展望が素晴らしく、稜線上の趣も良い若狭の名峰 ゆらがたけ 640m 京都府宮津市

201158日()晴 11:45国民宿舎登山口→12:40東西峰分岐→12:55西峰→13:25東峰→14:35登山口

丹後半島の依遅ヶ尾山から下山後、往路を引き返す。幸い天気好転!若狭らしい景観の海岸道路を快走、
国民宿舎への道標に従い枝道へ。国民宿舎駐車場は無断で停めれそうになく、少し下の小屋脇の空き地に駐車。
国民宿舎前の車道を登ると、すぐに車道が切れ、山道入口。案内小屋に各種パンフや登山証明書まで置いてある。
登山口の大看板あり。歩き込まれた道、1合毎の道標があり、よく整備されている。稜線上に出るまで山腹の直登、
全般に急傾斜、特に後半、厳しい。展望のない植林中の登りが続く。途中、伐採工事中、無粋な林道に重機がある。
水場への道標「一杯水」の方へ進まずに登ると、稜線の東西峰分岐点に出る。西峰へ。一転、楽チン平坦路になる。
沿道、自然林だが趣は余り良くない。途中、自然観察路や休憩舎、動植物の説明板が整備されているが余計では。
程なく山頂着。稜線上の高みといった感じ。立派な案内板あり。若狭の入り組んだ海岸や天橋立、丹後の山並みを
展望できるが期待した程ではない。2グループが登山談義に興じており、山頂手前にある絶景ポイントで休憩。
絶景という程ではない。ガッカリして分岐点へ戻り、東峰へ。趣の良い樹林帯を登ると、遮るもののない山頂に出る。
若い男女が自炊中。石の社のある石垣上に立つと、360度の大展望!モヤモヤした気分が一変に晴れる。
眼下に若狭の海岸、薄いシルエットの鋭鋒は若狭の名峰:青葉山か。西方眼前、新緑の赤岩山、
その後方、大江山。南東に伸びる尾根の新緑に惹かれ、南東へ下ってみるが、道は南西へ下っており、
縦走路が見当たらない。ガイド本の中には、東峰山頂と三角点のある585mピークを混同している。大展望に満足し、
下山。花は少ないがスミレが群生。下山時、植林帯で進路を間違えやすいので要注意。⇒トップページ