善坊山西尾根
笠松山、善坊山の山並みの展望の良いベテラン向きコース 兵庫県姫路市
2009年1月25日(日)晴 12:40尾根西端→13:20227m三角点→14:40尾根分岐→15:15尾根西端
一昨年、善防山、笠松山を周回、今回は「低山ワールドを楽しむ」紹介の本コースへ。神谷ダム湖畔の藤ノ木山から
下山後、すぐ東方の本尾根へ。駐車場と登山口のある古法華寺側から登るか迷うが、ガイド本と同じく尾根西端から
取り付くことに。県道81号から372号を南下、古法華寺への分岐を過ぎてすぐ自販機コーナー脇に駐車スペースあり。
尾根西端を少し回り込み、タメ池の左端から尾根に取り付く。一面のブッシュに難渋。227m三角点ピークを遠くに見上げ、
引き返そうかと思うが、何とか進路を探りながら登る。できるだけ露岩の方へ進むが、急傾斜の露岩を四つんばいで
登るのも怖い。振り返ると、西方の展望が開けている。途中からテープとかすかな踏み分けが現れ、進みやすくなる。
見下ろすと、露岩が多く、もっとブッシュの少ない取り付き点があったようだ。難渋の末、尾根西端、三角点ピークに
抜け出る。本コースの難所は、ここまで。この先、長い尾根歩きが続くが、不明瞭ながら踏み跡が続き、尾根も明瞭、
ブッシュもひどくはなく、慎重に踏み跡をたどればよい。前方、大柳ダム湖を中心に笠松山、善防山の連なりが展開
。展望は悪くないが、尾根上、低潅木とシダの密生に覆われ、期待の露岩帯はほとんどなく面白味がない。
アップダウンを繰り返しながら進む。予想以上に遠く長い尾根、いささか辟易。とりあえず前回通過した所まで目指す。
154mピークから大きく下り、急斜面を登り返す。ようやく露岩の尾根が現れる。振り返ると、これまで進んできた
尾根の連なりを一望。登り切ると、善防山と直結する西尾根。前回通過しており、ダム湖へ明瞭な道を下る。
なだらかな露岩の尾根歩きを楽しみ、快速で下り切る。雪のチラつき始めた中、湖岸道路をたどり、駐車点へ戻る。
善防山〜笠松山の露岩の周回路はお勧めだが、本コースは露岩の面白味は薄く、お勧めできない。⇒トップページへ