余 市 岳

200553日()晴 9:00ゴンドラ山頂駅→10:40山頂→12:20山頂駅

ゴンドラ利用で簡単に登れた札幌一の高峰 よいちだけ 1488m 余市郡赤井川村

7:00自宅発。札樽道を小樽ICで降り、国道393号を快走。8時過ぎにマウンテンホテル着。
ガイドブックでは、さらに林道を走るが、除雪されているのはここまで。
林道を歩くか迷うが、林道の状態が分からず、ゴンドラ利用。往復1500円、楽チン度を考えると安い。
山頂駅を出ると、眼前に純白の余市岳。山頂までのルートが一望できる。
数人の山スキーの先行者について、広々した雪原の稜線を適当に進む。雪は締まっており、歩きやすい。
雪面に雲母のような薄い氷の膜が張り、きれい。しばらく単調な歩き。
見晴台に達すると、南岳の鋭鋒や無意根山が眼前に展開。
鞍部へ下り、山頂への急な登りにかかる。振り返るのが怖いような雪の急斜面を息を切らせながら登る。
ほどなく傾斜が緩やかになり、いい気分で進むと、左手に標識らしきものが見える。
ガイドにあるケルンと観音像。富士山そっくりの名峰:羊蹄山が姿を見せる。
尻別岳やニセコの山々も見える。山頂付近は、雪が浅いのか、ハイマツが露出している。
少し移動し山頂に立つ。360度の展望に満足。
下山は、スキーヤーほどの爽快感はないものの、大空の下、遮るもののない広々とした雪原を気ままに下るのは初体験、雪山ならではの独特の爽快感がある。登り怖かった急斜面も、軽快に下れる。
次々にスキーヤーが登ってくるが、登山者は一人も居らず、積雪期はスキーヤーの山。
山頂への急斜面を除くと、スキーのできない自分でも滑れそうな緩傾斜。
見晴台からホテルまで下山できそうな気もしたが、安全を期して、ゴンドラで下る。
出発時には空いていた駐車場が、車の行列ができるほどの満車。
スキーヤーだらけの中、唯一の登山者の自分がやや間抜けな感じ。トップページ