潅木林の尾根歩きと展望を楽しめる向山へ縦走 ゆずるはやま 594m 兵庫県丹波市

ガイド本を見て惹かれていた縦走コースへ。路面凍結を心配しながら舞鶴若狭道:篠山口ICから国道176号を北上、
柏原(かいばら)藩陣屋跡へ右折、駐車場所が見つからず。町中から要所に登山口への道標あり、親切。
最後の人家の先、墓地脇の空地に駐車。道標に従い小川沿いに進み、2つ目の小橋を渡り、山道へ。
谷筋を詰めるように植林帯の急斜面を登る。30分で尾根上に出る。尾根の南西端(崇広小)からも登れるようだ。
潅木林の中を登る。山頂手前、西方の展望が開け、石戸山〜高見城山の連なり。反射板跡地から水平に東進、
広い平坦な山頂着。山頂標示がないと分からない。樹林中、展望なし。社あり。南東、金山まで縦走できるようだ。
少し戻り、北への尾根入口を探す。道標はないがすぐに分かる。大谷坂鞍部を経て、立派な三角点のある権現山着。
山頂から少し西進後、北進、転換点が分かりづらく、要注意!小さなアップダウンを繰り返しながら潅木の尾根を進む。
樹林越し切り立った三尾山と秀麗な黒頭峰が見える。棚原峠を経て、10:40梅境567m点着。野村峠から登り返し、
清水山への分岐着。ガイド本では清水山へ縦走するが、向山へ。譲葉山〜野村峠の間は、要所に道標があるが
道中の目印は少なく、要注意。向山の登山道には、点々と小道標があり、安心して歩ける。
岩稜の展望台や樹林の切れ間があり、展望も良い。東方、妙高山の山襞の広がりが美しい。
北側、城山〜千丈寺山〜五大山の連なり。西方、篠ヶ峰、南西、笠形山を遠望。潅木林の中、
「五の山」から「二の山」へ順にピークをたどる。最後の下りは急傾斜、乾いた落ち葉が積もり、すべりやすく、難渋。
観音堂に降り立つ。集落を抜け、長い国道歩きを覚悟していたが、町に入ると落ち着いた城下町の風情が良い。
八幡神社に駐車場あり。天然記念物のケヤキの古木(マンホールの絵柄になっている)を見て、駐車場所へ戻る。
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20081220)晴 8:35登山口→9:40山頂→12:00向山→13:25登山口→14:25譲葉山登山口