雪 野 山

近江の田園風景の中に立つ古墳の山 ゆきのやま 308m 滋賀県蒲生郡竜王町

201152日()晴 8:50龍王寺前駐車場→9:35山頂→10:20雪野山トンネル口→10:40駐車場

連休中日の平日、車の渋滞がないことを期待し、車で遠出。琵琶湖西の比良山には何度も出かけているが、
湖東の低山は未踏。かねて登りたかった本山と繖山・安土山を目指す。晴天だが六甲山がぼんやりとしか見えない。
渋滞はなく、名神高速:竜王ICで降り、妹背の里への道標に従い走り、龍王寺手前の広い駐車場に止める。
眼前、新録の小山が本山。一帯、春めいたのどかな田園風景。まだ桜が満開。空身にスニーカーで出発。
龍王寺前を過ぎると、登山口道標が次々に現れる。複数のコースがあり、下調べしていないと、コースミスしやすい。
ガイド本にある大岩コースは、手前の登山口を見送り、野寺城跡へ向かって、イノシシ除けのゲートを開けて進む。
木段を登ると、程なく尾根突端の大岩上に出る。近江の田園風景や繖山などの山並みの展望が開けるが、
薄ぼんやりとしか見えない。展望を楽しみにしていただけにガッカリ。自分の心がけの悪さを悔やむが、帰宅後、
ニュースで黄砂がひどかったと聞く。不運!明るく開けた雑林の尾根を進み、程なく平坦な山頂広場着。
山頂部にあった古墳の案内板あり。縦走路への道標がなく、龍王寺側へ下山しそうになるが、広場から北へ進むと、
尾根が伸びている。尾根上、断続的に展望が開けるが、山麓の田園風景しか見えない。下山路が複数現れるが
見送って進む。277mピークから急傾斜を下り、鞍部の林道に降り立つ。ハイキング道標は林道を下る方向を指し、
尾根道は安吉山縦走コースとある。林道を下るが、地図にある寺が現れず、引き返す。縦走路を進むと、東屋あり。
さらに進むが進路が不安。結局、林道へ引き返し、下山。雪野山トンネル口脇に出て、コースミスに気づく。
ガイド本では、東屋から北上、浄土寺参道を下山する。優美な山名は、近江の雪景色を読んだ和泉式部の歌に由来。
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