200586()晴 8:15真狩登山口→13:15山頂→16:45登山口

真狩コースがお勧めの道央の最高峰 しりべしやま 1898m 虻田郡真狩村

6月に比羅夫コースから登ったが、天気に恵まれず、メインルートから再挑戦。
いつも新しい山にチャレンジしたいのだが、職場の若者に誘われ、再度のチャレンジ。6時過ぎ発。
国道230号から道道66号へ。雲一つない快晴。本山が秀麗な全容を見せ、今日こそはと気がはやる。
道路沿いに登山口看板があるが見落としやすい。山側へまっすぐ進み、広い登山者用駐車場着。
少し進むと登山口。整然とした樹林帯の中を進む。3合目あたりまで緩やかな歩きやすい登り。
舞鶴草も花を落とし、宝石のような輝きの実を初めて見る。可憐な白花とはまた違った美しさ。
快晴を喜んでいたが、日差しが厳しく、風もなく、暑さとの戦い。合目標示が出てくるのを待つように休憩。
4合目あたりで樹林帯を抜け、ようやく風が当たるようになる。ダケカンバの樹林が美しい。
山腹の笹原と樹林が日差しに輝いている。山麓の平野の後方に昆布岳の尖り。沿道、黄花が続く。
次第に傾斜が厳しくなり、6合目から8合目までが正念場。暑さでフラフラ、足もけだるい。
汗ぐっしょりのタオルを頭からかぶり、忍の一字で黙々登る。早々に降りてくる人が数人。
8合目から山腹を巻くように緩傾斜となる。イワブクロの群生が目立ち始めるが、盛りを過ぎている。
2リットル持参の飲み物が不足しそう、避難小屋で入手しようと寄るが無人。非常用の雨水を借用。
小屋手前の斜面にエゾカンゾウの群生! 9合目で連れの若者が腰痛で登頂を断念、先に下山。
火口までの登り、火口から山頂までの岩場の難路がまだかまだかと長く感じられる。
ガスが湧いて、前回同様、視界を閉ざされる。花の盛りも過ぎ、岩袋と岩ギキョウがある程度。
山頂に三角点がなく、他の登山者に聞いて、火口沿いに進んだかなり先に発見。
火口沿いの周回路は趣があり、お勧め。山頂へは、時計回りの方が岩場がなく楽。いずれ周回がよい。
子釜、母釜を見て、旧小屋跡手前に千島フウロの群生帯。火口からの下山時、小屋辺りの景色が良い。
一本調子の登りが続く比羅夫コースと比べ、ルートに変化のある本コースの方が気持ちよく歩ける。
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