DEEN LIVE JOY Break 4〜Soul Inspiration〜
at 栃木県総合文化センター on 1999.09.22
DEENのライブについてのちょっとした個人的エピソードを・・・3年前(1996年)JOY Break 1で DEENがうちの近くに(近くといっても湯沢だけど)来たんです。しかし事情によりライブには行けなくて。 それ以来DEENのライブに行く機会がないまま3年が過ぎてしまいました。3年間待ち続けたこのライブ、 果たしてどんな内容になるのか・・・？
さて、どうでもいいような話をしたところで(殴)、9月22日、とにかく寒かったです。長袖じゃないと 過ごせません。雨も降っていて、なんだか季節が一気に冬になってしまったような感じでした。だがしかし！ 会場となった栃木県総合文化センターはライブを心待ちにしていたファンの熱気に包まれました。10分程 遅れてステージが照らし出されると・・・『A day in my life』を歌うメンバーの姿が。とてもキレイな コーラスを響かせてくれました。再びステージは暗転し、今度は爆発音とともに『瞳そらさないで』 へ。オーディエンスは立ち上がりライブの幕開けを存分に楽しんで・・・次の『Keep on Dancin’』 へと続きます。やはり大島康祐(SO−Fi)サウンドは良いですね。おなじみのシングル曲『ひとりじゃない』 『LOVE FOREVER』といったナンバーのほかに、今回のライブでは『いつか僕の腕の中へ』『love me』 などカップリング曲が聴けたのが嬉しかったです。DEENのカップリング曲は「隠れた名曲」と呼ぶに ふさわしい曲がたくさんありますからね。また、MCで池森さん(Vo)は「今までのツアーは新しいアルバムを 出して、それを引っさげてという形でしたが、今回はDEENのベストセレクションとして演ります。」 と語っていました。
続いては『sha・la・la・la〜I wish〜』『Crazy for you』『君さえいれば』をメドレー形式で 披露。そしてさらに11月3日リリースの未発表曲『MY LOVE』まで・・・。池森さんの優しく語り掛ける ような歌声に、観客全員が聴き入ってました。
ここからはツアーではおなじみのアコースティックコーナー・・・の前にMC。初めて来る宇都宮の 話で盛り上がってました。山根さん(Key)の父親が栃木出身だとか。山根さんにとって栃木とは第二の 故郷だそうです。さらに田川さん(G)はDEEN加入前、宇都宮でギターを教えていたというエピソードが！ そしてメンバーは栃木での学祭ライブ(1994年)の話をしてましたが・・・私はそのとき栃木にいなかった のでわかりません(泣)。アコースティックコーナーでは『夢のつづき〜Love in my dream〜』 『未来のために』『海の見える街〜Indigo days〜』が披露されました。どの曲もメンバーのコーラスが とても美しく印象的でした。
そのあとは『遠い遠い未来へ』『このまま君だけを奪い去りたい』『夢であるように』といったミディアムテンポ のナンバーが続きましたが、終盤はライブ用アレンジが施された『Memories』や、観客全員で熱唱した 『眠ったままの情熱』のように勢いのある曲が演奏されました。ライブもそろそろ終わりか・・・と 思いかけたところで池森さん「最後にこの曲を歌います。」と言って『永遠をあずけてくれ』を・・・ ちょっと早めのクリスマスソングでした。
アンコールに続いてメンバーが・・・なかなか出てこない！まさか本当に終わり？と誰もが思っていた であろうその時！『果てない世界へ』のイントロが流れ、アンコールは歓声になりました。次の曲 『Burning my soul』はコーラス部分を観客が担当。とても楽しかったです。ぜひまたやってほしいですね。 「これこそライブ！」と思いました。そしてアンコールで必ず歌われる曲といえば・・・『翼を広げて』。 思わず泣いてしまいました。本当に感動的なステージでしたからね・・・。最後のMCでは池森さん、 「2000年なんていうのは遠い未来のことだと思ってたんですが・・・もうすぐそこですね。」 「皆さんと一緒に2000年、21世紀を過ごしていきたいです。」と言ってラストナンバー 『銀色の夢〜All over the world〜』（アコースティックバージョン）が披露されました。
ライブ中のMCで・・・確か宇津本さん(Ds)だったか・・・言ってた言葉「このライブで得たものが あれば、ぜひそれを持ち帰ってほしい。」がこれを書いている私にとって重要なフレーズになりました。 DEENの曲によってまたひとつの夢を手にすることができたような気がします。そして、DEENがライブで 魅せるバンドであることを認識。メンバーも言ってたとおり、今日9月22日は最高の日になりました。