DEEN ONE DAY LIVE -END of SUMMER-
at よみうりランド on 2004.08.28
DEEN初の野外Liveは行けるかどうか直前までわからなかったので当日券狙いでした。 入り口でLiveチケットを購入し、直ちによみうりランド内へ。 会場に着くまでの行程は日記を御覧頂くとして・・・この日の最大の関門は天気でした。 台風が近付いていましたから、会場に入った時点で既に雨が降ってました。 開場は16:00から。既に長い長い行列が出来ていました。 会場内は傘が使えないとのことなので(そういうことは家を出る前に教えてほしかったです) 売店でレインコートを買って、16:40頃に中に入りました。
雨のせいか、ステージのセッティングも遅れていて、開演は15分遅れ。 結構雨が強かったにも関わらず 客席の上段まで観客がびっしりと入っていたのだから凄いです。 ステージにも雨は入ってくるでしょうし、楽器大丈夫なんだろうか・・・と心配していたところ、 ステージに公ちゃん・巨匠が登場し、1曲目『レールのない空へ』のイントロが! 雨のせいなのか、公ちゃんのキーボードのリズムが少々崩れていましたが・・・ やがて巨匠のギターも加わり、イントロに合わせて秀ちゃん登場! DEEN3人揃ったところを観るのは「'need love」ツアーの頃だから・・・4年振りかー。 雨でステージが観辛かったんですが音はしっかり聞こえました!
間髪入れず、お馴染みのシングル曲『瞳そらさないで』 『SUNSHINE ON SUMMER TIME』を披露。夏の野外だから夏の曲が多いだろうとは 予想してましたが、まさかシングルのカップリング曲でもある 『Summer Breeze』『Paradise』も披露してくれるとは!
最初から立て続けに曲を披露したところで、MC。
秀ちゃん「しかしこの光景、ステージから見ると凄まじいものがありますね。
この合羽集団・・・合羽でいいんですよね?」
公ちゃん「レインコート」
秀ちゃん「ああ、レインコートか。オシャレな呼び方だ(会場爆笑)」
DEEN初の野外Live、中止になるのだけは避けたかった、というコメントを残して水を飲んだ秀ちゃんのあとは
公ちゃん「はい、ということでね・・・」
と、公ちゃんにバトンタッチ。
公ちゃん「見てください、ここジェットコースターも通ってるんですよ!
あとは・・・・・・そんなところです(会場爆笑)」
秀ちゃんのMCが長い、というツッコミからさっさと曲へ。
MC後はこれも夏の曲『Blue eyes』、そしてLiveでは欠かせない
『このまま君だけを奪い去りたい』と、バラード2曲が続きました。
当然この野外でも、恒例のアコースティックコーナーはありました。 Live初披露となる『君がいない夏』、そしてニューアルバム「ROAD CRUISIN'」から 『遠い日のシャボン玉』を披露してくれました。ちょうど外は暗闇に包まれ、 辺りに漂うのは冷たい風と、やさしい音色だけという最高のシチュエーション! この2曲は本当に夏の野外に相応しい選曲でした。
アコースティックコーナーの中でメンバー紹介。
巨匠の紹介のところで、去年DEENが挙げた3つの豊富について触れられました。
巨匠「まずひとつが、『君のままで2』(『君のままで』はDEEN出演の映画)・・・」
秀ちゃん「またやるんかい(笑)!」
巨匠「精鋭執筆中なんですが、あと4ヶ月で撮影というのはさすがにきついので(笑)。
次が、池森秀一ティモテのCMに出演(会場爆笑)」
秀ちゃん「いや、ティモテ今ないから!」
巨匠「じゃあ、あれ、オロナミンC。上戸彩ちゃんがジャガイモを持ってきて、
池森秀一が英語で"Thank you"と(会場爆笑)。3つめに、山根公路ソロプロジェクト始動。」
公ちゃんのソロは来年春には届けられるそうです。リーダーファンもこれで安心ですね(意味不明)。
