G P S
登山のナビゲーションとして、地理院地図、コンパス、高度計を長年使ってきたがこれだけで進路を判断するのは難しく、道迷いに陥り、冷汗をかいたことが何度かある。安全弁としてGPSを欲しいと思うことはあり、妻からも勧められていたが、ガーミンなど外国製GPSは高価でかさばり、使いこなせるか不安もあり、購入に踏み切れずにいた。その後、スマホが普及、登山にスマホのGPSを利用する人が増えていることは知っていたが、スマホ自体に必要性を感じることがなく、周囲のほとんどがスマホを持つようになってようやくスマホを購入した。その後もスマホを活用することは少なく、使い方に習熟しないままにきた。そんな中で、2023年6月、三室山から竹呂山へ縦走した際、出会った男性からヤマップGPSの便利さをスマホ画面を示しながら説明された。山行中いつも携行しているスマホで簡単に無料で利用できることから興味を持った。すぐに活用することはなかったが2か月後、砥峰に登った際、使ってみた。自分の現在地が詳細な地図上に刻々と表示され、コースアウトを回避でき、その便利さを実感した。以降、進路判断が難しそうな山では利用してきたが次のような問題点がある。①有料であれば無制限に地図をダウンロードできるが無料では回数制限がある。ヤマップは以前月2回だったがその後月1回になったため、月2回利用できるヤマレコも利用するようにし、合わせて月3回まで利用できている。ヤマップとヤマレコを比べると、ヤマップの方が利用しやすい。ヤマレコは軌跡表示のジグザグは目立ち、精度が低いのか。②スマホが正常に動かないと利用できない。一番はバッテリーの問題。GPS画像を見ないときは電源OFFにしていても普段より消費が早く、6時間程しか持たず(ヤマップの方が早いように感じる.)、予備バッテリーが不可欠。先日3月に残雪の金糞岳に登った際、充電しようとして予備バッテリーの残量がなくなっており愕然とした。前日、横山岳に登った際、地図とコンパスを紛失、スマホしか頼れず、バッテリーで充電した際、使い切ったよう。予備バッテリーの容量は2回充電分あると安心していたが寒さで容量が低下していたのかと思う。結果的には先行者の足跡が多く、迷わずに済んだが。③スマホGPS頼りになって、地図やコンパスを活用し、自身で判断することをしなくなり、自身のナビゲーション能力が低下する。④未知のコースをたどる不安とワクワク感といった冒険の楽しさみたいなものが薄れる。こういった問題点はあるが、登山道や道標が未整備で進路判断が難しそうな場合、スマホGPSの利用が無難。もちろん、地理院地図、コンパスの携帯は前提。⇒トップページ