okui,masami concert tour 2002−crossroad−

at 中野サンプラザ on 2002.10.26


注:以下のReportは全部自分で書いてますので途中で別のキャラが入ることはありません(笑)

奥井雅美さん(以下、まっくん)のLiveには約1年振り。会場も時期も同じです。 翌日にこれがあるので どちらに行くべきか悩みましたが、当日中に帰れないと困るので、こちらを選びました。 それに、確かめたいことがあったんです。前回のツアーは7公演だったのに、今年は半分以下の3公演。それに まっくんのファンページなどを見てると、ファンを辞めてしまった人もいるほど。本当にまっくんのファンは減ったのか・・・? そしてLiveの質は落ちているのか・・・?今回はそれを確認するための参加でもあります。
話を戻しましょう。 気温も低くなり秋風も冷たく感じられるようになった2002年10月26日、私が東京に着くと(この辺の経路は当日の日記を御覧下さい) 外は雨。それも、強く降っていて止みそうにありませんでした。この雨が私のせいなのか、それともまっくんのせいなのかは わかりませんでしたが(笑)会場に着く頃には雨は止んでいました。会場に着いたのは17:00頃。既に辺りは暗闇に包まれてました。 30分後に開場し、中に入った私はすぐにツアーグッズであるツアーパンフとタオルを購入。合計5500円の痛い出費でした(泣)。 でも、まっくんは自分のラジオで「Liveでの心得は?」というリスナーからのはがきに対し「タオル」と答えてましたからね、 タオルはまっくんのLiveでは必需品です!さらに私は昨年のツアーで買ったDEVOTIONのTシャツも着用。

開演時刻から15分遅れでスクリーンにまっくんの映像が映し出されます。内容は、まっくんが部屋から外に出て、 街を歩くもの。そして街頭のSEに続いて・・・ギターを手にしたまっくんとバックバンド"be-show"の皆さんが現れ 『ラブロケット ni なって』のイントロが!ずっと待ちつづけていた瞬間です。 続けて『君と僕にできること』と、ニューアルバム『crossroad』収録曲2曲が最初に披露されました。 もうこの時点で私は泣いてましたね。以後もずっと泣きっぱなしでした。ステージを観て感動できるLiveは良いです! 最初のMCではまっくんからの挨拶、それにやはり雨の話題(笑)。雨女って言われなくてよかったですね(爆)。 MCを挟んだ後は『DEPORTATION〜but, never too late〜』。前回のツアーで最後に披露された曲なのですが、 今回は早くもこの曲が!重厚なギターサウンドを十分に堪能できました!こういう曲は大好きなんで嬉しいです。

ニューアルバム収録曲の『NECESSARY』を歌い終えたところで次のMC。
「1stアルバムに入ってる曲で『Energy』という曲なんですが、この曲大好きですっていうお手紙とか頂いてたので 今回Liveでやることになりました。 ただ、そのままのアレンジだとこのバンド(be-show)には合わないので、 ギターの加納くんを中心にリアレンジをしました。」
と言って1stアルバム『Gyuu』収録曲から『Energy』、ニューアルバムから『be free』を披露。 『Energy』は聴いたことない曲でしたが、かなり盛り上がれる曲でしたね。今後のLiveでも人気曲になりそうです。 『be free』では感想のラップ部分で謎の人が参加。あとでラジオで公表されるそうです(笑)。

一旦まっくんがステージから退却、ステージ上のスクリーンには再び映像が。戦争をイメージさせる映像と 「THIS SONG IS FOR ALL PEOPLE」(ちょっと曖昧)の文字が映し出され、ステージにはコーラスの子供たちが。 それに続いてまっくんが現れ、テロ・戦争・殺人事件などを歌った『mission』 子供たちが退却したあとは環境問題を歌った『spirit of the globe』の2曲が披露されました。 この2曲は、今地球上で生きている人たちへのメッセージが込められているのでしょう。

MCでは、今回映像を取り入れたステージについて
「映像使ったものをやりたいと思ってたので お願いして撮影してもらいました。手作りな感じがあると思うのですが・・・」
と話していました。 そして次はバラードコーナー。アルバムでも中盤にバラード曲が収録されていますが、今回はツアーでも同じような構成になっています。
「コーラスの大友ジュンくん(まっくんの後輩)のLiveに行ったとき彼の曲で『I miss you』という曲があって、 それを気に入ったのでアルバムに入れたいと頼んで、タイトルと歌詞を変えて収録しました。」
というエピソードに続いて『stillness』『strawberry fields』を披露。それにこの日のLiveでは 懐かしいウテナの曲『時に愛は』も!ひそかに私の好きな曲のひとつだったりします。 アップテンポの激しい曲が多いと認識されていますが、 ちゃんとLiveを「観せる」「聴かせる」ことができるのも、まっくんの魅力だと思います。

