座頭谷

昨日とは対照的な温暖な晴天。今年最後の山行、無難なコースへ。宝塚発9:15のバスに乗る。ハイカーは少なく、
知るべ岩下車は自分の他、女性一人。太多田川にかかる万里の長城のような立派な橋を渡る。登山地図には、
蓬莱峡への周回コースが記されているが、道はなく、岩峰へ向い谷筋を適当に進む。前回それ程難渋せず、
岩峰前に出たが、コース取りに失敗、ヤブに難渋した上、岩峰基部を這い登る。落石が怖い。堰堤をかわしながら
座頭谷へ戻る。渓流沿いの道をたどれば良いのに、浅い渓流の中、連続する堰堤を越えながら進もうとして労する。
後続の女性にも迷惑をかける。ただ、昔の石積み堰堤は風情がある。大堰堤までは渓流沿いの道を進むのが良い。
大堰堤から広河原に下りる。幾筋にも水流があるが浅く、石ゴロゴロの河原を気ままに進める。少し進むと、
ハイライトの岩峰群が見える。近づくにつれ迫力が増す。谷の両側に展開。テープに従い山道に入り、
谷を詰めるように進んだ後、尾根へ急登。樹林越し、岩峰群の見納め。程なくハニー農園裏の広い道に出る。
農園前の車道を少し下り、カーブNo.2地点からテープに従い山道へ。潅木林の静かな良いコース。急な登りを経て、
笹原の植林帯を抜け、全山縦走路に合流。大平山三角点を経て大谷乗越へ。この先、暖傾斜の歩きやすい平坦路、
潅木林のプロムナード、気持ちよいコース。ハイカーの多いコースだが、男性２人とすれ違っただけ。岩倉山の先から
北東へ延びる長い尾根、生瀬への道標あり下れそう。深く溝状にえぐれた路を抜け、塩尾寺着。⇒トップページへ