続いては、DEENの今年を振り返るという企画も。 先ず韓国でのLive。韓国で日本の音楽が解禁になり、初めて単独でLiveを行った 日本のアーティストがDEENなのだそうです。会場からは一際大きな拍手が。 そして東京ヴェルディの応援歌制作、スタジアムでのLiveに続いて、 巨匠のソロ。Sonic Trickなるバンド活動や、ソロでのツアーなどがあったそうなのですが、 私は全然知りませんでした・・・。あと今年は夏に動こうということで 夏に出したアルバムの話をして、ニューアルバムからも早速 『OCEAN』『明日へのOFF ROAD』『ミラクルボーイ!!』を披露してくれました。 AOR風の曲に変わってしまっても、彼らの生音の素晴らしさは不変であることを実感。 雨の中来た甲斐がありました。
前回来たときはありませんでしたが、最近のツアー時には
公ちゃんと巨匠のソロコーナーもあるようで、この日の野外でもやってくれました。
ギターを手に、一人ステージの中央に来た公ちゃんが
「夏の終わりということでグループサウンド的なものをやってみようかと思って(笑)
新曲を作ってきました。」
「振り付けもあるんですよ。皆さんもやってみてください(リズムに合わせて実演中)
・・・恥ずかしいのでやっぱやめます(会場爆笑)」
ということでタイトルはわかりませんでしたが、公ちゃんのソロ曲が披露されました。
意外にも感情的で切ないギターを奏でることができるんですね。
ヴォーカルも素敵でしたし、CD化を切に望みます!
一方の巨匠は、アルバム『GROBAL GROOVE』収録曲『BYAKU-YA』でした。
琴や三味線の音が入る和のテイストの曲でしたが巨匠のギターは荒々しく、
私は弾けまくってました!しかしこの曲のイントロの反応・・・
ソロ曲までチェックしてる人とそうでない人との間で差がはっきり出ましたね(爆)。
巨匠のソロ曲のあとは再び3人が揃って、後半戦開始! Liveでの人気曲『ひとりじゃない』『眠ったままの情熱』で 会場は大盛り上がり!久し振りだったので振り付け忘れてるかなーと思ったら、 無意識のうちに体は動いてました(爆)。そしてニューアルバムからも Live向きの『Good Good Time!!』を披露してくれました。 このとき奇跡的にも雨は止んでいて、熱気も最高潮に。 本編最後は名バラード『MY LOVE』でした。
アンコールはお馴染みのイントロに手拍子・・・『STRONG SOUL』! この曲の終わりには秀ちゃん、巨匠、公ちゃんの順に次々とフリーキック(笑)。 私のところまでボールは飛んで来ませんでしたが シュートを外す秀ちゃんには笑いました。 MCでは、コーラス参加している女子サッカー代表メンバーに対するコメントも。 アンコールでも熱いLiveは続きました。 DEEN最大の代表曲のひとつである 『夢であるように』は ステージの照明が綺麗でした〜。歌詞も泣けますし、幻想的な別世界に迷い込んだような 感覚でした。そして曇っていて月は見えませんでしたがニューアルバム収録曲の 『月光の渚』も。曲の終わりのアカペラのリフレインが心地良かったです。 そして本当に最後の曲に・・・。
秀ちゃん「みんなとの最後をどんな風に迎えようか、考えに考え抜いた結果(笑)、
(サポートを入れた)5人と、そしてみんなで一緒に歌える曲を選びました。」
と話して、ステージ中央に楽器を手にしたメンバーが集まり、『Power of Love』の
南国風アコースティックバージョンで締めました。勿論「la la la ・・・・・・」の
部分は観客全員で合唱。歌い終えたあと再び3人が集まり、
「来月(JOY-Break 9で)会いましょう!」の挨拶でLiveは終了。
雨のせいで不完全燃焼でしたが、それでも夏の終わりを飾るに相応しいLiveとなったことは
間違いありません。でも夏の終わりにぴったりの『翼を広げて』はやってほしかったかな。
掲示板にも書いたとおり、彼ら3人はこのEND of SUMMERをシリーズ化したいそうです。 さだまさしや渡辺美里みたいに毎年恒例で野外Liveをやってくれたら嬉しいですね。