バラードコーナー後のMCでは、オフィシャルページにも書いてましたが、 ツアー前に声帯炎症になった話を。
「この東京公演の前に病院に言ったら大丈夫だと言われたのでそれで安心して無理しちゃうんじゃないかと・・・」
と言った後は「ここから最後までは飛ばしていきます!」の言葉と共に最新シングル曲『HAPPY PLACE』、 続けてメンバー紹介と共に過去のシングル曲『labyrinth』『CUTIE』の2曲が! 特にこれらはずっとLiveで聴きたいと思っていながら なかなかその機会に恵まれなかったので、このLiveで聴けたときは本当に嬉しかったです。しかもLive用の別バージョン。 まっくんのLiveを選んだ甲斐ありました!思う存分跳ね、叫びまくりましたね(笑)。 ギタリスト2人のソロコーナーから続いてはニューアルバムから『high high high』。 テンポの速い、ストレートなロックナンバー。ラジオCMでも流れていたのですっかり耳に馴染んだ曲です(笑)。 そしてMCで観客にタオルを用意するように呼びかけ、『Shuffle』で会場は最高潮の熱気に! 私を含めみんなタオルを手にして放り投げる、まっくんのLive独特の光景が見れました。 やはり、まっくんのLiveにタオルは必需品ですよ! とは言っても必ずしもタオルが必要なわけではなく、タオルなしでも構いませんし、家から自分のタオルを持って来ても いいわけです(笑)。『Shuffle』を歌い終えると、まっくん&be-showの皆さんはステージから退却。 「これで最後」とは言わないんですね・・・。

観客からのアンコールですぐにまっくん再登場。
「アンコールでこの曲か、と言われそうですが、この曲が好きっていう人は多いので」
と、披露されたのは『空にかける橋』でした。この曲、昨年のツアーで1曲目だった曲じゃないですか! 確かにこの曲がアンコールで披露されるとは意外でした。アンコールではもう1曲、
「この曲のイメージは眠れない夜に男の人が窓辺に腰掛け、ワンカップ大関片手に(笑)外をぼーっと眺めている光景」
と仰ってからアコースティックギターの音色のみでアルバム『crossroad』のラストナンバー『眠れない夜がくれたもの』 を披露。アルバムでは「エスカーゴ」の2人がギターを弾いているのですが、Liveでのゲスト出演はありませんでした。 歌い終えるとまっくんはステージから退却。

アンコールの最中、なかなか出てこないので、まさか本当に終わり・・・?と思いかけていたとき、まっくん登場!
「さっきのワンカップ大関(爆)でさよなら〜というのもいいんですが、やはりみんな楽しい曲が好きだと思うので 『トレイン』という曲を最後に歌って、それでまた来年、と・・・」
をい、ちょっと待って!「また来年」ってことは、もう今年はLiveやらないってことですよね!?それは寂しいですね・・・(泣)。 ラジオ「奥井雅美キッスキューブ」のテーマ曲でもある『トレイン』でLiveは終了しました。 私はこれ以上ないくらい叫んでました。最後の最後まで、Liveを体全体で楽しみました。 Live終了後は11月に発売されるミニアルバムから新曲が流れてきて、それを聴きながら客席を離れました。

本当にまっくんのファンが減ったかどうかはわかりませんが、私より前の席で空席がありました。FIFAみたいですね(爆)。 こんなことなら、私の席をもっと前にしてもらえれば・・・。今年は1階席だったので2階席の様子はわかりませんでした。 確か去年は2階席では横になって寝てる人もいました(実話)。私は今回のLive、満足できる内容だったと思ってます。 最高に楽しい時間を過ごせました。まっくん最高!! 観客も公演数も減ってますが、まだまだ来年以降も活躍が期待できるんじゃないでしょうか。 また、Live中は声を張り上げて、涙も流したので、心に溜まっていた苛立ちや不安は綺麗に解消されました。 精神的に崩れそうになったらLiveですね!!私はまっくんのLiveからパワーを貰いました。


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