岩坂士京ライブ1002〜てのひらの果実〜
at ON AIR WEST on 1998.11.13
岩坂さんにとっても私にとっても今日が初ライブ(生で岩坂さんを見るのは宇都宮のインストアイベント以来2度目だけど)。 さて、ON AIR WESTへと向かったわけですが、この日ライブがあったのは岩坂さんだけではありませんでした。 TWINZER(at ON AIR EAST)とLOWDOWN(at eggman)もこの日ライブが予定されてたんです。 よりによって好きな3アーティストのライブが同じ日に行われるなんて(泣)。でも私は岩坂さんを選びました。
開場時間を待っていると、隣にいた人がスタッフに『それぞれの扉を開いて』のCDを渡して何か頼んでいるような…。 そしてしばらくした後、戻ってきたCDのジャケットには何と!岩坂さんのサインが!! 「いいな〜」なんて思いつつも、こんなことならCD持ってくるんだったと、ちょっと後悔(笑)。 あと、会場入って思ったんですが、女性客のほうが多かったのは何故でしょう?
開演予定より少し遅れてステージ上に岩坂さんとバンドの皆さん登場。1曲目は、アルバム『てのひらの果実』 オープニングナンバー『涙のかたち』。スーツ姿でギターを弾きながら歌う岩坂さん。 そこに大音量で響いてくる切なげなサウンドと歌声に、思わず本当に涙が…。 その後『雨』『心の地図』と曲が披露され、1回目のMC。続いて2枚のアルバムから何曲か歌って (スミマセン、この辺よく覚えてなくて)次のMCではライブタイトルの「1002」について説明されてました。 デビューしてからライブの日(11/13)までの日数が1002日だそうな。また、岩坂さんは「それで、 そんな題名の映画ありましたよね、って言われて。そしたら2001年宇宙の旅だったんだけど(笑)」。 さらに「次に歌うこの曲も、その1002日の中で節目となった曲です」と言って歌ったのが『手紙』。 そういえば私が初めて買った岩坂さんのCDがこの『手紙』でした。 男の人が聴いてもグッときてしまうであろうこの曲、さすが岩坂さんと言わざるを得ないでしょう。
次のMCで岩坂さんは「デビュー前やってたバンドもON AIR WESTでライブやってました。 だから今日のこのライブは雪辱戦です」と語って『俺達だけのララバイ』を。この曲はそのとき歌っていたものらしいです。 私は昔の岩坂さんのことは知りません。でも現在(いま)の岩坂士京は間違いなく成長していて、 その証がこのステージなんだろうと聴いてて思いました。後日、岩坂さんはラジオで「『俺達だけのララバイ』 を歌ったとき、心の中では大泣きだった」と語ってました。
ライブの途中、メンバー紹介も兼ねた、バンドの皆さんのソロ・タイム。やっぱり、皆さんメチャメチャ上手いです。 彼らに支えられてこそ岩坂さんの歌の良さも生きてくるんだと、改めてレベルの高さに感心しちゃいました。 続けて岩坂さん、「どんな辛いことがあっても笑って忘れてしまおう、という曲です」と言い歌ったのは 『smile〜いっさいがっさい忘れたい〜』。曲の途中で岩坂さん「皆さんにも歌ってもらいます」と、 そう言ってまずはバンドの人達とのかけ合い。そして今度は観客とのかけ合いがしばらく続きました。 最高に楽しかった〜。これこそライブ!!またやってほしいです。こういうの。
ライブ後半では、岩坂さんは椅子に座りながら『赤いシグナルが変わらない』『太陽は知っている〜紅陽〜』 といったバラードを披露。この辺が岩坂さんの歌唱力の高さをうかがえるポイント!
さて、『硝子の路』を歌い終えた後、岩坂さんは「もう、次が最後の曲になります」と。 早いよ〜と思ってたところ、「ステーップ!!バーイ!!ステーップ!!」と叫んで本編のラストナンバー 『STEP BY STEP』へ。この調子で一歩一歩また次のライブへ、と大感激の中ライブは終了… しません(笑)。まだ聴き足りない!!と、アンコールにより岩坂さん&バンドの皆さん再登場。 ここで『この空にKissしたい』が披露され最高に盛り上がったところで最後は冬のバラード 『Melody Fair』で幕を閉じたのでした。