槍 ヶ 岳 |
27歳、初めてのアルプス行、大感動! やりがたけ 3180m 長野県松本市
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①1978年8月3日(木) 20:45自宅発→21:58JR新神戸駅発→23:55名古屋駅発→(急行寝台)→ ②4日(金) 曇✕雨 4:06松本着、4:26発→(松本電鉄)→4:49新島々着→(バス)→6:25上高地着→徳沢→15:30殺生ヒュッテ→16:00過槍ヶ岳山荘 ③5日(土) 晴 4:00過起床→4:15山頂4:45ご来光→6:00山荘発→西鎌尾根→奥丸山→槍平→16:00前新穂高温泉:笠山荘着 ④6日(日) 6:30起床、8:00発バス→10:45高山着、市内観光、18:00高山グリーンホテル着、夕食兼ね市内散策 ⑤7日(月) レンタサイクルで市内観光・買物後、11:48高山駅発→(特急)→名古屋駅→(新幹線)→16:40新神戸駅 |
①昼間、普段どおり勤務、残業して18:00帰宅(当時、兵庫県神戸市在住)。市場で山行用の食品購入。何とかバスに間に合う。寝台車が窮屈で周囲の登山客が騒がしかったが眠れる。②松本発の電車は登山客で満員。夜が明け気分浮き立つ。バスの車窓から一生懸命景色を眺め旅行気分、眠気を忘れる。上高地は雨、ターミナルは登山者であふれ、どうしてよいか分からず気が滅入る。とりあえずニッカーズボンとウール長袖シャツに着替え、徳沢への道を訊ねトボトボ出発。雨が上がり、気分も良くなり、軽装に替える。殺生ヒュッテ泊予定だったが先を急ぐ。槍ヶ岳山荘はすし詰めだが何とか横になれる。夕食後、隣の若者と仕事の話などし19時過ぎ就寝。寝付けなかったがいつしか寝込んで少し寝坊、あわてて出発。暗闇の中、風が吹きつけ、山頂への進路に迷うがランプに道標が浮き出す。夢中で登頂。ご来光がドラマティック、感激!写真を撮り下山。ゆっくり準備し出発。道標がなく見当で西鎌尾根へ。道標がなく不安だが中崎尾根へ。ブッシュがひどくびしょびしょに濡れるが高山植物が沢山咲いていたのが救い。低山同様のやぶ道をとぼとぼ歩き、ようやく奥丸山着。初めて人に会う。気の好いセミプロカメラマンでコーヒーをごちそうしてくれ、ペンタックスの交換レンズを貸してくれたり写真を撮ってくれたり親切に感激、道中の不快を忘れる。30分程話し、槍平へ下山。新穂高温泉へウンザリする長い道。重い登山靴が足に当たるようになり苦痛。宿着後、急ぎロープウエイ乗車、視界が悪く期待外れ。相部屋でカメラ好きの老人と同室。登山疲れで話すのがおっくう、23時ころ寝込む。これまでで一番良い旅だった。⇒トップページへ |