしさをあまりお伝えできないのが悔しいです。 それと同時に、ファンが減っているからなのか、LIVEの公演数や規模も縮小傾向にあるのは ファンとしては納得いかないですね。去年今年とアニソンを担当する機会が増えてますし今年は飛躍の年になり得るか?


Back